ヤッさん(Ⅴ) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全3篇の中では、ヤッさんが体調を崩して本領発揮が難しくなるお話には少々新鮮さを感じました。 が、ほか2編は過去作の話と同じようなパターン(以前登場したキャラの目標がブレてトラブるのと、飲食やりたい人を後押しするパターン)で、ちょっと食傷気味な感が…… 他の作者の「侠飯」という小説も似たような傾向があるのですが、あちらは常に現実世界のトレンドの話題(闇バイトみたいな話)を取り入れて、マンネリ感を払しょくしていると思うので、ヤッさんシリーズも何かしら飽きさせない要素が欲しいかも。
Posted by
誇り高き宿無し、築地で活躍する食のコンサルタントヤッさんが活躍するシリーズ。 本作は3話構成の短編集。 どの話もヤッさんらしい活躍が描かれスカッとする結末で読んでいて楽しかった。
Posted by
築地から豊洲に移転を背景に「そば処みさき」に祇園の料理店の板前を雇うというタカオとミサキの間に夫婦の危機まで発展。老舗卵焼き屋の三代目香津子の前に現れたテンペイロの料理人との関係。女性和食料理人.里菜へのオーナーのパワハラとオモニの店の立ち退きと存続問題。これらの問題をヤッさんは...
築地から豊洲に移転を背景に「そば処みさき」に祇園の料理店の板前を雇うというタカオとミサキの間に夫婦の危機まで発展。老舗卵焼き屋の三代目香津子の前に現れたテンペイロの料理人との関係。女性和食料理人.里菜へのオーナーのパワハラとオモニの店の立ち退きと存続問題。これらの問題をヤッさんは人望とフットワークにより解決。それぞれの話に若い料理人や職人を陰ながら助力するヤッさんの胆力に感服。ヤッさんの生き方、オモニの本心など垣間見られたがこの二人のことが気になった。真っ当に生きていらば何とかなる、そうでありたい。
Posted by
ヤッさんシリーズ第五作。今回も迷える弟子達を導いていくが、以前よりは直接関わることが少なくなった気がする。あのヤッさんがカゼで寝込むとは、よる年波には勝てないのか。
Posted by
豊洲への市場移転を前に築地へ帰ってきたヤッさん。夫婦で蕎麦屋を開店したはずのタカオとミサキの間には溝が生じ、跡継ぎになるため苦労している卵焼き屋の香津子のもとには海外放浪帰りの青年がやってきた。ヤッさんと深い縁のオモニが営む韓国食堂にも忍び寄る影が。みんなのトラブルを解決できるの...
豊洲への市場移転を前に築地へ帰ってきたヤッさん。夫婦で蕎麦屋を開店したはずのタカオとミサキの間には溝が生じ、跡継ぎになるため苦労している卵焼き屋の香津子のもとには海外放浪帰りの青年がやってきた。ヤッさんと深い縁のオモニが営む韓国食堂にも忍び寄る影が。みんなのトラブルを解決できるのは、この男しかいない!
Posted by
シリーズも早5作目 やっさんというキャラクターに ハマるかハマらないかで 評価は分かれるかも。 自分は、ハマってます。 ただ、実際に周りにいたら…
Posted by
- 1