名探偵のままでいて の商品レビュー
典型的安楽椅子探偵ですが、レビィ小体型認知症なら出歩くのも可能そう、なんてツッコミも入れてしまいたくなった。 ミステリー蘊蓄がたくさんあるので、ミステリーおたくの人は楽しいだろうな。もちろん作中で語られる作品を未読でも十分楽しめます。 どうして主人公を小学校の先生に設定したんだろ...
典型的安楽椅子探偵ですが、レビィ小体型認知症なら出歩くのも可能そう、なんてツッコミも入れてしまいたくなった。 ミステリー蘊蓄がたくさんあるので、ミステリーおたくの人は楽しいだろうな。もちろん作中で語られる作品を未読でも十分楽しめます。 どうして主人公を小学校の先生に設定したんだろう。作者がそうだったんだろうか。なんだか先生社会では無理ある設定のように感じた。
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まず題名がいいなーと思ったんだけど、元は違う題名だったみたいですね。謎解きとしてはちょっと無理があるかなーと感じたが、ふんわりとした優しい雰囲気で、楽しく読んだ。特に四季がお気に入りだけど、途中ひょっとして四季がストーカー?と疑ってしまった。ごめん
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このミスにしては、めちゃくちゃ読みやすい作品。 最後の最後、わたしたちにも「女か虎か」リドル・ストリーリー(riddle story)を持ちかけられてしまった、、、。 私も賢いお爺が欲しい
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高評価でしたので拝読。 面白いし読みやすい。でもちょっと前評判から期待し過ぎた。う〜ん名探偵過ぎる。
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うわぁー、なんて優しいミステリーなんだ! 第一章からその優しさに引き込まれてしまった。 祖父が魅力的過ぎて、ずっと話を聞いていたい。 「楓。煙草を一本くれないか」 このセリフを聞くだけで泣きそうになってくる。 優しくて知的でユーモラスで頼りになるおじいちゃん。 あぁ、自分もこんな...
うわぁー、なんて優しいミステリーなんだ! 第一章からその優しさに引き込まれてしまった。 祖父が魅力的過ぎて、ずっと話を聞いていたい。 「楓。煙草を一本くれないか」 このセリフを聞くだけで泣きそうになってくる。 優しくて知的でユーモラスで頼りになるおじいちゃん。 あぁ、自分もこんな素敵な歳のとりかたをしてみたい。 本を読むということが幸せなことである、ということを実感できた小説だった。
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第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。古典的なミステリ作品やトリックを駆使しながらストーリーが展開する。安楽椅子探偵である老人探偵が謎を解いていく連作。そして最後に主人公に関わる事件と謎が解明される。 血生臭い事件が多発するような作品ではなく、祖父と孫の優しい関係を著...
第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。古典的なミステリ作品やトリックを駆使しながらストーリーが展開する。安楽椅子探偵である老人探偵が謎を解いていく連作。そして最後に主人公に関わる事件と謎が解明される。 血生臭い事件が多発するような作品ではなく、祖父と孫の優しい関係を著しながら、随所に伏線をはり、終盤に謎が解明される。古典的な手法のミステリといえる。
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冒頭は心象描写が多くて退屈。 章を追うごとに動きが出てきて面白くなってくる。 謎解きというより人間関係がよくできていて、読後感がいい感じ。
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キャラクター設定の良さと文面自体の読みやすさ、推理小説へのリスペクトが随所に現れてる点などはよかった。 トリックが非現実的過ぎて物語に入り込めないことが多々ある点がマイナス要素。
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第21回このミステリーがすごい大賞を受賞した小西マサテルの「物語は紫煙の彼方に」の発刊名「名探偵のままでいて」を読みました。 主人公は、小学校の先生をしているミステリー好きの女性です。 痴呆が入ってしまった「まどふき先生」と呼ばれ生徒に慕われる校長をしていた祖父が時々正気に戻って...
第21回このミステリーがすごい大賞を受賞した小西マサテルの「物語は紫煙の彼方に」の発刊名「名探偵のままでいて」を読みました。 主人公は、小学校の先生をしているミステリー好きの女性です。 痴呆が入ってしまった「まどふき先生」と呼ばれ生徒に慕われる校長をしていた祖父が時々正気に戻って、物語風に事件を解決していきます。 なかなか面白かったです。
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このミス大賞受賞作。気になったので読んでみた。 認知症を患った大好きなおじいちゃんに、今まで通りでいてほしいと願う主人公。博学なおじいちゃんの知識を活かせる相談をいろいろ持ち込むお話。ミステリーについていろいろ話しているのもおもしろい。最後の謎の答えは如何に。
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