成瀬は天下を取りにいく の商品レビュー

宮島未奈(著者)

2025/02/01

成瀬に憧れる人は多いのではないだろうか。
学生時代に、成瀬みたいなタイプがいたらきっと近づかず、傍観してたとら思う。しかし大人になれば、成瀬の在り方、考え方に共感に近い感覚が出てきて、応援したくなる。気持ちが前向きになる作品。

2025/02/01

2024年本屋大賞。
とても読みやすい。一気に読みました。
成瀬のブレない強さが好き。
面白かった〜！続編も期待！！

2025/02/01

成瀬がチャレンジする内容が秀逸。目が離せない人の魅力がたっぷり詰まっていると感じた。
滋賀県民だからこそ、読み応えがあった。

2025/02/01

変わった女子の青春小説。めちゃくちゃぶっ飛んでいるとは言い難く、とくに大きなことが起こるわけでもない。西武やコロナもあり、成瀬は我々と同じ世界で生きている。

おそらく、長いストーリはできていて、この本では序章的な部分をぶった切ったと思われる。この巻では物足りなかったので、次巻以降で事件が起こるはず。

2025/02/01

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86464180R00C25A2BE0P00/

2025/02/01

内容はさておき、最後の章を除いて全て、成瀬以外の人の視点から物語が進む。つまり他者が成瀬をどうみているか(ある章は全く成瀬が出てこないのだが)でストーリーが構成されている。かなり奇妙な人物で周りに対する影響を描いたうえで、最後の章で成瀬自身の視点で語られる。初めて成瀬の内面が描かれる。このような構成は初めてだったので私的には非常に新鮮だった。

2025/01/31

成瀬のキャラは良かったと思うが、世間の評価の高さで少し期待値のハードルを上げすぎたのか、やや物足りなかった気がする。

2025/01/31

成瀬シリーズ1作目やっと読みました。
本屋大賞を受賞しているなどもあり、とても期待して読みました。

残念ですが、正直わたしにはわかりませんでした。
成瀬は確かにまっすぐで、普通の女の子では手を出さないことにもどんどん挑戦していっていました。髪の伸び方を調べたいから坊主にするあたりは完全に脱帽レベルです。しかもまわりの評価は気にしないところがまたすごい。
しかし最後には島崎に「ほら吹き」と言われる（嫌味ではない）、意外と普通に人間味のある人物でもあると感じました。
成瀬は一般的には「変わった人」に分類されるかもしれないのに、なぜか一目置かれる結果になる。成瀬はすごい。

でもやっぱり、お話としてのおもしろさが私にはわかりませんでした。
成瀬のすごさがこのお話のおもしろさなのか。
気になるので2作目もさっそく読みたいと思います。

2025/01/31

　西武大津店の閉店をキーとした成瀬、他の登場人物が織りなす物語。奇しくも西武池袋本店がヨドバシカメラに売られた直後に読んだため、感慨深い。地方と都市の差はあれど、百貨店がなくなったり方向性が変わるのは、その百貨店に何度もお世話になった身からすると非常に寂しく、何か大切なものがなくなったかのように感じる。
　200歳まで生きるためには、毎日を大切に過ごさなくてはならない。一見、矛盾しているかのようだが、確かに寿命を長くするには、生きたいと願う信念や、日々、己を慈しみ鍛えることが必要なのだろう。成瀬が彼女らしい、既成概念に囚われない百貨店を作ってくれることに期待したい。

2025/01/30

素直にやりたいことをやり続ける成瀬が羨ましく感じた。
自分も周りの目を気にせずやりたいことに挑戦していこうと思った。