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日本に住んでる世界のひと の商品レビュー

4.3

38件のお客様レビュー

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2024/06/05

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01429166

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2024/05/28

上野公園のチェリスト ペレ・ヨヴァノフさん(北マケドニア) 労働組合のリーダーとして仲間を守る 長谷川ロウェナさん(フィリピン) 海面上昇で故郷はがらりと変わった ラシード・モハメドさん(モルディブ) 横浜中華街育ち、元不良の料理人 黄成恵さん(日本生まれ、中国籍) カリブ海から...

上野公園のチェリスト ペレ・ヨヴァノフさん(北マケドニア) 労働組合のリーダーとして仲間を守る 長谷川ロウェナさん(フィリピン) 海面上昇で故郷はがらりと変わった ラシード・モハメドさん(モルディブ) 横浜中華街育ち、元不良の料理人 黄成恵さん(日本生まれ、中国籍) カリブ海から来た語学の達人 スプリンガー・ドーン・エイミーさん(バルバドス) ジェノサイドを経験した国の大使 グラント・ポゴシャンさん(アルメニア) すぐ帰るつもりが75年、川崎のハルモニ 崔命蘭さん(韓国) 人口が少ないから、いろんな仕事を掛け持ちする アルナ・イェンソンさん(アイスランド) 長崎のキリスト者たち ドメニコ・ヴィタリさん(イタリア)アントニオ・ガルシアさん(スペイン)泉類治さん(スペイン) 東京で起業したひと、ルーツは草原の遊牧民 エンゲルさん(中国・内モンゴル自治区)〔ほか〕

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2024/05/11

色んな国の様々な人。 それでいて皆、日本が好き。そういう気持ちを感じられる本でした。 彼らから見た日本という国。未来の日本が今よりキラキラしていくために必要なあり方が散りばめられている内容でした。 10代の子供にも読んでほしいなと感じました。

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2024/04/27

「海の向こうの出来事も、この島で起きている問題も、知らないことで満ちている。」 日本に住んでいる世界の方々の様々な人生が語られる 著者の丁度良い距離感が温かい そして日本の良さや、嫌な所を改めて考えさせられる

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2024/04/20

人に歴史あり。どんな経緯で日本に来たのか、ひとり一人の物語が面白い。特に想像を絶する苦労をした人は、日本で安心して暮らしてほしいなと思うけど、とはいえどこまで受け入れられるか、どのように付き合っていくか、は現在進行形の話でもあり、、 でも、知る、ということは第一歩のはず。

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2024/03/24

壮絶な過去を経た人ほど、淡々とした口調で振り返るのだと、感じ入った一冊。 著者の巧みな質問力と絶妙な距離感(近すぎても、見えなくなることがあると思う)が、この本に出てくる主人公たちの過去語りを容易にしている。 ただ、容易になったからといって、一人一人の過去が安泰だったことを意味...

壮絶な過去を経た人ほど、淡々とした口調で振り返るのだと、感じ入った一冊。 著者の巧みな質問力と絶妙な距離感(近すぎても、見えなくなることがあると思う)が、この本に出てくる主人公たちの過去語りを容易にしている。 ただ、容易になったからといって、一人一人の過去が安泰だったことを意味しない。むしろ逆で、人によっては金井氏のインタビューを受けていること自体が奇跡といえるような人生だった人もいる。 金井さんが泣きそうになったところでは、私も思わずほろりと来てしまった。

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2024/01/29

ここに書かれていることが全てではないと思うけど、世界にはいろんな人がいていろんな文化があるんだなと思う 戦争や殺戮の話にもふれられていて、それらは昔の話ではないという事もわかる 何かの縁で日本に来たのかと思うと感慨深い

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2024/01/23

まず目次を見て、身近ではあまり聞かない国籍の人ばかりだなぁという印象。 北マケドニア、バルバドス、アルメニア、東ティモール、セネガル、エストニア、コンゴ民主共和国、などなど。在留人数の少ない国の人を中心にインタビューをし、本作を執筆されています。 日本にやって来た理由も出稼ぎ...

まず目次を見て、身近ではあまり聞かない国籍の人ばかりだなぁという印象。 北マケドニア、バルバドス、アルメニア、東ティモール、セネガル、エストニア、コンゴ民主共和国、などなど。在留人数の少ない国の人を中心にインタビューをし、本作を執筆されています。 日本にやって来た理由も出稼ぎ、宣教師、難民としてなどさまざま。読み終えた感想の一部として、著者の以下おわりのことばがしっくりきた。 『どの人生にも驚くべき局面があり、どの人生にもキュンとなる部分があり、にんげんのドラマはまったく果てしない』 20人の今と、ルーツをたどる話にほんの少し触れただけですが、とても深い大切な話を聞かせて頂いたことを感じた。 そのどれもに強く引き込まれました。 遠い国の風景にワクワクしたり、彼らの目線を通して意外な日本の姿に気づかされたり、彼らやその家族の生きる姿勢に背筋が伸びるような場面もあった。 そして、痛ましく悲しい歴史など無知であることも自覚しました。 彼らだからこその着眼点や感じ方があっておもしろかったし、初めて知ることもいっぱいでした。 読みやすく端的でわかりやすく、スキマ読みにもピッタリ! 金井さんのイラストも味があって好き♪ 一人一人の人間ドラマが愛おしくなってきました。 もし続編がでたら読みたいです。

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2023/11/29

・住んでいた人だから分かる知らない国のこと、住んでいる自分も分かっていない日本のこと、視点を変えると、日本の良し悪しが見えてきます。本の中で20人と異文化交流しよう。 ・「外国人」とひとくくりにしてしまいがちだけれど、それぞれに人生があり、事情があって日本に住んでいる。日本で生...

・住んでいた人だから分かる知らない国のこと、住んでいる自分も分かっていない日本のこと、視点を変えると、日本の良し悪しが見えてきます。本の中で20人と異文化交流しよう。 ・「外国人」とひとくくりにしてしまいがちだけれど、それぞれに人生があり、事情があって日本に住んでいる。日本で生まれ育った私たちには想像もつかないようなことが。まだまだ知らない世界の広さを実感し、彼らの激動の人生に思いを馳せる。 ・"来日した理由も暮らしぶりも色々。1人1人のストーリーを通して見えてくるものとは…? 国や民族について目からウロコ!”知らない”を”知る”一冊!"

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2023/12/12

奥渋谷エリアにある「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」で見かけたので読了。 出身国の重複がなく、珍しい国が多く登場するため、読んでいて面白い。いろいろな生き方を、いろいろな国についてサクッと知れるので気軽に読める。 外国にいる日本人、と対...

奥渋谷エリアにある「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」で見かけたので読了。 出身国の重複がなく、珍しい国が多く登場するため、読んでいて面白い。いろいろな生き方を、いろいろな国についてサクッと知れるので気軽に読める。 外国にいる日本人、と対比すると、日本が好きで来た人も多い一方、政治や情勢、はたまた生まれた環境によるものなど当人の想いとは違った外部要因も多かったのには驚いた。 個人的に印象に残った人たちは以下。 ・アイスランド人..仕事を掛け持ちする風土はいいなと思った。彼のサイトを見ることができる ・内モンゴル自治区の人..根性と行動力がハンパない。なお、お店は潰れてしまったようだ 著者の文章は、難しい単語が使われておらず、おっとりした文体で読みやすい。それを象徴するのが、表紙や途中にある絵で手描きで味がある。 ただ、不要であったり蛇足的な文章が散見されるのが残念。おそらく文章のかさ増し的な意味合いだろう。ひとり芝居の寒いコントみたいなものが展開されていたりもした。 また、1人のインタビューの内容がかなり薄い。もう少し、その人の人生か、国や情勢の情報にフォーカスして深掘りしてほしかった。 とはいっても、これはどこまで突き詰めても1人1人の物語の総集編。国を代表するものでもないし、人生みんないろいろある。

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