クローズドサスペンスヘブン の商品レビュー

五条紀夫(著者)

2023/08/11

湊かなえ、道尾秀介、お墨付き!! との事で期待し過ぎました(^_^;)
まぁ面白かったのですが、湊かなえ、道尾秀介の作品の方が断然面白くて、そのレベルではありませんでした。
ミステリーとしては、確りと良く練られたストーリーで最後まで真相が分からなかった所は確かに楽しめました。舞台が天国と言うのも面白い設定でした。

2023/08/11

天国が舞台のクローズドサークル。
日常回と推理回が交互になっており、キャラクター同士の掛け合いはかなりライト。なかなか核心に迫ってくれないこともあり、途中で読むのを止めようと思った。だが、読み進める内に謎が解けてきて、最後はなかなか素晴らしい謎解きとなった。ライトに読みたい人にだけおすすめかな。

2023/08/05

(アナログゲームのひとつである)マーダーミステリーのシナリオを小説化したような作品。面白かった。

帯にあったように、登場人物は皆すでに現実世界で死亡しており、煉獄のような世界で自分たちを殺した犯人を推理する。すでに死んでいるという諦観のようなものが彼らにはあり……という作品なのだが、それにしても犯人の犯行動機、ちょっと自分勝手すぎるし、登場人物たちはそれをすんなり受け入れすぎでは……？　いや、自分たちの生前の行いに反省すべき点があったとはいえ、犯人ちょっと無茶苦茶すぎるよ。ジェンダー問題絡めればなんでも正当化される訳じゃないと思うけどな……。
面白かったけど、そこだけちょっとモヤっとした。

2023/08/03

殺人事件の被害者がなぜ殺されてしまったのかを死後の世界で少しづつ暴いていく、そんなミステリーでしたが、読んでいてなかなか展開が進まずミステリーのハラハラ感はあまり感じなかった。
正直、宣伝の帯に期待値高め過ぎかも

2023/07/24

登場人物がみんな連続殺人事件の被害者で死後の世界的なところで失った記憶をたよりに真犯人をみつけて成仏しよう、という一風かわったミステリ。設定が突飛すぎて気になって読みました。面白かったです。

これもまた特殊設定なミステリで独特なルールのある世界観が好き好きありそうですね。読んでいてテンポもいいし一気に読了してしまいました。
ただ殺人の動機があんまり好みじゃないかな。それまでがぶっ飛んだ世界観でそこが楽しかったのに急に変なリアリティがでてきてその落差が。

2023/07/23

全員最初から死んでいるという特殊設定ミステリ。
最後まで犯人が分からなかったから、面白かったは面白かった。ただ、天国という場で「そんなこともありなのね」という感じが否めなかった。

2023/07/19

『みんな死んでいる』という条件でこんなにおもしろくなるとは…。ルールの発見、解明とかが謎解きゲームをやっているときのワクワク感と似てる。よかったです。

2023/07/15

どんどん引き込まれて、あっという間に読み終わってしまった。
真相が明らかになってしまったあとのラストが爽やかで好きな感じだった。

2023/07/14

続きは気になるしあらすじだけでワクワクする本だった！！
現実味があんまりないから、現実味求める方にはおすすめしないかも、。

2023/07/12

SF的要素も含まれていて、ミステリーのジャンル
なのだが、どこか読みにくいというか、いわゆる
特殊設定ミステリの部類に当てはまる本作なのだが、まず最初に登場人物が全員死んでいるところからのスタート、こういう部分はとても私が好きな設定だったのですが、中盤から出てくる、屋敷の主人が出てきたところから、ちょっと違うなと
あくまで、個人的主観なので、気にせずに。
でも、最後の謎解きの部分は、とても良かった。
天国と現世。繋がりがあるのか、これ以上はネタバレなので、言いませんが、新たなミステリに
出会えた気がしました。