4段階で実現する心理的安全性 の商品レビュー

ティモシー・R.クラーク(著者),長谷川圭(訳者)

2024/10/17

会社で、この本を基にした研修を受けました。人間は、厳しく統制を受けるよりも、心理的に安全を感じる方が力を発揮できる。心理的安全性の４段階として、インクルージョン、学習者、貢献者、挑戦者の安全性について述べられている。沢山の例が出ており、それを参考に皆に心理的安全性を与えていきたい。

2024/06/29

よく理解できなかった。
外国の方の本で、いろいろな例を挙げて説明をしてこんな状態は駄目と書かれているが、どうやって？何をすれば？が具体的に書かれてなくて戸惑う。
インクルージョン安全性
学習者安全性
貢献者安全性
挑戦者安全性
の4つから心理的安全性が成っていて、これらを満たせば心理的安全性が実現できるそうなんだけど…
4つの概念と心理的安全性がどうにも上手く結びつかなくて、理解できなかった。

2023/07/06

イノベーションはコラボレーションの産物。そのために、心理的安全性が必要という事がすごく腹おちした。
４段階のステップをわかりやすく説明していて良い。

2023/04/24

心理的安全性というものの咀嚼に繋がる一冊。
知的摩擦をいかに増やせるか、というところにかなり集約されるなと思った。

2023/04/14

心理的安全性を認める方法 には、「尊重」と「許可」という二つの要素の組み合わせに基づいて四つの段階があ る。「尊重」とは、私たちが互いに与え合う敬意や尊敬の度合いのことで、その人の 価値を認め、感謝することだ。一方の「許可」は、組織のメンバーとして参加を認めることを意味している。要するに、誰かが組織に参加して影響を及ぼしたり関与した りするのを許容する度合いのことだ。

組織が「尊重」と「許可」を多く与えれば与えるほど、メンバーはより強く心理的 安全性を感じ、それを反映した行動を取るようになる。どの段階においても、心理的 安全性はもっと多くのことに関わるようメンバーを促し、個人の成長と価値創造プロセスの両方を加速させる。

心理的安全性とは、何らかの恥ずかしい思い、疎外感、罰などを恐れることなく、 (1)インクルージョン安全性: 仲間として認められ、(2)学習者安全性: 安全に学べ、(3)貢献者安全性: 安全に貢献し、(4)挑戦者安全性: 現状打破に安全に挑戦できる、と感じられる状態を指す。

デジタルの世界では、自分ひとりでいることに幸せを感じる能力が生き残りの必須スキルだ。

人生における最大の充足感は、他者を受け入れ、その人の学習と成長を促し、その潜在能力を解き放ち、深い交流を実現することから生まれる。それが秘訣だ。