それでも食べて生きてゆく 東京の台所 の商品レビュー
丁寧な暮らしがいいわけじゃなくて自分を大切にできている暮らしがいいんだと思う 無理に食べたり、食べすぎて吐くのをやめたい
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※このレビューにはネタバレを含みます
生きることは食べること。台所は雄弁。 多くの場合、家には台所がある。 台所は料理をするところ、と思っていたが、当然お菓子を作る場でもあり、コミュニケーションの場でもあり、、その人たちの人となりが出る場所なのだとよく分かった。 夫に先立たれた妻、子供の独立を機に食事を作らないことを決めた夫婦など、それぞれの台所があり、そこに物語がある。台所だけではなくインタビューを通すことで、こんなにも一生懸命に一つの人生を生きているのだと感じられた。 特に“酒と金魚”、“愛のあと“、”「おかゆ、梅干し」。忘れられない献立帳“、”料理写真をつまみに飲む男” 、”続・深夜の指定席”が刺さった。 テレビの作品で「ドキュメント72時間」というドキュメンタリーがあり、街を歩いてすれ違う、一見”平然と生きているように見える人”にも、こんなにも大きな出来事があったのかと驚かされる。それに近い、人が息づく様を強く感じた。 私自身の台所は今どう見えるのだろう。
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なんの考えもなしに読み始めてたら、なんだか重い。正面から読むことがつらくなってくる。なんでつらい話が続くのだろう、と思っていたら、テーマが「喪失と再生」だった。喪失のなかには生活があり、再生は生活とともにある。生活の場である台所の役割は大きい。
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色々な人たちの台所を取材した記事をまとめた本だけど、どれも台所にとどまらず、人生そのものの話につながっている。一人ひとり異なる喪失と再出発の物語を読むことで、わが人生について考えさせられた。 特に印象に残ったのは、「本と恋と団地ごはん」とか「八六歳。終わらぬ問いかけ」とか。 団地...
色々な人たちの台所を取材した記事をまとめた本だけど、どれも台所にとどまらず、人生そのものの話につながっている。一人ひとり異なる喪失と再出発の物語を読むことで、わが人生について考えさせられた。 特に印象に残ったのは、「本と恋と団地ごはん」とか「八六歳。終わらぬ問いかけ」とか。 団地で読書会なんて、いいなぁ。料理を持ち寄ってわいわい食べたり飲んだり… 奥さんを亡くして一人になった男性に料理を作って夕食を共にしているとか…そんなふうに暮らせたら寂しくない。戸建てを建てたはいいけど将来夫が死んでからのことを思って不安になっているわたしには羨ましく感じられた。 86歳男性の記事は、「得意料理は”なし”と書いたよ。なんでも全部おいしいと思っているので。食事に優劣をつけるのが自分の価値観に合わないの」という断りから始まる。 「グルメ番組を見るのは好きじゃない。特別な料理と、そうでないものに分けられる感覚に違和感を覚えるのです。番組で扱われないようななんでもない食事でも、僕は感謝して食べる。食事は快楽や娯楽ではなく、生きるためにいただくものだと思うから」という言葉、いいなぁと思いました。 「生き方や価値観、哲学はみんな違うから、人はそれでいい。僕はそう思うだけ」というのもいい。 「毎日何してるんですか、ってよく聞かれるけどさ、自分の数学理論もまとめたいし、カメラも親鸞もある。女房が死んでから、何もすることがないっていう日がまだ一日もないんだよね」。
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このシリーズは割合好きでよく読んでいますね…! 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー コロナ禍ということもあり、なんだか全体的に低調と言いますか、鬱っぽいエピソードが多かったような…あと若い層でも離婚って居ますね! それも結婚してからまだ一年ちょっとで離婚とか…そういうケース...
このシリーズは割合好きでよく読んでいますね…! 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー コロナ禍ということもあり、なんだか全体的に低調と言いますか、鬱っぽいエピソードが多かったような…あと若い層でも離婚って居ますね! それも結婚してからまだ一年ちょっとで離婚とか…そういうケースもあるのかなぁ? とか思いましたとも…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 僕の知り合いでコロナで亡くなったとか、そういう人はいないんですけれども、世の中を見渡してみれば…というか、この本を通して思うことは人っチューのはこの瞬間もどこかで亡くなっているのだということ…巻末で著者はこの本を喪失と再生がテーマだとか? おっしゃtっていたような気がしますけれども、まさにそのようなエピソードが溢れていたように思います…。 コロナが明けて少しでも明るいエピソードが読めればと今後期待しております…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
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最初の「酒と金魚」からもうグッときてしまう。「それでも食べて生きてゆく」が一つ一つのエピソードに深く込められている。実はシリーズものなので他も読んでみようと思う。
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ウェブ版で読み続けていたので、迷わず手に取った次第。書籍版は文章が中心なので、たくさんの写真が掲載されているウェブ版の方が好みかな。でも書籍は加筆修正もされているので、これもなかなか捨て難い…かな
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audible51冊目。 てっきり小説なのかと思っていたら、ノンフィクション。 さまざまな家族やカップル、ひとり暮らしの台所を取材し、それぞれの人生や思いが語られています。 嬉しい幸せな思い出も、悲しい辛い思い出も、それぞれの台所に宿っているのだなあと感じました。 特に、家族...
audible51冊目。 てっきり小説なのかと思っていたら、ノンフィクション。 さまざまな家族やカップル、ひとり暮らしの台所を取材し、それぞれの人生や思いが語られています。 嬉しい幸せな思い出も、悲しい辛い思い出も、それぞれの台所に宿っているのだなあと感じました。 特に、家族の死に向き合った方のお話と、パートナーとの別れを乗り越えた方のお話が印象に残っています。 悲しい記憶であるはずなのに、お2人の話がとても前向きで、心を打たれました。 食べるということは、生きること。 だから生きている以上、台所とともに日々暮らしてゆく。 夫と2人で暮らす我が家の台所を振り返ってみる。 最初に2人で組み立てた食器棚。 いろいろなものの配置や収納の仕方を考えて。 いただいたものや気に入ったもの。 暮らしやすいように、だんだんと形作られてきた台所。 わたしたちの毎日が刻まれているなあと思いました。
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台所を見ながら、その人の暮らしや人となりを見る。 どんな台所で、どんなものを作り、食べるのか。 タイトルにもなっているので、そこは取材する上での重要な要素ではあるのだが、そこを通じて、傷ついたり、変化に翻弄されながらも生きている人たちの姿を映し出そうとしているようだ。 この本...
台所を見ながら、その人の暮らしや人となりを見る。 どんな台所で、どんなものを作り、食べるのか。 タイトルにもなっているので、そこは取材する上での重要な要素ではあるのだが、そこを通じて、傷ついたり、変化に翻弄されながらも生きている人たちの姿を映し出そうとしているようだ。 この本では、離婚、死別など、何かを「失った」人が多いが、失っても、台所で作り、食べて、暮らしていく。 年齢的に、自分もいつか「失う」時が来る(相手に「失う」経験をさせる可能性もなくはないだろうが)のだろうと思うようになった。 この本を読んで、またその時を考えた。
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オーディブルできいたけど、写真が見たくてすぐに図書館で予約。どんな台所なのだろう。と。 11.3図書館で借りてきてきた本と照らし合わせてみた。うん。台所って面白い。
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