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セックスする権利 の商品レビュー

3.5

10件のお客様レビュー

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2025/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めっちゃ大事な話がたくさんていねいに多角的に書いてあった。議論のどのサイドなら正解(完全にいい)、不正解(完全に悪い)という口調じゃない分、議論が行き来して難しく、理解しきれなかった部分もあったと思うけど、その論調が求められる議論だった。ありがたかった。 手元に置いておいて何度も読み返して理解したい。理解しきれなかったことがある、という意味で4にしてる。 Fuckabilityっていう概念とか、新しく学んだ。 そして清水先生の解説が素晴らしかった。フェミニストがセックスのことをたくさん考えてきたのは当たり前のこと、という初めから最高だった。 118 セックスポジティブが阻害するもの。大切。fuckabilityそのものが政治的。誰とヤレたらステータスになるという考え方。

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2025/09/11

インセル(非モテ)、#MeToo、オンライン・ポルノ、セックスワーク、監獄主義――誰を求め誰に求められることを欲するか、欲望には個人の好みを通じてあらゆる抑圧が根を張っている。性の政治をめぐる複雑な問題にとどまり、フェミニストがセックスについて考え語ってきたことを緒に、21世紀フ...

インセル(非モテ)、#MeToo、オンライン・ポルノ、セックスワーク、監獄主義――誰を求め誰に求められることを欲するか、欲望には個人の好みを通じてあらゆる抑圧が根を張っている。性の政治をめぐる複雑な問題にとどまり、フェミニストがセックスについて考え語ってきたことを緒に、21世紀フェミニズムをリメイクする。(出版社紹介)

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2025/07/07

エッセイ集にしては重いな…以下気になったとこまとめ セックスする権利 〇結論:ない ほかの誰ともセックスしなければならない義務など、だれにもない ⇔しかし「ファッカビリティ」によって欲望が社会的に構築されていることも確か? ・単純化の要請を拒む ・「たった20分の思春期...

エッセイ集にしては重いな…以下気になったとこまとめ セックスする権利 〇結論:ない ほかの誰ともセックスしなければならない義務など、だれにもない ⇔しかし「ファッカビリティ」によって欲望が社会的に構築されていることも確か? ・単純化の要請を拒む ・「たった20分の思春期の健全なお楽しみ」という性的な言葉遊び ・家父長制下でまともな判断ができなかっただけ? ・監獄国家の権力が使えない時、分散された制裁力 ・セックス官僚制が管理するのは「普通の」セックスだけ ・楽しみと情報のためのポルノ ・短いスカートやポニーテールのうなじが男子生徒の気を散らせる?→ではなぜイケメンの男子生徒の顔に袋をかぶせないのか? ←この反論は有効? ・言論の成約に於いては内容でなく形式のみを←このときの内容は何を指すのか ・言論の自由がいかにやすやすと既存の権力体制をイデオロギー的に支えるものになりかねないか ・ポルノ規制は既存のステレオタイプポルノ(ブロンド女が突かれてイく)について再考することなく、「暴力が連想される」ものだけであり、セックスワーカーの女性を追い込んですらいる ・無料ポルノの氾濫が逆に想像力を欠如させている? ・不同意から同意へ ・「ファッカビリティ」概念と人種・ジェンダー(cf白人男性とアジア人女性) ・セックスほど政治に引き裂かれ個人的なものはない ・トランス女性への嫌悪感は不当なトランスフォビアとして説明されるのか、男性に対する正当な警戒心として説明されるのか、区別すべき? ・インセル男性たちの一部の男性が女性を占有しているという考えは思い込み(男性よりも女性の方がセックスなしで過ごしている) ・教員と生徒の関係 (右派の性管理にされるがままでよいのか?大学に管理されるべきなのか?←最終的に若さという観点から反論がされているが…) (同一化(先生になりたい!)と性的欲望は厳密な意味で別なのか) ・セックスワークの規制に関しては、目的のために手段が正当化されてはならない

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2025/05/01

フェミニズムで常に論争の的になる「性」の問題について、説教じみたものになるのを避けながら構造的暴力の批判を行うために様々なフェミニズムの思想と歴史的な流れを冷静に論拠しており、フェミニズムの書だと感じた。ただフェミニズムの思想にある程度熟知していないと出てくる論者の名前と背景が分...

フェミニズムで常に論争の的になる「性」の問題について、説教じみたものになるのを避けながら構造的暴力の批判を行うために様々なフェミニズムの思想と歴史的な流れを冷静に論拠しており、フェミニズムの書だと感じた。ただフェミニズムの思想にある程度熟知していないと出てくる論者の名前と背景が分からないと理解が違ったものになるかもしれない。

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2024/12/23

問学研202304-20231103 男性の暴力性、女性との権力の明らかな不均衡、制度や司法、教育に至るまで、白人シスジェンダーヘテロセクシュアル男性に有利な世界になっていることが、これでもかこれでもか、と出てくるので、大変疲れてしまった。 男性に読んでもらいたいとは思うが、...

問学研202304-20231103 男性の暴力性、女性との権力の明らかな不均衡、制度や司法、教育に至るまで、白人シスジェンダーヘテロセクシュアル男性に有利な世界になっていることが、これでもかこれでもか、と出てくるので、大変疲れてしまった。 男性に読んでもらいたいとは思うが、自分が男性に仕分けられていることにがっかりする人もいるだろう。謝られると、申し訳なさも感じる。 ただし、男性ジェンダーでないと、男性ジェンダーに属する人々とこうした問題について議論したり集団的に行動を変えよう、とかはできないだろう。もどかしい。男性ジェンダーじゃないワタシにできることは、男子たちが持っている女子に対するステレオタイプや誤解について、個別に情報提供することくらいじゃないか?

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2023/10/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

独身未婚中年男性の自分が読みました。 独身未婚男性のため、インセルの自覚はあります。 ただ、インセルだからといって女性蔑視になっていいはずがないことを再認識させられました。 性行為が、愛情の最高表現であるとするならば、アロマンティックであり、アセクシャルではない自分には、性行為をする権利や資格はないと思いました。 アセクシャルではないですが、コミュ障の私には、性行為にたどり着くまでのコミュニケーションを女性に対してすることができません。そこまでのエネルギーがないので、やはり私は性行為をすべきではないと思いました。また、そこまでして性行為をしたいと思えないので、やはり私は性行為をすべきではないのでしょう。 私の人生にとって性行為はなくても生きていけるものですが、どの性も生きやすい世の中になってほしいものです。

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2023/08/19

読もうと思った動機としては、日本は世界的に見ても、性差別の酷い国で、家父長制が根強い国だということが、データとしてあるにもかかわらず、フェミニズムというものがあっても、それについてきちんと学んでこなかったため、少しは学ぼうと思って目に入ったのが、この本だった。 本書は、タイトル...

読もうと思った動機としては、日本は世界的に見ても、性差別の酷い国で、家父長制が根強い国だということが、データとしてあるにもかかわらず、フェミニズムというものがあっても、それについてきちんと学んでこなかったため、少しは学ぼうと思って目に入ったのが、この本だった。 本書は、タイトルの通り、セックスを巡るフェミニズムに関する論考が何本か収まっている。 いずれも、これまでの歴史や様々な立場を踏まえてかかれているもので、物事を決して単純化しようとしない筆者の真摯な態度を感じた。 内容について、その論理立てが複雑なこともあって、充分理解できたとは言えないが、 セックスというと、それは個人(2人)の問題だろうと思っていた、その背景に、社会的、政治的、経済的な、多くの歪んだ要素があり、 当たり前に考えたり、見たり、聞いたりしているものの中に、充分すぎるくらいに差別的な要素が含まれてしまっている可能性があることを考えさせられた。 何がよりよいあり方なのか。 この本では単純な回答は示してくれないが、「わからない。試してみよう。」というフレーズは、読み終えた後では、力強さを感じた。

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2023/07/30

処女でなければ全ての手続きを省いて良いと思っている。は納得。 結論はセックスする権利はないということ。

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2023/07/25

イエットアナザー(白人)男性特権論のようだ。ずっとニュース記事みたいなのとそれについての調子の高いコメントがだらだらつづくよくあるやつ。なんでそんなに話題なのかというのはよくわからない。

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2024/01/11

参考文献 https://www.keisoshobo.co.jp/files/9784326654390/references.pdf 出版社(勁草書房) https://www.keisoshobo.co.jp/book/b618130.html 内容、目次、あとがき立ち読...

参考文献 https://www.keisoshobo.co.jp/files/9784326654390/references.pdf 出版社(勁草書房) https://www.keisoshobo.co.jp/book/b618130.html 内容、目次、あとがき立ち読み

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