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たおやかに輪をえがいて の商品レビュー

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44件のお客様レビュー

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2023/01/12

自分は正解を生きてると思ってても、それって一体誰にとっての正解?本当に私の正解?誰かさんの正解では?って思うときがある。 それでも、八方美人で生きる自分が自分だから、って押し込め続けてしまうこともあるけど、それで本当にいいのかな、とも思うし、そうやって誠実に過ごしてきたからこそ、...

自分は正解を生きてると思ってても、それって一体誰にとっての正解?本当に私の正解?誰かさんの正解では?って思うときがある。 それでも、八方美人で生きる自分が自分だから、って押し込め続けてしまうこともあるけど、それで本当にいいのかな、とも思うし、そうやって誠実に過ごしてきたからこそ、爆発してしまうことがあっても、過去の大切な気持ちとか時間が許してくれることもあって。結局その時その時に信じた道を進むしかないんだけど、でも、やっぱり自分を可愛がってあげる時間とか気持ちを、上手に心に持っていきたいなと思った。

Posted byブクログ

2023/01/10

面白い 窪さんは簡単な言葉で人の見えずらい感情を書くのがほんとに上手い(前も書いたかも) 自分の父や母、自分と比べながら読んでしまってどうしても辛い気持ちにはなったけど それでも絵里子がだんだん自分を生きる様は勇気づけられる 自分の母にもこう生きてほしい

Posted byブクログ

2022/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

許すことが美徳ではないのに、一冊をかけて、自分の心に余裕を持たせながら(それは自分と向き合っていくことによって生まれる)誰かを許していくことが帰結点みたいな、なんかそんな感じでしんどかった。怒ってもいいのよって自分にも思ったけど、怒るくらいの何かがあるなら本当の意味で許して寄り添ってって私にはできないと思う。それができるようになって初めてステップアップなのかなあ、そんなステップ踏みたくもないな

Posted byブクログ

2022/12/22

結婚二十年。主婦・絵里子の人生に思いがけない家族の秘め事が次々と突きつけられ……。妻でも母でもない道が、鮮やかに輝き出す長編小説。〈解説〉島本理生

Posted byブクログ