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暴虎の牙(下) の商品レビュー

3.9

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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2024/10/17

大上さんがどうやってマル暴を転がしていたのかは読み応えあったし温かみも感じられたが、20年後の娑婆を描いた後半は、物悲しさだけが残った。

Posted byブクログ

2024/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラスト意外に、、切ない。 また孤狼の血から読み直したくなりました。 昭和の廣島を改めて感じました、Badboys思い出しながら読んでました。

Posted byブクログ

2024/07/18

発売日に買うほど好きなシリーズ。 1作目、2作目と比べると浅くなったなとは感じたが、それでも大上パートはほどほどに面白く読めた。 あれ?となったのは後半の日岡パート。日岡の登場シーンはかっこよかったものの、それ以降、日岡って何したっけと思うほど存在感が薄かった。

Posted byブクログ

2024/06/27

一気に読んでしまった。シリーズ完結。面白かった。こう来たかと言う感想。カリスマ性があり無敵と思えた沖虎彦が大上と接触し、死を意識した事により歯車が狂っていく。強固と思った仲間も信じられなくなる。ひとつの波紋が大きなうねりになって破綻へと向かう様は逆にリアルに感じた。とても満足なシ...

一気に読んでしまった。シリーズ完結。面白かった。こう来たかと言う感想。カリスマ性があり無敵と思えた沖虎彦が大上と接触し、死を意識した事により歯車が狂っていく。強固と思った仲間も信じられなくなる。ひとつの波紋が大きなうねりになって破綻へと向かう様は逆にリアルに感じた。とても満足なシリーズでした。

Posted byブクログ

2024/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公沖の警察側の相手が大上から日岡にかわった、沖出所後のストーリーが中心。 結局、大上の意図もよく分からず、沖は破滅へと向かい読了。 え、続くの?

Posted byブクログ

2024/06/12

『孤狼の血』シリーズ完結編じゃのう♪ 再度マル暴刑事ガミさん登場で、 その存在感が際立つ(๑•̀ㅁ•́๑)✧キラーン 時代背景としては『孤狼の血』以前と『凶犬の眼』以後 そこにいたガミさんと秘蔵っ子日岡を繋ぐ役目をするのが、今回の主人公「呉虎会」の沖虎彦という男 やっている事...

『孤狼の血』シリーズ完結編じゃのう♪ 再度マル暴刑事ガミさん登場で、 その存在感が際立つ(๑•̀ㅁ•́๑)✧キラーン 時代背景としては『孤狼の血』以前と『凶犬の眼』以後 そこにいたガミさんと秘蔵っ子日岡を繋ぐ役目をするのが、今回の主人公「呉虎会」の沖虎彦という男 やっている事は破茶滅茶だが、彼は絶対堅気には手を出さない そんな自分と似ている沖が気になり、敵対視しているものが同じだというのもあり、ガミさんがちょっかいを出す トレードマークのパナマ帽のエピソードは意外だった 単に好きでかぶっていた訳ではなかったんだね 私は沖にはハマらなかったけれど、育った環境が良くなくて、寂しい奴だったんだなと思う 愛の手を差し伸べてもらっていたのになあ。。。 ガミさんの人生で一番満たされていたであろうわずかな時間と、一瞬で大切なものを失った話が出て来てくる とてもとても切ない๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐ 日岡もオッサンとなって再び登場する訳だが、ガミさんから譲り受けたあのノートやお金を活用しているシーンを私はかなり楽しみにしていた ブイブイ言わせている日岡を想像していたが…残念だ。:゚( •᷄ʚ •᷅ )゚:。 ラストは衝撃だった 移りゆく時代とともに、人との関係もいつまでもずっと同じでいられない事もあるよね 刺激的なシリーズものだった 何だか終わってしまって寂しい もう何回も言っちゃうけれど、柚月裕子さん、格好良過ぎです(❃´◡`❃)

Posted byブクログ

2024/06/09

ダメだな。柚月裕子はヘタクソだわ。これならなんでわざわざ大上出したの?日岡が出てくる意味無いじゃん?暴力にしか生きられない男が時代に取り残される姿を描きたかったの?そんなら虎狼の血の登場人物使わなくていいし、使うならもっとちゃんと使えよ。これじゃ好きな人物の過去と未来がチラッと見...

ダメだな。柚月裕子はヘタクソだわ。これならなんでわざわざ大上出したの?日岡が出てくる意味無いじゃん?暴力にしか生きられない男が時代に取り残される姿を描きたかったの?そんなら虎狼の血の登場人物使わなくていいし、使うならもっとちゃんと使えよ。これじゃ好きな人物の過去と未来がチラッと見られてファン嬉しい、ってだけじゃん。面白くなると思ったのになー。破滅するだけの話はつまらん。大上と日岡に免じて星4にしとくわ。

Posted byブクログ

2024/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今のところ「虎狼の血」シリーズの完結編らしい。懐かしい大上と日岡に会えましたが、期待値が高すぎたせいで本作はイマイチ・・かな。星は厳しいけど三つで。 特にラストがあっさりしすぎ。これでシリーズ終わりなの?かと・・まだまだ続く様な気がしているのは私だけでしょうか。ちょっとしたサプライズも仕掛けてあるが成功しているかどうかは微妙である。 また敵役の沖があまりにも人格が壊れている。特に刑務所を出所してからの執拗なまでの裏切り者探しの顛末は全く好きになれない。前二作には極道ながら筋の通った人間も登場してのめり込めたが、沖は同情すべき生い立ちではあるものの、暴力に飢えたチンピラとしか私の目には映らず、イキがる中学生がそのまま大人になってしまった様にしか見えない。 本作では大上が半分、日岡が半分の物語になっている。個人的には懐が深く人間的にどことなく深みを感じる大上に惹かれるところが大なので、もっと大上の活躍を味わいたかったので少し欲求不満気味でもある。 以上残念なところを二、三点上げたが、それでも本作品は十分面白く、まさしく一気読みではあった。あくまでも全二作が素晴らしかったので、本作は割を食っている。 次作があるとすれば、ぜひ大上を中心に据えた物語を味わいたい。

Posted byブクログ

2024/04/03

え?続きは?これで終わり?という読み足りなさが残る結末。ガミさんにまた出会えたこと、パナマ帽にまつわるストーリーを読めたことがよかった。完結とのことだが、日岡の成長をもっと見届けたい次第。

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2024/02/11

さて下巻。 五十子会に対する大上と沖のそれぞれの因縁がどう絡んでいくかと見ていたが、そっちへ行っちゃったか。 大上は五十子会を潰す目的で沖に近づいたと思っていたのだが…。 時は移り、平成16年。大上の時代から日岡の時代に。 長らく収監された沖が出所し、逮捕される直前に裏切った...

さて下巻。 五十子会に対する大上と沖のそれぞれの因縁がどう絡んでいくかと見ていたが、そっちへ行っちゃったか。 大上は五十子会を潰す目的で沖に近づいたと思っていたのだが…。 時は移り、平成16年。大上の時代から日岡の時代に。 長らく収監された沖が出所し、逮捕される直前に裏切った人物への報復にひた走る沖を追う日岡。 大上の気持ちはもとより周りが変わったことにも気づけず一人だけ昭和なままの沖の姿が浮いていて、話の展開としてはやるせない。 日岡は沖とはほとんど絡めず、係長をうっちゃって指揮する姿の威勢は良いが、先手を打てない捜査は大上に遠く及ばず。 シリーズ完結編と銘打たれていた割には尻すぼみな印象。確かに、このままでは日岡は終われない(by 松坂桃李)、ではないかい。

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