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できたてごはんを君に。 の商品レビュー

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78件のお客様レビュー

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2023/08/09

一流の料理人では無い人々が、いろいろな事情で職に関わる仕事をするお話。 ラーメン、カレー、の描写が美味しそうで美味しそうで、読んでると食べたくなります。 話の大筋はもちろん面白いのですが、脇役や支えになる人、アシスト上手な周りの人々の良さに気づける本でした。

Posted byブクログ

2023/08/07

食べ物を題材にした小説が好きで、読んでみました。 読了後、一言。 「うまい!」はパワー! これは、食べる方もだけど、作る方もなんじゃないかなーって思いました。 食べてる人の「うまい!」が次の「うまい」を生み出すパワーとなるのではないでしょうか。 と、いうのも、こちらの小説は食...

食べ物を題材にした小説が好きで、読んでみました。 読了後、一言。 「うまい!」はパワー! これは、食べる方もだけど、作る方もなんじゃないかなーって思いました。 食べてる人の「うまい!」が次の「うまい」を生み出すパワーとなるのではないでしょうか。 と、いうのも、こちらの小説は食べる人よりも作り手の苦労や面白さが手厚く描かれているのです。 かつ丼、カレー、ラーメン、パン、と今まで私たちが何の気なしに食べてきたものが登場します。 (どれも美味そうなんだよな、よだれが!) 最高の一皿を作るために何度も試行錯誤して、時間と苦労を惜しみなく費やしている様子が描かれています。 作り手の努力を知ってしまうと、何も考えないで食べれなくなります。(この味つくるためにどれだけ苦労したんだろう?とか想像してしまう) 大体は食べる側に作り手の苦労は知る由もなく胃袋に収まっていきますが。 でも、それでいいのだと思いました。 「うまい!」「おいしい!」という食べた人の一言が作り手のエネルギーとなり、また次の一皿を生み出すことができるのだから。 この本を読んで思ったのは、美味しさの中に自分の個性を表現するのが料理なんですね。 そう考えると料理人ってかなりクリエイティブな職業ですよね。改めて感じました。 ラストが演劇のカーテンコールみたいな感じでした。今まで登場したお店(1話読み切りなのかと思っていたら、、、)が勢ぞろいします。結束してまた新たな活動が始まる予感。 終わりなのに何か始まる。 なんだかワクワクしますね!

Posted byブクログ

2023/08/06

とある商店街での、食にまつわるお話を集めた短編連作。意図したわけではなかったのだけれど、「人間みたいに生きている」の後にこれを読んだの、妙な感じだったな。お話はほっこりするものが多く、まどかな手触りの読後感でした。

Posted byブクログ

2023/08/02

読むと心がほかほか温まる、ごはん小説。 登場人物たちが少しずつ繋がっているのに気付けるのも、読んでいて嬉しいです。 飲食店に関わる人たちを応援したくなる作品です。

Posted byブクログ

2023/07/31

短編だけど、それぞれがどこかで繋がっている。 人が作った料理を食べるのはおいしいし幸せを感じる。 前作の『本日のメニューは。』をまだ読んでいないので、そちらも読みたい。 どうやら前作とも繋がりがあるみたいで、楽しみ♪

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2023/07/30

いくつかの短編が収録されいて、読むたびに外にご飯を食べに行きたくなります。 優しさの伝播を感じる一冊。わたしはいま無性にラーメンが食べたいです。

Posted byブクログ

2023/07/29

忙しかったりすると、昔から睡眠を優先して食を手抜きにしがちな私 でも別に、ご飯がなんでもいいわけじゃない 美味しいものを食べたいし、できれば誰かと一緒に食べたいし、身体に良いものを食べていたい 誰もが安心して美味しく食べられるご飯を 飲食業にかかわったことはないけれど 自分が...

忙しかったりすると、昔から睡眠を優先して食を手抜きにしがちな私 でも別に、ご飯がなんでもいいわけじゃない 美味しいものを食べたいし、できれば誰かと一緒に食べたいし、身体に良いものを食べていたい 誰もが安心して美味しく食べられるご飯を 飲食業にかかわったことはないけれど 自分が作ったご飯を美味しい!って食べてもらいたい、食べて欲しい そういった気持ちはみんな持ってることだと思う

Posted byブクログ

2023/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Kindleで読んだ。 愛情たっぷりの優しいかつ丼。もちもち、幸せの米粉パン……。食べることの本当の喜びを教えてくれる連作短編集。 表紙のイラストにもうそそられる~。 間に挟まれるフードデリバリーの話が、各話をつないでいく構成が良かった! 最終話、アレルギーの人でも食べられる料理を模索していく各店の描写が良かったなぁ。 「本日のメニューは。」の続編なのかな? 前作に出てくるお店もちょこちょこ出てたよね?

Posted byブクログ

2023/07/25

飲食店を経営する方たちが、どんな思いを持ちながら、どれだけの努力と葛藤を続けているのかがひしひしと伝わってくる。 大好きな味を未来に残したい。お客さんを笑顔にしたい。アレルギーがある人でも食べられるものを提供したい。 そして「そんな壮大な夢を叶えるためには、人の助けを借りることも...

飲食店を経営する方たちが、どんな思いを持ちながら、どれだけの努力と葛藤を続けているのかがひしひしと伝わってくる。 大好きな味を未来に残したい。お客さんを笑顔にしたい。アレルギーがある人でも食べられるものを提供したい。 そして「そんな壮大な夢を叶えるためには、人の助けを借りることも必要なんだよ。もっと肩の力を抜いて、人に頼ってもいいんだよ」というメッセージも、読者の心を温かくしてくれる。 これより前に刊行されている『本日のメニューは。』の続きらしいが、前作が未読でも十分に楽しめた。 もちろん、これから『本日のメニューは。』も読みます!!

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2023/07/24

前作から引き続き出てくる登場人物がいっぱいいて、最後の話でそう繋がっていくのかー!と感動した。 日頃から飲食店の人たちは大変だなぁと思ってたけど、コロナでより一層大変だったと思う。 この小説ではコロナ禍ではなかったけど、 経営が大変な中、美味しいもので人を幸せにしたいと熱い志で頑...

前作から引き続き出てくる登場人物がいっぱいいて、最後の話でそう繋がっていくのかー!と感動した。 日頃から飲食店の人たちは大変だなぁと思ってたけど、コロナでより一層大変だったと思う。 この小説ではコロナ禍ではなかったけど、 経営が大変な中、美味しいもので人を幸せにしたいと熱い志で頑張ってくれてる料理人さんに感謝したい気持ちでいっぱい! 栄養さえ接種してれば人は生きれるかもしれないけれど、美味しいもので人は幸せに豊かに生きていけることを再確認させてもらった。

Posted byブクログ