憧れの作家は人間じゃありませんでした(4) の商品レビュー
たぶんこうなるんだろうなぁと予想はしていましたが、それでも胸キュンに思わずニヤニヤしながら読み終わりました。 最終巻とありましたが、まだまだ物語としては読めそうっていうか、読みたい!と続編に期待してしまう…。そして高槻准教授のシリーズとリンクして進めていって頂きたいと熱烈に期待し...
たぶんこうなるんだろうなぁと予想はしていましたが、それでも胸キュンに思わずニヤニヤしながら読み終わりました。 最終巻とありましたが、まだまだ物語としては読めそうっていうか、読みたい!と続編に期待してしまう…。そして高槻准教授のシリーズとリンクして進めていって頂きたいと熱烈に期待してます。
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「吸血鬼審問会 - 映画館で寝落ちしないために -」 ルールを破りし者には。 人間と共に生きていくと決めたのであれば、個々の特性に対して規則を設けるのは当たり前のことなのではないか。 担当する作家以前に一人のファンだからこそ困ったのかもしれないが、描かれてもない内容を妄想しただけ...
「吸血鬼審問会 - 映画館で寝落ちしないために -」 ルールを破りし者には。 人間と共に生きていくと決めたのであれば、個々の特性に対して規則を設けるのは当たり前のことなのではないか。 担当する作家以前に一人のファンだからこそ困ったのかもしれないが、描かれてもない内容を妄想しただけでなく感情移入してしまうのは少し異常なことではないのか。 「『母』来訪 - そうして彼は人ではなくなったのです -」 突然やってきたのは。 何一つ連絡もなく人一倍テンション高く訪問されたら、驚きで思考回路は停止しそうな状態に陥りそうだよな。 何故あのタイミングまで誰にも語らず黙っていたのか分からないが、今回の訪問の本当の理由は共に行動しておらず急襲してきた弟に対する何かだったのかもしれないな。 「吸血鬼事件 - 時を止めてまで得たものとは -」 見えた未来を避ける為にも。 決まり事というのは何かがあったからこそ作られるものであり、興味本位で手を出してはいけないものだったろうな。 失いそうになって初めて気付いた時には既に手遅れなこともあるのだから、何事もない平穏なうちに知ることが出来たのなら焦らずとも想いを伝えるべきなのだろうな。
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シリーズ完結編。 ハッピーエンドでよかった。 御崎先生、やっぱり「輪舞曲」を書いて正解でしたね。 【extra】はこれまでの御崎先生の心のうちが綴られていて、少し涙してしまいました。 これで完結とは勿体ない。 御崎先生とあさひちゃんの今後についても知りたいです。
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最終巻! リアムが可哀想だった。想像をするとシルヴィアのことを恨みたくなる気持ちもわかる気がする。 禅の求めてた恋人はやっぱり、あさひでハッピーエンドでとても良かった。
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ロマンティックで現実的。コミカルさと生きていくことの悲しみ。1巻から一気に楽しみました。 山路が夏樹を評したある言葉で、この作家が大好きだと思いました。
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5年ぶりの刊行で完結巻。 吸血鬼は己の血を分け与えることによって同族を増やす。 遺伝ではなく元は人間であるために子供には行ってはいけないらしい。そこから起こる悲劇。 そして変わるあさひと禅の関係。 想像通りの結末ではあるけれど良かった。 異種族婚とか寿命差とか時間がずれていくなどの設定が大好物なので、番外編でもいいので彼らのその後をもう少し見てみたい。
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最終巻であるため若干の予定調和を感じるところがあり、急いで畳んだ印象は否めないが、登場人物たちが収まるところに収まったラストだったと思う。御崎を吸血鬼にした『母』やその従者、彼らを襲う者の設定が面白かったのと、御崎と日本で知り合った人物が明かされなかっただけに、あと一冊分くらいの話が欲しかった。4巻で終わってしまうのは惜しい作品と思った。
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大好きなシリーズの完結編。 あさひってば、そうだったの?! しかし、シルヴィアのキャラは強烈w アレックス、がんばれー。 禅があさひの血を飲んだことでの懲罰委員会の顛末、まさかのあれがそうくるとは思わなかったー。すごい。 しかし、最後まで1ミリも共感できなかったのが山路。 いつか...
大好きなシリーズの完結編。 あさひってば、そうだったの?! しかし、シルヴィアのキャラは強烈w アレックス、がんばれー。 禅があさひの血を飲んだことでの懲罰委員会の顛末、まさかのあれがそうくるとは思わなかったー。すごい。 しかし、最後まで1ミリも共感できなかったのが山路。 いつか、番外編で彼の内面を知ることもあったりなかったり? ともあれ、素敵な大団円で最高。
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とても続きを楽しみにしていた作品でした。この話が完結するまでに別の話が生まれ、ドラマ化されました。…正直に言います、一読者として。この終わり方であればこんなに寝かせる必要はありません。完結させてからドラマ化された話に言っても良かったと思います。寝かせた分、読者の期待値は上がります...
とても続きを楽しみにしていた作品でした。この話が完結するまでに別の話が生まれ、ドラマ化されました。…正直に言います、一読者として。この終わり方であればこんなに寝かせる必要はありません。完結させてからドラマ化された話に言っても良かったと思います。寝かせた分、読者の期待値は上がります。そのハードルを超えることはありませんでした、むしろ未完でもよかったレベルです。個人的には最終巻まで読まなければよかったと思う作品が増えました。ありがとうございました、最後に完結おめでとうございます。
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まさか5年経って完結巻を読めるとは! 奇跡は起きるのです、作中でも現実でも。 5年ぶりに再会できた皆様は相変わらずで。 特にあさひちゃんは変わらない、いつも通りの鬼編集。 夏樹くんや山路さんは全然久し振りな気がしないんですけど、何故ですかね。 めっちゃ最近どこかでお会いした気がするんですけどね、不思議ですね。 変わらないキャラがいる一方で、御崎先生の変わり様が……あさひちゃんに対する過保護っぷりが超加速しているんですけど。 うかれてましたね、先生。 先生とあさひちゃんの関係性をお約束・ご都合主義と片付けるのは簡単だが、王道を行くからこそ得られる感動も栄養分もある訳で。 3巻がああいう形で終わって、物語は一度あそこで閉じたと思われる状態のまま待つこと5年。 ビターなエンドで待たされたところからハッピーエンドに昇華されるのは、ファンとしてはたまらない展開。 最初読み終えたときはリアルに叫び声が出ました。 先生の最後の台詞がたまらないのです。 もう、ぐいっと行けよ、ぐいっと! 誰も文句は言わないよ! それくらい、ご褒美にもならない。 もらっとけ! ただこのエンドに辿り着くまでには、片付けなければならない問題もあって。 今回はまさかの先生の吸血鬼としての母が登場。 非常にお茶目(?)な方だけど、人間に対しては好意的な方とは限らないなと警戒していたら、全然そんなことなかった件。 寧ろあさひちゃんたち巻き込んで、日本での生活をエンジョイしてましたね。 あさひちゃんにも非常に好意的。 ゴーイングマイウェイな方でもあるが、間違いなく先生たちの味方だ。 ただ、持ってきた厄介ごとが大きかった。 本編最後の事件は、吸血鬼絡み。 吸血鬼の先生が出てくる話としては、まさに最終回にふさわしい相手。 しかも、相手は吸血鬼の「禁忌」事項に触れるお人だった。 ここでも映画でのネタが登場するのが、このシリーズらしさ。 この話を解決しないことには、先述の先生とあさひちゃんの関係性に浸れない。 事件としてはビターな感じに終わってしまうのは、致し方ない。 ただ先生が行動を起こすことに対しては起爆剤になったと思う。 先生は打ち明ける気はなかったのだ。 この巻ラストに収録されている先生視点の振り返り話から見ても分かる(これがまた最高のおまけだった) でも、「一緒にいられる」時間は有限だ。 限りある時間を、自分の望むままに使って何が悪い。 ある意味開き直りからの告白。 それに対するあさひちゃんの返しもまた……そう、それでこそあさひちゃん。 肝心の場面で締まらない二人だけど、そんな二人だからこそ追いかけてきてよかったと、5年越しのエンディングを見られてよかったと本当に思った。 やっぱり、ハッピーエンドの方が読者は嬉しい。 作中、あさひちゃんも言っていた通り、ハッピーエンドが読みたい。 きみたちのハッピーエンドなら、なおさら。 本当に最高の最終巻でした。 いつも通りの皆も、変わっていく皆も、どちらも愛おしい皆。 今度こそ物語はここで閉じるだろうが、ここから先の展開を覗くのは野暮というものだろう。 奇跡の恋人たちよ、幸せであれ! 夏樹くんと山路さんは、きっとこの先あっちでも出てくるでしょうしね。 寂しくは、ないのです、多分。
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