パワハラ上司を科学する の商品レビュー
パワハラに関して客観的なデータをもとに分析しており非常に読みやすく勉強になる。後半は人事関連の本でよく書かれているような心理学について網羅的に記述しており、読みやすい。手元に置いておきたくなるような一冊。
Posted by
パワハラ案件が発生したため急遽買って読んだ。 読みやすく、分かりやすい。パワハラだけに限らず、人間関係で役に立つ情報が書かれていると思う。パワハラ研究が発展することを願います。
Posted by
職場環境に課題を感じて手に取りました。 感情的になってしまいそうな題材にも関わらず、科学的にデータドリブンな展開にスっと納得して読み進められました。広くビジネスマンに読んでいただきたいと思ったのと、自分もまた再読してあるべき姿の実現に努めようと思いました。
Posted by
骨太な部分とテクニカルな分が混在している。 しかし、最新の知見の紹介は目から鱗だ。 特に自己肯定感の無批判の礼賛。 自己愛型(すぐ怒る)の上司が身近にいて怖かったが、いろいろ心の整理がついた。闘う上での戦略がたった。
Posted by
いつも聴いているpodcastの番組に著者の津野香奈美さんがゲスト出演していて、本書についてお話ししていました。 科学的データに基づくパワーハラスメントの発生要因や対策等の研究成果を体系的に整理し解説した著作です。 私が今まで勤務した会社でも少なからずパワハラは発生し、それ...
いつも聴いているpodcastの番組に著者の津野香奈美さんがゲスト出演していて、本書についてお話ししていました。 科学的データに基づくパワーハラスメントの発生要因や対策等の研究成果を体系的に整理し解説した著作です。 私が今まで勤務した会社でも少なからずパワハラは発生し、それらへの対応に関与してきた経験もあることからちょっと気になって手に取ってみたのですが、パワハラの諸相を体系的にイメージできたことに加え、数々の興味深い指摘やアドバイスが紹介されていて大いに参考になりました。
Posted by
非常に勉強にはなるが、あまり出口が見つかりにくい印象。”こういうのはパワハラでダメ、その行動の裏にはこのような心理がある“という知識がつくんだけど、こうやって突き詰めていくと、結局、ほとんどの人がNGじゃない?という感じになってくるのと、その一方で、どうすれば改善するのか、どんな...
非常に勉強にはなるが、あまり出口が見つかりにくい印象。”こういうのはパワハラでダメ、その行動の裏にはこのような心理がある“という知識がつくんだけど、こうやって突き詰めていくと、結局、ほとんどの人がNGじゃない?という感じになってくるのと、その一方で、どうすれば改善するのか、どんな方法で防止するのかといった観点は非常に薄く、具体性もない。パワハラ上司に困っている人が読んでもダメで、総務人事部など、組織運営の中で未然に防ぐという立場の人が読むべき内容。
Posted by
人事の仕事上での学びになればと思って購入したが、組織で働く全ての人に一章だけでも読んでみることをオススメしたい!参考になる本だと思う。 「科学的に」というのがポイントで、自分の経験談といった偏った見解ではなく、様々な調査や研究結果を分析して語られているから納得感がある。 パワハ...
人事の仕事上での学びになればと思って購入したが、組織で働く全ての人に一章だけでも読んでみることをオススメしたい!参考になる本だと思う。 「科学的に」というのがポイントで、自分の経験談といった偏った見解ではなく、様々な調査や研究結果を分析して語られているから納得感がある。 パワハラに限らず、人間の行動心理学について興味がある方や上司部下とのコミュニケーションに悩んでいる方には刺さる部分が多いと思われる。 私は中堅社員で上と下の間に挟まれる立場にいるので、自分自身が部下や後輩に関わる時に気をつけたいことや上司へのフォロワーシップを改善していこうと思えた。 パワハラ問題に対しても、人事としてどんな切り口で対策を講じていくべきか?啓蒙していくべきかの光が見えた気がする。 自分がマネジメントの立場になる時にも、改めて読み返したい。
Posted by
パワハラが何かをまとめた本だが、裏返して良いマネジメントについての気付きになる良い本。人を見る目を養うという意味でも参考になる。
Posted by
パワハラ上司になるメカニズムはわかりました。 そういう上司が居た場合は、パワハラを受ける側の対処法としては、やはり転職するしかなんですかね・・・。 とはいえ、万年平社員でいたい自分も、人を指導することは多少ありそうだし、自分などは放任主義で、それもパワハラになる場合があるとあ...
パワハラ上司になるメカニズムはわかりました。 そういう上司が居た場合は、パワハラを受ける側の対処法としては、やはり転職するしかなんですかね・・・。 とはいえ、万年平社員でいたい自分も、人を指導することは多少ありそうだし、自分などは放任主義で、それもパワハラになる場合があるとあり、ハッとさせられました。自分がパワハラ上司にならないための参考になりました。
Posted by
根本的なところからパワハラについて知ることができ、自分の頭の中の理解と比べながら考えを整理することができた。内容は組織心理学。 明らかな加害行為をしていてそれを自覚していない人も恐ろしいが、一見すると加害行為に思えないようなこともじつはパワハラになっているというのが新たな発見であ...
根本的なところからパワハラについて知ることができ、自分の頭の中の理解と比べながら考えを整理することができた。内容は組織心理学。 明らかな加害行為をしていてそれを自覚していない人も恐ろしいが、一見すると加害行為に思えないようなこともじつはパワハラになっているというのが新たな発見であった。パワハラになっていないか気付くためにも部下からのフィードバックは欠かせないだろうが、おそらくそこまでマメな上司なら、パワハラが問題になるようなこともなかなかないだろうと思う。 本書は主にパワハラをする側に焦点が当たっており、そちら側はデータもたくさん示されていたが、パワハラから逃れる術や打開策を知りたい者にとってはやや物足りないように感じた。パワハラをする人は見極められるようになるかもしれないが、結局のところ組織レベルで考えれば、さっさとその職場に見切りをつけるのが賢明な判断ということになるだろう。
Posted by