あんの明日 の商品レビュー
シリーズ第7弾!! おやすの節目になる1冊、良かったです。 とめ吉への嫌がらせ事件の真相、山路一郎との恋の行方、新たな食材への挑戦と目が離せない展開。 料理人として、女としての自分。それぞれとどう向き合い、何を選択してこれからを生きていくのかーー。 読みながらときどき「みをつく...
シリーズ第7弾!! おやすの節目になる1冊、良かったです。 とめ吉への嫌がらせ事件の真相、山路一郎との恋の行方、新たな食材への挑戦と目が離せない展開。 料理人として、女としての自分。それぞれとどう向き合い、何を選択してこれからを生きていくのかーー。 読みながらときどき「みをつくし料理帖」シリーズを思い出してしまいました。 巻を重ねるごとにおやすの成長を感じるし、「紅屋」もそこで働く人たちも素敵だなぁって思う。 厳しく、優しく、見守り導いてくれる料理の師匠・政さんが素敵すぎる。 おやすの考案する料理も楽しい。 切ない場面もあったけど、ある人の言葉に不意うちでぐっときた。 きっと、胸を張って行こうって思える。 おやすのこれからが更に楽しみです。
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料理人として料理人として歩み始めたおやす。 彼女の前には見慣れぬ食材への挑戦、調理場でに出会いなど新しい出来事が次々を起こっていく。そんな日々の中料理に興味を持ち始めたとめ吉と二人で考えた料理は紅屋の新たな名物となっていく。 そして山路一郎から想いを告げられ、おやすは一つの決心を...
料理人として料理人として歩み始めたおやす。 彼女の前には見慣れぬ食材への挑戦、調理場でに出会いなど新しい出来事が次々を起こっていく。そんな日々の中料理に興味を持ち始めたとめ吉と二人で考えた料理は紅屋の新たな名物となっていく。 そして山路一郎から想いを告げられ、おやすは一つの決心を固める・・・
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ちょうど同時期にあさのあつこのおいちシリーズを読んでいた。どちらも江戸時代の女性の生き方を描いている。おいちは結婚も仕事も手に入れるようだけど、安は恋を諦めたのが、対象的。
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シリーズ第7作。 守られ、教えられ、育てられてきたおやすも年ごろとなり、大人としての生き方を考えなければならなくなる。いつまでも人に頼ってはいられない。一方、お坊ちゃんだと思っていた山路一郎も一皮むけて、大人になっていく。 これから激動の幕末に向かっていくのだが、そのなかで庶民はどう生きていくのか。
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お勝手のあんシリーズ第7弾。 料理見習いとめ吉に嫌がらせをした男は、女郎桔梗が手を引いた可能性がある。桔梗といは紅屋若女将の母親違いの妹。若女将は身請けしたいと考えていたが、桔梗はすでに借金を全て返し、自分で生きていくつもり。あんは武家で天文方嫡男の山路一郎から告白される。しかし2人は身分違い、さらにあんは結婚するよりも料理人としての道を決めるのだった。 お勝手では新しくお勝手女中雇う。一膳飯屋を営んでいたおうめさん。ハキハキして働きやすい。板前の平蔵さんはもうすぐ店をやめる。自分の店を持てるようになったからだ。そしてあんもますます料理人として活躍する感じ。 《感想》今回も新しい料理に挑戦したり、おうめや桔梗との出会いがあったりしている。どの出会いも気持ちがいい。一方、つらいのが山路一郎との別れ。あんの前の淡い恋も可哀想だったが、今回はお互い好き合っていた同士だけにさらに辛い。でもここからいよいよあんが料理人として成長しだす、というストーリーなのかもしれない。 時代設定で考えてみると、だいぶ都合の良い作りになっているかもしれない。女性が板前をやるとか、紅屋の恵まれた環境とか。でも読んでいて前向きになれるし、あんの周りの人はたいてい親切でお互い助け合っていて和む。あとは、後々の伏線?かもしれない、あんの幼少期の記憶。特にあんの腹違いの弟・平吉のことをぼんやり思い出してる様子は、もしかしたら平吉と出会う可能性もあるのかなと期待。ますますストーリーが広がるかもしれない。
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あんの成長を応援したくなるシリーズも9作に。幕府天文方の嫡男山路との別れを経て料理人としての道にさらに邁進していく。日々の営み、料理の楽しみみなと働く幸せ、そして自身の成長…、そこに希望がある。少女の時代を脱皮し料理人としてさらに一皮剥けていくあんの成長が楽しみ。
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すっかり料理人として紅屋で働くお安。 小僧のとめ吉が酷い目に遭わされた理由も分かってきた。そこには若奥様の切ない理由があった。 お安自身も切ない恋の終わりがあり、気持ちも沈みがちになる。 料理人として生きていくことを決意したお安は、肉料理にもら挑戦していく。 お安の生き方を夢だと...
すっかり料理人として紅屋で働くお安。 小僧のとめ吉が酷い目に遭わされた理由も分かってきた。そこには若奥様の切ない理由があった。 お安自身も切ない恋の終わりがあり、気持ちも沈みがちになる。 料理人として生きていくことを決意したお安は、肉料理にもら挑戦していく。 お安の生き方を夢だという人もいて、この先も料理することを希望として生きていくのだろう。
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考えて新たな料理を作り美味しいと喜ばれるあんちゃん。料理人への道を進む。明日を目指したあんちゃんの次作楽しみ。
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シリーズ第7弾。 虐めも失敗もなく、安定の周りはみんな良い人ばかり。 やすも17歳となり、一郎との恋など含ませてはいるが、政との関係などは幼く描かれているように思える。 最終的には紅屋の料理人になるのだろうか?
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同時に叶わぬ願いならば、後悔のないほうを。 あんちゃんはやっぱり料理の道に進むのね。 この先の成長も楽しみ。 一郎さんが…自分勝手な人じゃなくて…同時じゃなくてもいつかは?と期待してしまう。
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