幸せジャンクション の商品レビュー
実際にはこんなにうまくいくことはないんだろうけど、恩を売らない人助けっていいな。強く押しすぎない、少し引いて乗ってくるのを待つ匙加減。
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出てくる人々が皆良い人ばかりで、読後も爽やかな気持ちになれた。 ただ、読み応えという意味では、盛り上がりにはかけており、少し物足りなさを感じた。 個人的には、キャンピングカーが走った東名高速や中央道は馴染みがあり、知っているサービスエリアやパーキングエリアが登場するのは嬉しかった...
出てくる人々が皆良い人ばかりで、読後も爽やかな気持ちになれた。 ただ、読み応えという意味では、盛り上がりにはかけており、少し物足りなさを感じた。 個人的には、キャンピングカーが走った東名高速や中央道は馴染みがあり、知っているサービスエリアやパーキングエリアが登場するのは嬉しかった。
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突然、勤務先が倒産し退職金代わりに社長から貰ったのはキャンピングカー。 還暦になる浜浦は戸惑いながらも運転して帰る途中に雨に濡れて佇む老婦人と若い女性の二人を家まで送ることに…。 この一件の出来事から老婦人に頼まれて、介護士の女性・多智花と一緒に東京まで〜。 ちょっとしたきっか...
突然、勤務先が倒産し退職金代わりに社長から貰ったのはキャンピングカー。 還暦になる浜浦は戸惑いながらも運転して帰る途中に雨に濡れて佇む老婦人と若い女性の二人を家まで送ることに…。 この一件の出来事から老婦人に頼まれて、介護士の女性・多智花と一緒に東京まで〜。 ちょっとしたきっかけで、浜浦と多智花がキャンピングカーで偶然出会ったちょっとワケありな人たちと旅することになる。 変なオッサン?と思いながらも出会う人に親切で丁寧な言葉使い。 ちょっとした気遣いも恩着せがましくない。 寄り道しながら人助けしながら最終、家に着く前にやるべきことの大切な用事の意味になるほど元教師だったのか、と。 心を閉ざして人と関わりあうのを避けてきた浜浦の過去がわかったのだが、キャンピングカーでの旅を経験して偶然に出会った人たちとの数時間の交流を持つことで、彼自身も変わっていったように思えた。 そして、浜浦のことを忘れられないと思うような魅力を持つ人だと誰もが感じたのではないだろうか。 彼に関わると尖った人でさえ、気持ちが穏やかに丸くなるのだから。 また、誰かからお願いされるのかもしれない。 あそこまで乗せて行って〜と。 もしかしたら、浜浦の方から困っている人を見つけるのが先かもしれないが…。
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会社が倒産するシーンから始まり、あまり面白い展開にはならないのではないか、などと考えていたが、読み進めるうちにどんどん惹き込まれていった。 出来すぎな感はあるものの、キャンピングカーを入手して、期せずして旅をすることになり、その行く先々で奇跡が起こっていく。 そして、そこで出会う...
会社が倒産するシーンから始まり、あまり面白い展開にはならないのではないか、などと考えていたが、読み進めるうちにどんどん惹き込まれていった。 出来すぎな感はあるものの、キャンピングカーを入手して、期せずして旅をすることになり、その行く先々で奇跡が起こっていく。 そして、そこで出会う人たちにポジティブな変化を与えていく。 この本の終わり、彼らの旅の終着点に到達するのが惜しくなった。 とても面白かった。 そして、いくつも学びを与えてもらった。 この本は、多くの人の目に触れてほしい。 そして、小さな変化や気付きを得て欲しい。
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後味すっきり小説。展開はほぼ読めたけれど、それでいいのです。私もキャンピングカーに乗って旅に出たい!
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心が和んだ。最初に主人公が働いていた会社の倒産から始まるのでどうなるのだろうと思っていたら、ある人助けからお話が続いていき、最後には主人公までもが救われるっていうミラクルなお話でした。そんないいお話が続くと、読んでいる側も心地よくなってきて、自分も何かいいことしてみたいなという気...
心が和んだ。最初に主人公が働いていた会社の倒産から始まるのでどうなるのだろうと思っていたら、ある人助けからお話が続いていき、最後には主人公までもが救われるっていうミラクルなお話でした。そんないいお話が続くと、読んでいる側も心地よくなってきて、自分も何かいいことしてみたいなという気持ちになった。キャンピングカー買ったらいいことあるかも。知らんけど。
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誠実に生きることの素晴らしさを感じた。言葉遣いひとつとってもそれを感じられた。知性のある話し方は好感を持てる。キャンカーで旅に出たくなった。
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そんな偶然何度もあるかぁ~? とか思いながらも、おじさんのキャンカー旅、 一緒に旅をしているようで良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある日突然、勤めていた運送会社が倒産。社長から退職金代わりにキャンピングカーを譲り受けた浜浦。 ひょんな事から、事情のある人達をそのキャンピングカーで目的地まで送り届けていく。 という様々な出来事が4日間で繰り広げられていく。 んな事あるかーい!と、大人気なく突っ込みたくなるような展開だけど、次々起こる奇跡的な出来事は読んでいて晴れ晴れとした気分になった。
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ロードムービー好きのわたし この小説を読みながら映像が頭に浮かんだ キャンピングカーで出会った人たち どんどん繋がっていく ラストに明らかになる浜浦さんの過去 パートナーのたちかさんとの関係もいい 長編小説を最後まで読んだのは久しぶり なんだかいい気分
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