渡り鳥たちが語る科学夜話 の商品レビュー
"時間"をテーマにしたコーナーに置いてあり、あまり考えずに手を取った本。なのに面白くて文章が上手くてあっという間に読み終えてしまった。日常の生活でいろんなものの見方がちょっとだけ変わりそう。ロマンを感じたし秋にこの本を見つけてよかった!
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科学エッセイ集『銀河の片隅で科学夜話』の第2弾。 天体、極微、街、生命について20話の科学講座がなされます。 グラフや表が用いられているので、前回よりも論文的な趣が増していますが、思索的で哲学文学的な雰囲気は顕在。文系には前作、理系には今作から読むのをおススメします。 どちらにも...
科学エッセイ集『銀河の片隅で科学夜話』の第2弾。 天体、極微、街、生命について20話の科学講座がなされます。 グラフや表が用いられているので、前回よりも論文的な趣が増していますが、思索的で哲学文学的な雰囲気は顕在。文系には前作、理系には今作から読むのをおススメします。 どちらにも多数決の章があるのが個人的に興味深かったです。
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「銀河の片隅で科学夜話」の続編だ。前作と変わらず、興味深い題材のエッセイが二十編。 今回、興味を惹かれたのは天文の分野に関するものが多かった。太陽系の中に限ってさえ、私はこんなにも無知なんだと驚いた。 土星の環から霧雨が地表に向かって降っているという、想像しただけでうっとりするようなお話もあった。土星の環ができたのは、天文学の世界で言えば最近の、一億年から二億年前なのだそうだ。それは大小さまざまな大きさの氷の塊が無数に並んで構成されている。でも、氷だから、土星の地表に向かって少しずつ水になって降りそそいでいるという。そうしてもうすぐ、つまり天文学の世界で言えばあと一億年から二億年で土星の環は無くなってしまう。 この環が土星の周りに見えるのは、全部でほんの四億年(!)前後の間のことである。なんてまたスケールの大きな、それでいて儚い話であることだろう。 ほかにも、太陽系の惑星の中で、ひとつだけ自転の向きがちがう金星の、あったかもしれない衛星の話や、実は天文学発祥の言葉ではなかった「ブラックホール」等々、じっくりと何度でも味わいたい話がいっぱいだった。今回は図書館で借りたので、近々購入して再読したい。
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数学や物理学を語りつつ、文学だったり社会だったりを結びつけているからなんとなく読みやすくて知性に触れている感じがする。が、やっぱりちゃんとは理解できてない気がする。ナガサキの後落とされたかもしれない第3の原爆、デーモンコアを使って実験をし、一瞬蓋が閉じてしまって事故りかけ、大量の放射能を浴びて亡くなった若い科学者の話とか、命知らずな奢りだなぁ…と思う。
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前作「銀河のかたすみで〜」がとても好きだったので期待して手に取った。1章ごとが長くなり、専門性が増した感じで、正直あまりよくわからない話が多かった。
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https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255013244/
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キレのある文体による科学のよもやま話。情緒的になりすぎないのが良かった。世界を美しく捉えるのが文学者なら、世界にある美しさや奇跡をそのまま捉えるのが科学者なのかもしれない。誇張も装飾もいらないのだ。
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面白かったところ ・黒田和夫の天然原子炉 ・メンデルの実験結果は弟子が空気読んで手を加えた可能性あり
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これほど続編が出て嬉しかった本も珍しいというくらい、発売を知った時は嬉しかったし、すぐに購入した。 どのお話も短いけど、とても読み応えがあり、楽しみに少しずつ読んでいたら読了がすっかり遅くなってしまった。 世の中に科学の本はたくさんあるが、こんなにも美しい科学の本は珍しいだろう...
これほど続編が出て嬉しかった本も珍しいというくらい、発売を知った時は嬉しかったし、すぐに購入した。 どのお話も短いけど、とても読み応えがあり、楽しみに少しずつ読んでいたら読了がすっかり遅くなってしまった。 世の中に科学の本はたくさんあるが、こんなにも美しい科学の本は珍しいだろう。前回に引き続き、お話そのものが魅力的なことはもちろん、挿絵の1つ1つもお話を際立たせる。 個人的にはデーモンコアやエコーチェンバーが全氏の切り口で書かれていて、とても興味深かった。 ひと口に科学と言ってもジャンルが広く、自身の知識の偏りも浮き彫りになる。もっと科学を楽しむために勉強するぞ…
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短い章立てで、科学知識のない私でも読みやすいが、適度な難解さも含まれており、わからない物事があるという心地よさがあった。 物理学者という、自分から遠く思える他者の、知識の片鱗に触れ、これまで数多の人々が積み上げ、研鑽してきた知識の結晶を受け継ぐ人が、こうして今もいてくれる喜びも感...
短い章立てで、科学知識のない私でも読みやすいが、適度な難解さも含まれており、わからない物事があるという心地よさがあった。 物理学者という、自分から遠く思える他者の、知識の片鱗に触れ、これまで数多の人々が積み上げ、研鑽してきた知識の結晶を受け継ぐ人が、こうして今もいてくれる喜びも感じた。
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