未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること の商品レビュー
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人工減少にともうなう課題を様々な業種の観点からで解説、推測した一部と今後の対策の二部。 二部の厚利小売、生産性向上、スキルアップは私自身の仕事にも通づる点あり。
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文化放送 「村上信五くんと経済クン」 ゲスト 河合 雅司 さん (2023年1月28日放送) 91
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コロナが原因の問題は思ったよりなかったと思う。多くの問題はコロナ前からすでに起こっていたから...。最後に個人的に関心のある韓国と中国の話題が出てきて、お互いに仲良くしようと思った。
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2023年13冊目。満足度★★★☆☆ 本書と野口氏の『2040年の日本』をあわせて読むことで、日本の社会の様子がかなりイメージできる
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消費は、人口の減少と高齢化でダブル縮小になる。 自動車整備士、第一種電気工事士、配管技能士は人手不足が続く。 ローカルテレビ局は利益が急減。 ドライバー3割減。 アマゾンは物流革命が経済成長のカギを握ることを証明した。 東京都、大阪府で高齢者が3割を超える。 駅ごとに特色があるものを集合させる案。 地方に住むと水道、電気、ガスが高くなる。 2030年には患者不足がおきる。地方圏ほど早く表れる。 東京都で2036年に1万人以上の意思が過剰になる。 寺院消滅=檀家が少なくなる。 単立宗教法人が増えている=包括宗教法人を離れて廃寺にはしないが放置しているため。 地方公務員不足になる。マンパワーが足りない。 戦略的に縮む、モデル。薄利多売ではなく厚利小売。 ブルシットジョブを減らす。 人口10万人であれば大半の業種が存続可能。 人口減少対策は夏休みの宿題のようなもの。ついつい後回しになる。
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強い興味を覚えて入手し、ゆっくりと紐解き始めたのだが、驚くべき内容に引き込まれ、頁を繰る手を停め悪くなり、結果的に素早く読了に至った。 実は以前に同じ著者による『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』を読んでいる。何冊か、この「未来の」というシリーズは在るようだ。 「静か...
強い興味を覚えて入手し、ゆっくりと紐解き始めたのだが、驚くべき内容に引き込まれ、頁を繰る手を停め悪くなり、結果的に素早く読了に至った。 実は以前に同じ著者による『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』を読んでいる。何冊か、この「未来の」というシリーズは在るようだ。 「静かなる有事」とは、著者が人口減少という事態を形容した表現だ。何が悪いというのでもなく、なってしまった状態で、確実に人口は減って行き、簡単には停められない次元に既に至っているという。 以前に読んだモノは“総論”という感であった。少し長い時間が掛かりながら、人口が「増えない」が「減る」になって行こうとしている様子を説くというような内容だった。本書はそういうモノに対して“各論”というようになっていると思う。 誰にでも暮らしが在って、社会の様々なモノと色々な形で関わっている。そういう様々なモノが、人口減少によって「如何いうようになる可能性が在るのか?」、または「懸念される様々な事柄」ということが詳細に語られている。金融、交通、物流、医療、社会資本、自治体の公務、救急や警察、自衛隊等々、様々な話題が在る。 そういう様々な話題を可能な限り提供した後、免れられない「静かなる有事」たる人口減少の時代に向けて「考え方を変えよう」と提言が為されている。 「人口減少」と言われても、然程強く実感出来ない場合が在るかもしれない。他界してしまう等で人口が減る自然減という以上に、何かの事由で転出するという形で人口が減る社会減が多いとされているような、地方の人口規模が然程でもない場所に名の無く在る分には、ハッキリ言って「十分に人口減少なのですが…」と訳が解らないというように、個人的には感じないでもない。 が、本書はその辺りを具体的に判り易く論じる。例えば、鉄道の利用者の数を論じた箇所では、定期券で列車を利用している高校生や大学生が含まれる年代の人口に注目し、それより15歳下程度の人口を観ると「15年程度後、2030年代半ばの高校生や大学生が含まれる年代の人達の数」が殆ど間違い無く推定し得る。こういうようなやり方で比べて、10年や20年で15%や20%も一定の世代の数が減るということが見えるとしている。こういうのは判り易かった。或いは、本書で論じられていることの大きな部分が、こういうような「殆ど間違いない推定」に依拠している訳だ。 様々な話題に触れたが、交通や物流というような事柄で、担い手不足な傾向が深刻化するかもしれないというようなことは、或る程度判っているが気になるテーマだった。 そして医療だ。医師が足りない場所と余る場所とが混在し、診療科に偏りが生じるというような問題も生じ、「不足だから医学部の定員を増やせ」というような事だけでは対応困難で、終いには医学部に入って学ぶ若者も少なくなるという。これは少し難しい課題だ。 こういう具合に様々な話題が挙がっている。が、結局は「免れられない人口減少の局面を生き延びることを考えて、考えた結果を実践すべきだ」ということに尽きるのだとも思う。 人口減少というようなことで生じる社会の変化は、或いは既に一部が始まっていると考えるべきかもしれない。そういう中、「昔はこうだった…」とか、少し年配な人達の「若い頃は…」というのが無意味化してしまっている面も在るのかもしれない。 免れられない「静かなる有事」たる人口減少の時代に向けて「考え方を変えよう」と挑戦をした人達と、その限りでもない人達との間に、遠くない将来に何やら大きな差異が生じるのかもしれない。そんなことも思いながら読んだ本書だ。こういう「考える材料」は大切だと思う。
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「未来の年表」の続編的な本(間に何冊かあるけど)。 「未来の年表」は時系列で、人口減少の影響について 論じていましたが、今回の本は、業界別。 ※未来の年表 人口減少日本でこれから起きること https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4...
「未来の年表」の続編的な本(間に何冊かあるけど)。 「未来の年表」は時系列で、人口減少の影響について 論じていましたが、今回の本は、業界別。 ※未来の年表 人口減少日本でこれから起きること https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4062884313#comment 内容については、前作とそう大きくは変わりませんが、 自分の所属する業界の説明がある場合は、 よりリアリティをもって読み進めることができるかと思います。 該当する業界は、製造業界、自動車産業、金融業界メディア、小売業界、物流業界、農業・食品メーカー、住宅業界、建設業界に、鉄道業界、インフラ業界、、医療業界、寺院業界、葬儀業界、地方公務員、自衛隊(防衛産業)と多種多様。 前作同様、現実を直視するのは結構つらい営みですが、 一度は知って自分なりのアクションを考えたい本です。
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読むだけで陰鬱になれる良書。 恐らく日本政府は筆者の提言は実行できないだろうからこのままジリ貧になると予測される。人が減ってサービスの提供もなくなる未来。本書とは関係ないけどこの状況を坐視して金を無駄遣いしていた連中は戦犯といって差し支えないだろう。 夕張市のようになるか軍艦島の...
読むだけで陰鬱になれる良書。 恐らく日本政府は筆者の提言は実行できないだろうからこのままジリ貧になると予測される。人が減ってサービスの提供もなくなる未来。本書とは関係ないけどこの状況を坐視して金を無駄遣いしていた連中は戦犯といって差し支えないだろう。 夕張市のようになるか軍艦島のように国民全員消えるか、ウクライナのように侵攻されるか、としくは他国の領土になるか…
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すべての日本人に読んでもらいたい本。人口減少はもはや止められないし、加速するので、それを前提とした戦略を練っていかなければならない。そしてそれは人類史上誰も経験していない社会。 ・人口減少は「黒船来航」並に社会の在り方を変えてしまう。というか、変えなければならない。 ・10万人...
すべての日本人に読んでもらいたい本。人口減少はもはや止められないし、加速するので、それを前提とした戦略を練っていかなければならない。そしてそれは人類史上誰も経験していない社会。 ・人口減少は「黒船来航」並に社会の在り方を変えてしまう。というか、変えなければならない。 ・10万人規模の都市じゃないと社会インフラを整えるのが非常に困難になる。多極分散ではなく、多極集中にしないと。 ・人口減少社会では「拡大」や「分散」は危うい。「集中」や「特化」が生き残りのワード。 ・「薄利多売」から「厚利少売」へ。ブランド力の強化で「よりよいものは、それ相応の価格で」へ。
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<目次> 序章 人口減少が日本にトドメを刺す前に 第1部 人口減少日本のリアル 第2部 戦略的に縮むための「未来のトリセツ」(10のステップ) <内容> 基本的な構造は他の本と変わらない。情報がリアップしただけ。まあ、わかることは、少子高齢化は止められない。自治体一つの...
<目次> 序章 人口減少が日本にトドメを刺す前に 第1部 人口減少日本のリアル 第2部 戦略的に縮むための「未来のトリセツ」(10のステップ) <内容> 基本的な構造は他の本と変わらない。情報がリアップしただけ。まあ、わかることは、少子高齢化は止められない。自治体一つの対策は、近隣自治体の足を引っ張ることになるだけ。従来の成長神話は捨てる。知的財産をしっかりと作り、キープし、製品・サービスに付加価値をつけて、「厚利少売」する…。こうした発想を持てる経営者や政治家、役人はどれだけいるか…
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