こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 の商品レビュー

標野凪(著者)

2024/11/11

最初のオムレツの話し
フランスのモン・サン・ミシェルのオムレツのはなしみたいですね、
私　行ったことも食べたこともありません。
テレビで見たり本を読んだりするだけです。
卵10個のオムレツ
巡礼者に栄養を与えるために作られたとか
えー卵10個も入れるの？
と思っていましたが　そろりさんは工夫しました。
卵の黄身だけを使うんですね。何個かを
傷つかないポタージュ
きゅうりかあ！それにディル！
それでポタージュができるんですねえ！
アンバタートースト
砂糖を入れないで　麹で発酵させる
ユニークです！
とっても食べてみたい！
ここに出てくる人は　みな　ゾロリさん以外は女性ですね。
男のお客は来ないのかな？
なんか　あっという間に読んでしまいました。

2024/10/20

心をあたたかく、安らかにしてもらった、
喫茶ドードーシリーズの2作目。

今作は前作よりも出てくる登場人物たちの関係、
店主そろりさんの過去、語り手の姿が
より鮮明に見えて入り込みやすい内容だった。

コトダマが飛んで行く、消えていく。
今の私の中にあるものも一緒に飛ばしたい。
というより飛んで行く気がした。
そうしていつも心を軽くしてくれるシリーズ。

2024/10/17

喫茶ドードーシリーズ。
第一弾を手に取っていて、第二弾が出たと知り、購入しました。
色々な悩みを抱える主人公たちに、喫茶ドードーの店主“そろり”がかける言葉、美味しいそうな料理の数々に、心が穏やかになり、とても大好きな本です。

それぞれが別々のお話だけれども、最後はどこかで繋がっていて、まるでこの世の中も、何気ないところで人と人が繋がっているのだなと思わされます。
心温まるお話です。

2024/10/16

1作目を読んだのは2023/12でドードーの世界観にすっかりはまりこんだのが印象的だったが、油断しているうちになんと3作目まで出版されていた‼️
慌てて手に取った２作目の本作は、くるりさんのほのぼのとしているけど、的外れのようでいてかなり心の深いところに優しく手をさしのばしてくれるところは健在。ドードーが優しく見守っているところやいらないお土産も妙に懐かしい。
無理無理に5つの物語が挿入されているのがとても気になったがちゃんと理由があって、さすがだなぁと。連作短編の繋がりを見つけながら読むのもまた一興♪

2024/10/03

前作同様同じ世界線で繰り広げられる人間ドラマ、って感じですね

あくまで喫茶ドードーはキッカケをくれるくらいな感じだから基本的には登場人物同士が絡む事ないのでその章ごとに読み切れるのが良いですよね…こうとても読みやすくて(*´ω｀*)

2024/09/26

あの日、誰かにかけてもらった優しい言葉を素直に受け止められなかったのは、私がその言葉で傷ついていたからだと教えてもらった。
冬が明けて春眠が心地良い季節になるたびに、喫茶ドードーを思い出しては読み返すだろう。

2024/09/19

とても面白くいい本でした。
すべてが穏やかな、陽だまりのような‥‥
ちょっと言い過ぎかも、
なぜだか、昔々の古い家のある周りが田んぼの自分の生家を思い出したりして‥‥
まるでこの本の内容とは程遠い。でもあそこあたりにありそうな喫茶店・・
心が傷ついたときはお寄りください。

2024/09/11

社会に出て色んな人たちと出会って
揉まれて
心がうーってなりそうなときでも
日常は続いていく。

そんな中で一息つく良さ
一息ついて考えてみる良さを教えてくれる
喫茶ドードー

2024/09/08

言葉って時には刃にも変わる。

相手に伝えるキーワードによって、相手が傷つき、また自分が傷つく。
人とのコミュニケーションで必ず起きてしまう。
傷ついた傷つかれた、そんな人達が喫茶ドードーに来店して、
そろりさんの客観的なアドバイスで心が軽くなっていく。

せかせかするのではなく、相手のペースも尺度も、
何を考えているのか理解したうえで言葉を発する。
相手が何に悩んでいるのか耳を傾け、読み取る。
そういえば親や同僚にも言われたことを思い出し、
読んだあとは、まずは一歩俯瞰して考える...
自分のコミュニケーションもまだまだだなぁと。

2024/08/31

くたくたになってしまった心をふんわりふかふかに戻してくれる空間、時間を持ちたい。雨宿りを赦してくれる静かな軒先のような、喫茶店のような。