健康になる技術大全 の商品レビュー
最初にエビデンスの話をされたから書いてること全てを疑ってしまい、少し読むのに疲れた 良い事書いてるなーとは思いました
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参考になったこと。 ・野菜だけで385g、果物だけで400gくらいまでは、約80g食べることに、5~6%ほど死亡率が低くなる。 ・果物の摂取量が多い人ほど脳卒中や循環器等の病気の死亡率が低い。 ・豆の摂取が多い人ほど、循環器等による死亡率が低い。
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非常に興味深い本である。 論文などを書いたことのある人には非常に納得がいく内容である。エビデンスベーストからのインプリケーションは、たった1つと言う事はありえない。 アクションキューと言うワードは初めて聞いたが、非常に納得感と発見があったから今後に生かしていきたい。 特に興味深...
非常に興味深い本である。 論文などを書いたことのある人には非常に納得がいく内容である。エビデンスベーストからのインプリケーションは、たった1つと言う事はありえない。 アクションキューと言うワードは初めて聞いたが、非常に納得感と発見があったから今後に生かしていきたい。 特に興味深かったのは第2章、健康的な行動ができなくてもあなたがダメなわけじゃない。それと第3章、できるだけ苦労せずに良い習慣を身に付ける技術。そして第7章、ストレスに負けずに心を休める方法。第8章、感情が健康を作る。 特に後半はエビデンスベースの無味乾燥なものから1歩踏み込んで、行動経済学などを持ち出し、人間が合理的判断のみで生きのではなく、感情により行動してしまう側面もある生き物であることに言及し、無味乾燥なエビデンスベーストからヒューマンセントリックな感情ベースでの健康的な生き方について語っていて、とても良い構成だと感じた。高齢の母に送ろうと思う本である。
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普段いかにマスコミ情報に踊らされているのかと思い知らされました。テーマは多岐に渡るためすぐの実行は難しいところもありますが、個人的には食事、ストレスのところから着手してみたいと思いました。
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こういった健康系の本はいくつか読んできましたが、参考文献の多さに驚きました。 冒頭にあったエビデンスの重要性を体現されています。 ページ数は多いですが分かりやすく説明されていてとても読みやすかったですし、各章の最後にまとめがあるので振り返ることで自分が知りたいことを深く理解できま...
こういった健康系の本はいくつか読んできましたが、参考文献の多さに驚きました。 冒頭にあったエビデンスの重要性を体現されています。 ページ数は多いですが分かりやすく説明されていてとても読みやすかったですし、各章の最後にまとめがあるので振り返ることで自分が知りたいことを深く理解できます。 一度読んだだけでは覚えきれないので家に置いておきたいですね(わたしは図書館で借りたので返却せねば、、) お気に入りの箇所 現状維持バイアス: 人は現状を変えることを好まず、たとえ変えることが明らかに良いとわかっていても「変える=牛なう」と感じる生き物、何かを変えることで得る利益より失うことの可能性を大きいと感じ、それを避けようとする心理作用があります
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年齢を重ねるにつれて、健康であることの重要性を実感しています。 関連する書籍をこれまでも読んできたのですが、新しい知見が見出され、古い知見が否定されることもあるので、話題になった新作は読むようにしています。 この本は、題名に「大全」という文字が入っていることから、健康に関して網...
年齢を重ねるにつれて、健康であることの重要性を実感しています。 関連する書籍をこれまでも読んできたのですが、新しい知見が見出され、古い知見が否定されることもあるので、話題になった新作は読むようにしています。 この本は、題名に「大全」という文字が入っていることから、健康に関して網羅的に書かれているだろうと期待して、読んでみることにしました。 本書は全8章で、構成されています。 第1章は、エビデンスについて。 冒頭に「エビデンスのピラミッド」の図が掲載されています。 健康についての情報は玉石混交だなあと思っていたのですが、この図を思い出して、信用するかどうかを決めていきたいと思います。 第2章は行動、第3章は習慣について。 生活している環境の影響については、これまで読んだ本でも紹介されていましたが、本書で紹介されている鉄道駅密度と1日平均歩数のグラフを見て、「馬鹿にできないレベルだな」と再認識しました。 また、やめたいと思っていることをなかなか断ち切れないでいるので、本書に書かれている進め方を、試してみたいと思います。 第4章は食事について。 何を食べたら健康に良いのか、悪いのかというのを統計的に示すのは難しいのだと理解しました。 その中で、赤肉と加工肉、そして糖類、アルコールなどが、「摂取しない方が良い」、「摂取するとしたら何g以下にすべき」とされていることは、重く受け止めたいと思います。 また、サプリメントについては、これまで読んだ本の中でも否定的に書かれていたので、向き合い方を見直したいと思います。 第5章は運動について。 第6章は睡眠について。 これらについては、専門に書かれた本を何冊か読んできたので、書かれていたことの裏付けを得られたように感じました。 第8章はストレスについて。 第9章は感情について。 本書を読む前は、これらを健康と結びつけて考えていなかったので、新たな視点を持つことができました。 自分自身、「〜は健康に良い」という知識は持っていても、感情(欲望?)に流されて、反対の行動をしてしまうことがあると自覚していました。 誇り、幸せ、恥といった感情が、どのような行動を取らせるかも教えてもらったので、客観的に自分の感情を観察して、行動を選択するようにしたいと思います。 読み終えて、「題名の通り、健康に対して網羅的な視点を与えてくれる本だなあ」という感想を持ちました。 読んだ人には何かしら、自らの行動を変えるきっかけになる部分があると思います。 自分自身、本書を読んでいる途中で、「やってみよう」と始めたものがいくつかありました。 また、本書の中で興味を持った分野について、より詳しく書かれた書籍を読む、という使い方もできるかと思います。 海外で発表されたものが翻訳された、と思って読み始めたのですが、日本人が書いた本なのですね(個人的には嬉しい)。 この本を読んで実践し始めたことが習慣になるように、まずは取り組んでいきたいと思います。 続けられていないな、健康に対する意識が下がっているな、と感じた時は、また本書を読み返したいと思います。 .
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著者が7年かけて完成させた大著。健康について余すところなく書かれている。 まず「エビデンス」の説明をしているのがいい。 そこから、行動、習慣、食事(穀物、野菜果物、オーガニック、肉魚、卵、 牛乳乳製品、油、砂糖、酒、サプリ、塩)、運動、睡眠、ストレス、感情(怒り) と、健...
著者が7年かけて完成させた大著。健康について余すところなく書かれている。 まず「エビデンス」の説明をしているのがいい。 そこから、行動、習慣、食事(穀物、野菜果物、オーガニック、肉魚、卵、 牛乳乳製品、油、砂糖、酒、サプリ、塩)、運動、睡眠、ストレス、感情(怒り) と、健康について思いつく限りありとあらゆることに触れている。 根拠のあるものないもの。 習慣、運動、睡眠の大切さは素直に受け入れる。 ストレス、感情の悪いところいいところ。 そしてやはり気になるのは食事。 白米が悪いってわけではなさそう。 酒も、適量ならいい、というが、その根拠はJカーブ。 全く飲めない人より少し飲んだ人の方が健康というデータ。 これは呑めない人はそもそも体に問題がある場合があるから参考にならない。 肉はよくないようだ。赤肉加工肉。食べるなら鶏。魚はいい。 卵も直接は関係ない。コレステロールの意味が違う。 砂糖も塩も摂りすぎ。 サプリは医者がススめた者以外はわからん。 などなど。 しかしやはり一番大事なのは習慣かねえ。
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日本人の半数は、がん、心疾患、脳血管疾患、肺炎で死んでいる。老衰も第三位。これらにならなければ老衰で死ぬ確率が高い。 できることは限られている。職業が与える影響、近くにスーパーがあれば健康なものを食べられる。 現状維持バイアス、現在思考バイアス、からどうやって逃れるか。 自己正当化、バンドワゴン効果、ピーナッツ効果、アマノジャク、直観的な判断、などに惑わされない。 心に余裕がないと習慣作りはできない。 戦略を練る=起こりうる場面を想定して備える。 モデリング効果=健康な人をお手本にする。 玄米を圧力鍋で炊く。 野菜や果物を摂取している人ほど死亡率が低い。 じゃがいもは野菜ではなく炭水化物。 オーガニックが体にいいというエビデンスはない。 赤肉(哺乳類の肉)は週350g以内、加工肉はほんの少し。鶏肉は白い肉。 動物性たんぱく質は、魚、鶏肉、卵を考える。 ミートレスデイ=肉を食べない日を週に一回作る。 一日2回牛乳チーズヨーグルトを食べる。 ココナッツオイルは飽和脂肪酸。盲信は危険。 マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、は避ける。 油は、菜種油、ごま油、オリーブオイル。 目につくところには野菜を置く。クッキーは棚の上に。 WHOの指針では、糖類は単糖類と二糖類、糖アルコール。空のカロリー。栄養素はない。一日25gまで。 お酒を飲まない人のほうが死亡率が高くなるのは、もともと理由があって飲めないという可能性もある。 ワインのポリフェノールはエビデンスがあるわけではない。 高尿酸血症は、ビールでも日本酒でも変わらない。ビールのプリン体が直接悪いわけではない。摂取量のほうが大事。 アルコール会社、たばこ、ギャンブル、武器などはシンストック=罪作りな株と呼ばれている。 グラスの量を小さくすることで飲む陵を減らせる。背の高い細いグラスなど。 塩分は、男性で7.5g、WHOでは一日5g。 カップラーメン、がダントツ。コンビニのおにぎりはナトリウムが500㎎=塩分が1.5gに相当する。 味噌汁一杯1.2g。薄めて飲む。 弁当箱に仕切りがあると、小さなおかずを入れやすい。 白米と玄米双方にメリットとデメリットがある。 狩猟民族でも一日の消費カロリーは変わらない。 運動しないと死ぬ原因になる。 座っている時間が長いと運動していても死亡率は高い。 身体をよく動かして、座っている時間が短い人。 掃除、炊事、洗濯は一石二鳥。 運動を記録する。 忙しくても体を動かす時間を優先する。言い訳はいくらでも思いつく。 睡眠不足が続くとマイクロスリーブが起きる。 アルコールは喉の筋肉を和らげで脳の働きを鈍くするためいびきをかきやすい。 「比べると絶望する」アメリカのことわざ。人と比べることを止める。 感情が意思決定に直接を影響を与える。 健康になるには、プライドを持つ。自分を大切にする感情を持つ。 自分で変えられるもののひとつが感情。幸せを選ぶ。 呼吸と姿勢を整える。深くゆっくりした呼吸。イライラしたらゆっくりした呼吸をする。 ありがたい、と思ったことを書くと楽観的になり前向きになれる。 お礼状を書く。実際に出さなくても効果がある。 怒りがあると行動のリスクとベネフィットを見誤る。
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健康になるための方法をエビデンスを元にまとめた本。なるほどと納得出来る内容が多く、今後健康的な充実した生活を営むためにも是非身につけておきたい内容だと思う。ただ中々難しいのは、いくら知識があって分かっていても感情によって実行出来なくなること。人間って本当に難しい生物だと思う。
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公衆衛生学の専門家の養生入門。やたらと厚いが巻末のまとめにエビデンスにとあるからしょうがない。一読するとまとまった話を聞いた気になる。やはりトランス脂肪酸は減らした方がいいらしい。くらいかな。
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