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犬も食わない の商品レビュー

3.5

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    28

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2024/01/27

尾崎世界観さんが書く「ダメな男」大輔と 千早茜さんが書く「めんどくさい女」福の恋愛の話。 久しぶりの恋愛小説。共作だけど同じ作者が書いたように違和感なく読めた。 私にも福みたいなところがあるかも…と共感しながら読んだ。 大輔は福目線で見ると本当にダメ男なんだけど、大輔目線で見ると...

尾崎世界観さんが書く「ダメな男」大輔と 千早茜さんが書く「めんどくさい女」福の恋愛の話。 久しぶりの恋愛小説。共作だけど同じ作者が書いたように違和感なく読めた。 私にも福みたいなところがあるかも…と共感しながら読んだ。 大輔は福目線で見ると本当にダメ男なんだけど、大輔目線で見るとどこか憎めない。 言葉で伝えること、会話をすることって大事だなぁと改めて思った。 ✎︎____________ でも、恋愛自体が不完全燃焼なのかもしれない。燃やしつくしたら終わるし、燃えなかったらそもそもはじまらない。ぶすぶすとした埋火を互いに持ち寄って、なるべく長く暖がとれるように、いじましい努力を続ける。 自分がいなきゃとか思ってんだったら間違いだからね。そんな献身は愛じゃなくて自己満足だから

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2024/01/14

熱狂的なファンでもないけれど日常的にクリープハイプを聴いているが故なのか、大輔が勝手に尾崎世界観で脳内再現されました。安易。 どちらの視点もキレるまでの思考回路は共感とまではいかずとも理解できるような部分があって変に感情移入したあとに???となる行動で突き放される感覚がおもしろ...

熱狂的なファンでもないけれど日常的にクリープハイプを聴いているが故なのか、大輔が勝手に尾崎世界観で脳内再現されました。安易。 どちらの視点もキレるまでの思考回路は共感とまではいかずとも理解できるような部分があって変に感情移入したあとに???となる行動で突き放される感覚がおもしろかった。

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2024/01/11

恋愛の上手くいかないもどかしさ、イライラ感がリアル。 抽象的な表現が多すぎて、読みづらさを感じてしまった。

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2024/01/09

恋愛って実際綺麗なものばかりではないよなーって実感させてもらえる本でした。 尾崎世界観さんと千早茜さんとの掛け合いがとても面白かったです。

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2024/01/08

シモキタでなんか読みたいと思って買った本。図らずしも、ぽい本でよかった。MCバトルを小説でやりたい、とか先攻後攻みたいなのも面白かったなぁ。 クローゼットに隠れる大輔のシーン何が何だかわかんなかったけど面白かった。。 巻末の対談でもあったけど読書で毎回何かを得られるわけじゃな...

シモキタでなんか読みたいと思って買った本。図らずしも、ぽい本でよかった。MCバトルを小説でやりたい、とか先攻後攻みたいなのも面白かったなぁ。 クローゼットに隠れる大輔のシーン何が何だかわかんなかったけど面白かった。。 巻末の対談でもあったけど読書で毎回何かを得られるわけじゃないし(そんな本ばかりは疲れるし)、たまにはこういうなにも起こらない本を読んでいきたいと思う。そしてそういう時は斜め読みする癖をやめてどっしりセリフ以外の文章も楽しんでいきたい。 書き手のインタビューってあまり今まで触れてなくてとても新鮮だった。千早茜さんのTwitter見にいったらごはんばっかりでこりゃ尾崎世界観の食への関心のなさに驚くわと納得。

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2023/12/24

派遣で秘書として働く福と土木系で働いている大輔。それぞれの視点から描いた連作短編形式。大輔の視点を尾崎世界観が福の視点を千早茜が。 恋愛のモヤモヤというか、なんかうまくいかなさみたいなものを描いているのだと思うが、違う人がひとつの物語を描くものだから結局何が言いたいのかわからな...

派遣で秘書として働く福と土木系で働いている大輔。それぞれの視点から描いた連作短編形式。大輔の視点を尾崎世界観が福の視点を千早茜が。 恋愛のモヤモヤというか、なんかうまくいかなさみたいなものを描いているのだと思うが、違う人がひとつの物語を描くものだから結局何が言いたいのかわからないし、なんだかエモを安売りしてんのか?ていう感じが。読みやすかったし、読み切ったので、全然読めない作品ではないのだが。なんだかパンチのなくなった「自転しながら公転する」みを感じたので。

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2023/12/17

【2023年162冊目】 推し作家千早茜さんと、クリープハイプの尾崎世界観さんの共作。恋愛小説というか、人間小説だなと思いました。恋愛感情を抜いたら、全然無理じゃない?二人の付き合った経緯は作品中では語られないんですが、いやだって想像できないもん、あの出会いからどうしてそうなった...

【2023年162冊目】 推し作家千早茜さんと、クリープハイプの尾崎世界観さんの共作。恋愛小説というか、人間小説だなと思いました。恋愛感情を抜いたら、全然無理じゃない?二人の付き合った経緯は作品中では語られないんですが、いやだって想像できないもん、あの出会いからどうしてそうなった? 千早茜さんの文章力についていけるのかしらと思ってたら、尾崎世界観さん素晴らしかった。途中で「世界観」を連呼する描写があったの、ふふ、ってなりましたが。 いやー、恋愛感情で乗り越えられてても結婚したらまた別の感情が発生して無理ってなる例は多いと思うんですけど、恋愛感情がある時に既に乗り越えられてないのはもうダメなんじゃないでしょうか。 最後に二人の対談があって、千早茜さんが「神様の暇つぶし」を恋愛小説として書いていたことがわかって、もう、あの、頭を抱えました。好きすぎ…

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2023/11/29

なんの変哲もない、2人の物語。 なんの変哲もない物語が生き生きと綴られる作品。 終始もどかしさを感じたが、人生ってこんなもんだろうなぁとも感じた。なんというか。物語だからこういうイベントを作らないと、というのが全くなく、ゆったりとありきたりな毎日が進んでいく、そんな作品だった。...

なんの変哲もない、2人の物語。 なんの変哲もない物語が生き生きと綴られる作品。 終始もどかしさを感じたが、人生ってこんなもんだろうなぁとも感じた。なんというか。物語だからこういうイベントを作らないと、というのが全くなく、ゆったりとありきたりな毎日が進んでいく、そんな作品だった。 そんな変哲もないところから、幸せだったり、怒りだったり、優しさだったりを見出していくというか、感じていく、それが人生なのかなぁと。 逆に、自分がそう思った事を考えると、自分は自分の人生に刺激が欲しいんだろうなと思った。そんなふうに自分から行動を起こして、自分の人生を装飾していっているんだろうなと思った。 自分は自分の人生に退屈はしたくない。

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2023/11/26

"いい男は過去の女の努力の賜物" こうやって言葉にされると心に刺さる。 ふたりの作家さんの共同で作られた作品を読むのが初めてで、不思議な感覚だったし、主人公たちが付き合ったシーンが描かれてなかったり、各々の捉え方とか感じ方とかあって、言葉にするって本当に大切な...

"いい男は過去の女の努力の賜物" こうやって言葉にされると心に刺さる。 ふたりの作家さんの共同で作られた作品を読むのが初めてで、不思議な感覚だったし、主人公たちが付き合ったシーンが描かれてなかったり、各々の捉え方とか感じ方とかあって、言葉にするって本当に大切なんだなと思った。

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2023/11/25

決して綺麗ではない、私たちの日常に近い恋愛。 好きだけど、何か違う、何かが不満 長い間付き合っているとお互いの事を知っているように思えるがそこにはたくさんの思い違いがある。 付き合う事に意味があるのか?考えさせられました。

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