うみべのストーブ 大白小蟹短編集 の商品レビュー
とても静かで、優しくて、心が撫でられるような感覚。日常の切り取り方が素敵な作品だった。静かに流れる涙。全ての作品に共感出来た。感情移入が止まらない。たくさんの人に手に取って欲しいと思った作品でした。
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なんて素敵な物語たちなのだろう。 あたたかい気持ちになる短編集。 物語とリンクした短歌にも心を奪われた。
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静かなドラマを観てるようだった。 ひとつひとつの物語に、遠い私のなんて事のない思い出が被さってきて何度も立ち止まってしまった。
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過ぎ去る日々の生活の中でふと立ち止まる小さな、でもとても大切な何か。こういうことを見逃さずに生きていきたい。詩的な雰囲気に心が洗われるよ。
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内容というよりも、コマ割り、吹き出しの配置、見開きの魅せ方、構成、話の軌道や稜線がとてもとても綺麗だなと感じた気がする。劇的なものじゃなく、つま先から順番に醒めていく感じ。すーっと澄んでいく感じだった。 この詩情が『このマンガがすごい!』というある意味でポップかつマーケット的...
内容というよりも、コマ割り、吹き出しの配置、見開きの魅せ方、構成、話の軌道や稜線がとてもとても綺麗だなと感じた気がする。劇的なものじゃなく、つま先から順番に醒めていく感じ。すーっと澄んでいく感じだった。 この詩情が『このマンガがすごい!』というある意味でポップかつマーケット的役割が強い印象を受ける舞台で1位というのも面白い。数年前では考えられなかったというか、想像ができなかったというか。
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これは俺の経験から来てるんだけど、すごい奴っていうのはそいつに何か例えば才能みたいのがべたっとくっついているんんじゃなくて、何か欠けてる場合の方が多いんだ。 p164こんなセリフをおもいだした。この話の完成度が飛び抜けてるきがする。 正直この話以外はまあまあよかったくらいだっ...
これは俺の経験から来てるんだけど、すごい奴っていうのはそいつに何か例えば才能みたいのがべたっとくっついているんんじゃなくて、何か欠けてる場合の方が多いんだ。 p164こんなセリフをおもいだした。この話の完成度が飛び抜けてるきがする。 正直この話以外はまあまあよかったくらいだった
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大切なことを思い出させてくれる物語でした。 きづいているつもりで、きづいていなかった 自分の大切にしたい気持ちが、 そこにありました。 ありがとうございました。
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短編で漫画仕様になっていて小説ではないけど、長い小説を読んでたような気持ちになる。数十分で一気読みできたけど、色々な感情をくれました。透明人間の話はとても泣けた、、
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【あらすじ】 SNSで反響を呼んだ「海の底から」や「雪を抱く」をはじめ、せわしない日々の合間にふと心の奥を見つめ直すための小さな物語たち。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 常に心を支配するほど強いものではないものの、ふとしたときに「あっ、そうだった…」と思い出すよ...
【あらすじ】 SNSで反響を呼んだ「海の底から」や「雪を抱く」をはじめ、せわしない日々の合間にふと心の奥を見つめ直すための小さな物語たち。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 常に心を支配するほど強いものではないものの、ふとしたときに「あっ、そうだった…」と思い出すような、小さいけどずっと引っかかっているトゲみたいなストレスや不満ってありませんか? この短編集の5作目『海の底から』を読んで、自分の小さなストレスに触れられたような気がしました。私も本当にやりたいことがないし、何かを始める勇気もないんですよ。というか、色々我慢したり逃げたりしてきた結果、何かをやりたいと思うこと自体ができなくなってしまったと言うか…。そんなことを考えつつこの話を読んだら、少しだけ救われたような気がしました。
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彼女が出て行ってしまい、なぜか話せるようになったストーブと二人(?)海を眺めて泣く…など、心をじんわり温めてくれる七つの短編。雪女の雪子に花火を見せてあげる「雪子の夏」が一番好きだ。
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