京都くれなゐ荘奇譚(三) の商品レビュー
シリーズ3作目は御所人形、カフスボタン、紫陽花、塩(潮)の4話。人形、特に人の形をしたものが苦手なのでぞっとする。落ちてるものは拾うべきではないのに拾って更に持ち帰ってしまう人が意外といて災いしかなさそうで怖い。豊漁を願うのはわかるけど今回の「おしおいさま」はさすがにひどく実際あ...
シリーズ3作目は御所人形、カフスボタン、紫陽花、塩(潮)の4話。人形、特に人の形をしたものが苦手なのでぞっとする。落ちてるものは拾うべきではないのに拾って更に持ち帰ってしまう人が意外といて災いしかなさそうで怖い。豊漁を願うのはわかるけど今回の「おしおいさま」はさすがにひどく実際あったのかと思うと不気味過ぎる。蹈鞴の事実も残酷過ぎる。人の欲や身勝手さが恐ろしい。どの話も怖い…そんな中、照手やみんなの職神がかわいく頼りになる。澪と高良の距離感が少しずつ縮まっていってるようで微笑ましくもあり過去が悲しくもある。
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「この子の七つのまじないに」 子に拘ってた理由は。 もしも季節が違っていたら依頼は受けなかったかもしれないが、被害は少しの悪戯なんかでは済まなかっただろう。 「霧雨は恋を呪う」 対のものが別々な訳。 あれだけの執着する姿を見た後に語られた話を思い返せば、本当に二人は一緒になって...
「この子の七つのまじないに」 子に拘ってた理由は。 もしも季節が違っていたら依頼は受けなかったかもしれないが、被害は少しの悪戯なんかでは済まなかっただろう。 「霧雨は恋を呪う」 対のものが別々な訳。 あれだけの執着する姿を見た後に語られた話を思い返せば、本当に二人は一緒になって正解なのか悩んでしまうな。 「雨宿り」 気を抜けば食われる。 普通に生活しているだけでも危険が隣り合わせであり、少しでも反応を示してしまったら最後だなんて怖すぎるな。 「潮の家」 逃げる事はできずに。 一度魅入られてしまえば終わりはなかったのだろうが、祀ってまで必死に抵抗し続けた末路だというなら悲しいな。
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第3弾。さて邪霊は色々と出現しているが、祓うのは基本変わらない。 澪と高良の関係も変わりつつある様で進んでいるとも言えない。まだまだ話は続くのだろうか。
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夏至までの間の陽気が増える間、力が弱くなる高良。 澪は邪霊を祓う修行をつみ、少しずつ精進していく。 大黒信仰の人形の呪いは子の呪い。 好き合う気持ちが導いた破滅。紫陽花の意味に。土左衛門の誘惑に負けた結果、呪われた家。
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シリーズ第3弾 今年最後の読み収めの1冊 どの物語も、一般人の私の身に起こったらって思うとゾワッとしてしまう! 戻ってくるし、持っていると子供の声が聞こえてくるお人形さん カフスボタンに取り憑く男女 紫陽花と老婆と… そして潮の香り漂う水死体 最後の潮の家が特にゾワワ〜っとしたな...
シリーズ第3弾 今年最後の読み収めの1冊 どの物語も、一般人の私の身に起こったらって思うとゾワッとしてしまう! 戻ってくるし、持っていると子供の声が聞こえてくるお人形さん カフスボタンに取り憑く男女 紫陽花と老婆と… そして潮の香り漂う水死体 最後の潮の家が特にゾワワ〜っとしたなぁ 水死体なんて見たことないけれど、卒倒する澪ちゃんは人の反応として正解だと思う…業って恐ろしや でも、邪霊から抜け出せなくなった人達が無事にあの世へ行けたようで良かった 蠱師がメインの物語かなと思ってはいたけれど、徐々に澪ちゃんの神降ろしの物語になってる気がする 多分澪ちゃんは蠱師…ではなくお巫女さんだから少し立場が異なるかな?と まぁ面白いから良いけれど、漣君や八尋さんが祓うのももっと見たいなって思う
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終始、水のイメージのお話でした。 登場人物それぞれの人間性が少しずつわかってきて、どの人達も愛おしく感じました。 4巻の発売も決まっているので、楽しみです。
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京都くれなゐ荘三作目。 古代中国から転生を繰り返す「千年蠱」であり、 邪霊を食べて生きている高良。 陽の気が多い新緑の季節は苦手だということがわかる。 澪は高良の指示もあって、 だんだん邪霊をうまく払えるようになっているが。 どうも、話が進呈していないような…。 お祓いの謎解き部分がちょっとつまらない気がする。 それと、お笑い要素がないのがつまらないのかも。
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シリーズ第3弾。 どんな呪いもなんとなく祓えちゃうからあまり恐さはない。澪ちゃん、もう少し強くなって! 前世での千年蠱と多気女王のこと、もっと書いてほしいなぁ。
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なんとなく今回は怪談話? そんな話が集まってましたね。 しかも、最後の『潮の家』は民俗学者が、夷信仰を知らないでどうすると思った私は民俗学ヲタでもございます。 だってねぇ。海からくるものは死体でも神として祀るメジャーな信仰だから気になってしまいましてねぇ。
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