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芦屋山手 お道具迎賓館 の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2024/04/24

信長や本能寺の変の解釈は面白かったが、全体的に茶道具の来歴が述べられているだけな気もした。擬人化することで「説明」がお話になったのかな。茶道具に興味をもつきっかけになるかもしれない。

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2023/08/08

芦屋山手の先生と彼が掘り出した白天目茶碗の付喪神シロさんとの日々。記憶のないシロさんに思い出せるよう芦屋と在原業平との故事を調べたり古いお道具仲間と出会えるようお茶会を開いたり。そのお道具達の同窓会的なお喋りが歴史を語っていて面白い。特に本能寺の変についての解釈など楽しく読みまし...

芦屋山手の先生と彼が掘り出した白天目茶碗の付喪神シロさんとの日々。記憶のないシロさんに思い出せるよう芦屋と在原業平との故事を調べたり古いお道具仲間と出会えるようお茶会を開いたり。そのお道具達の同窓会的なお喋りが歴史を語っていて面白い。特に本能寺の変についての解釈など楽しく読みました。

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2023/05/30

まさかの茶道具の擬人化小説!? 異色の骨董ファンタジー 芦屋でたまたま掘り出された白天目茶碗・シロさん シロさんを茶漬けに使ったり日常使いしている浮世離れしている感が漂う・先生 シロさんの元々の所有者は織田信長 ということで、織田信長が所有していた茶道具さんたち全員集合~! で...

まさかの茶道具の擬人化小説!? 異色の骨董ファンタジー 芦屋でたまたま掘り出された白天目茶碗・シロさん シロさんを茶漬けに使ったり日常使いしている浮世離れしている感が漂う・先生 シロさんの元々の所有者は織田信長 ということで、織田信長が所有していた茶道具さんたち全員集合~! でもって、茶道具たちの記憶を集めて綴った本能寺の変の真相とは… 「マボロシの茶道具図鑑」と照らし合わせながら読むと楽しめます。

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2023/05/28

"なんでも鑑定団"で聞いたことのあるような、古い茶器をはじめとするお道具たちの昔語。 形式はおもしろかったけど、やや読みにくい。 淡々と進むところが、安心して読めるとも言えるが、少し物足りない感もあった。

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2023/05/07

長いこと生き抜いてきたお道具さんたちが目にしてきた歴史の点と点を繋いで、白天目のシロさんの出自を明らかにするという、斬新な物語。視点が興味深い

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2023/04/15

お茶の雑誌で連載されているものを読むのにはちょうどいいのかもしれませんが、単行本として読むには物足りなさが残りました。 茶器の説明をただただ読んでいる感じで、付喪神などの設定を活かして、物語としての肉付けがもう少し欲しかったです。

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2023/04/05

お茶の道具の付喪神達が芦屋の館に集まり、信長や秀吉を語る。 本能寺の変で消失されたとされる道具、行方不明の道具などなと。 お茶道具から語る信長さんも興味深い。

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2023/04/02

これは小説なのか。 小説には違いないけれども、うんちくとだじゃれ(茶にまつわる)を、登場人物(茶器)の口から言わせているだけのシロモノに見える。 主義主張と蘊蓄をカギカッコで羅列しただけのものを小説と呼びたくはない。

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2023/04/01

白天目を始めとして、たくさんの茶道の名器の方々(皆さん付喪神になってらっしゃる)が集って昔話をするシュールなファンタジー。茶道をしていた頃を思い出しました。歴史の裏話っぽい側面もあり面白い。

Posted byブクログ

2023/02/24

擬人化された茶道具の思い、会話にクスッと笑える反面、歴史を見て来た茶道具たちの存在は重くも感じた。 誰にも、ずっとそばにいて愛着のあるものがあるだろう。それらを擬人化してみると、どう思っているのか?想像してみるのも面白いとふと思った。

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