俺の人生まるごとスキャンダル の商品レビュー
ホロヴィッツよりルービンシュタインを評価し、ついでミケランジェリのタッチもべた褒め。 バーンスタインとのJAZZピアノの連弾での苦い思い出なんかも。 歯に衣着せずグルダ節全開で最高の本である。 アーノンクールに意地悪するカラヤンに意趣返しをして溜飲をさげたり、ECMやグラモフォ...
ホロヴィッツよりルービンシュタインを評価し、ついでミケランジェリのタッチもべた褒め。 バーンスタインとのJAZZピアノの連弾での苦い思い出なんかも。 歯に衣着せずグルダ節全開で最高の本である。 アーノンクールに意地悪するカラヤンに意趣返しをして溜飲をさげたり、ECMやグラモフォンなどレーベルにも手厳しい。 ママ・アルゲリッチが娘を弟子にと押しかけてきた話も興味深いし、ジャズに関しては自分の人生後半をかけて本気で挑み、サックスもレコードを出すまでになったことも初めて知った。 フルニエの話も興味深い、彼の妻はなんとピアティゴルスキーの元妻で前夫の演奏のほうがよかった等と目の前で言うものだから困惑とか。 グルダ自身の女性遍歴も赤裸々、ドビュッシーをフランス人よりうまく弾けるのは仏語堪能なスイス人女性より身体の関係含め仏流の手ほどきを受けたからだそうだ。 ・グルダ名演奏集 10CD Genie und Rebell Gulda お得意のモーツァルトらに加えて、ドビュッシーやラヴェルにバードランドでのジャズアルバムも入ったCD集、こちらの本と合わせてお勧めです。 https://amzn.to/4nqx4PQ <その他の書籍紹介> https://jtaniguchi.com/tag/bookrecommend/
Posted by
グルダは第一線のクラシックピアニストとして活躍しながら、ジャズへ転向したり、作曲したりと、音楽的情熱に導かれるままに生きた芸術家。 割と日本語訳が、べらんべえ口調とまでは言わなくても、俺様感が強く、少しびっくりした。
Posted by
音楽家の演奏がその人となりをあらわすのかどうかわからないが、少なくともフリードリヒ・グルダという人は、その演奏から想像される、まさにそのとおりの人であったということが実感できるインタビューである。 その語り口を彷彿とさせる訳も秀逸。
Posted by
大好きなピアニストの一人。 モーツァルトのコンチェルトが絶品。自由奔放に思える演奏は、実はウィーンの伝統に基づくものとわかる。正統なウィーンの音楽教育を受けたうえで音楽的な自由を希求していたわけだ。だから溌剌とした演奏でありながら、端正さを失わなかったのですね。
Posted by
- 1
