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RULE DESIGN 数理モデル思考で紐解く の商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

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2026/03/15

ルールデザインの失敗事例について本書の8割ほどのページの中で体系的に紹介されている。 そのせいで途中までは「どこに数理モデル思考が活かされているんだ?」と懐疑的な印象を抱いていたが、最後には数理モデルを用いてこれらの失敗から脱する方法を提示してくれる内容だった。 事例ひとつひと...

ルールデザインの失敗事例について本書の8割ほどのページの中で体系的に紹介されている。 そのせいで途中までは「どこに数理モデル思考が活かされているんだ?」と懐疑的な印象を抱いていたが、最後には数理モデルを用いてこれらの失敗から脱する方法を提示してくれる内容だった。 事例ひとつひとつが面白く、つい誰かに語りたくなるようなものばかりで非常に楽しい読書体験を得られた。

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2026/02/24

2026-02-24 悪い本ではない。だが、結局のところ「御説ごもっとも」としか言いようがない。綺麗にまとめられているが、格別新しいことが書かれている訳でもない。ルールデザインは、ルールを作るためのルールだと思うのだが、その作るためのルールが上手く動いていないというメタな視点がか...

2026-02-24 悪い本ではない。だが、結局のところ「御説ごもっとも」としか言いようがない。綺麗にまとめられているが、格別新しいことが書かれている訳でもない。ルールデザインは、ルールを作るためのルールだと思うのだが、その作るためのルールが上手く動いていないというメタな視点がかけているように思える。上手くいかないルールを作ったことのフィードバックはどう行われるべきか、それこそが知りたいことなのでは?

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2025/11/02

世界はルールに溢れている。 憲法や法律だけでなく、ビジネスの戦略、制約条件などのルールと罰則、チーム働くうえでの決まりごと、家族内の暗黙のルール...... ルールに縛られ・助けられ、作り出しながら生きてるのでルール作りについて学ぶために読んだ。 以下学んだこと↓ ・「何らかの目...

世界はルールに溢れている。 憲法や法律だけでなく、ビジネスの戦略、制約条件などのルールと罰則、チーム働くうえでの決まりごと、家族内の暗黙のルール...... ルールに縛られ・助けられ、作り出しながら生きてるのでルール作りについて学ぶために読んだ。 以下学んだこと↓ ・「何らかの目的を達成するために設定された、従わなければならない行動の制約を与えるもの」がルール ・ルールの4つの階層:ルールそのもの。個人。集団。環境。この全ての階層における事態を予測しないと失敗したルールになる。 ・ルールが機能するための最低条件:目的が設定されている。効果のある介入方法になっている。ルールと目的達成までのロジックが成立している。ルールが持続的に運用、遵守されている。 ・ルールは目的達成のための手段。ルールを守ることや作ることが目的になることはない。 ・インセンティブも罰もどちらも逆効果や無視できない副次効果を生むことがある。 ・ルールが目的になると数字に踊らされる。 ・個人と集団は別物。personはpersonsではなくpeople. ・そもそもルールの前提や環境が外部環境の変化で変わることがある。 ・ルールを遵守することにはコストが発生する。 ・ルールがないことも、ありすぎることも目的達成を阻害する。 ・絶対的に不変なルールは作ってはならぬ。フィードバックループが回り、ルール見直しが必ず入るようなルール設計をせよ。

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2025/08/20

ゆるコンピュータラジオ繋がりで江崎先生を知り、その秀才ぶりに興味を惹かれる。そんな数理モデル分野最前線の方が著した本書は、一般向けのルールデザイン本である。 ルールが破綻するそれぞれの原因を4章に分け、豊富な実例にて平易な説明に落とし込んでくれてる。 ルールを破綻させないため...

ゆるコンピュータラジオ繋がりで江崎先生を知り、その秀才ぶりに興味を惹かれる。そんな数理モデル分野最前線の方が著した本書は、一般向けのルールデザイン本である。 ルールが破綻するそれぞれの原因を4章に分け、豊富な実例にて平易な説明に落とし込んでくれてる。 ルールを破綻させないための著者の提言として、チェック機能の重要性を説く。具体的には「適応的制度設計」という手法。認知バイアスによって人は一度策定したルールは絶対のものであると勘違いしやすい。内的外的要因でルールは機能しなくなったり陳腐化するという事実を知っておくべきだ。 正しいデータの収集とルール策定までに至る論拠の蓋然性も見逃せない。一見関連ありそうなデータで感覚的な論拠によるルールはむしろ自己満足のみの、弊害になりかねない。 理論的な話はほぼなく、専門知識ゼロでも大変楽しく読むことができた。随所に現れる事例は、ちょっとした豆知識としてどこかで披露できるかも。

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2025/02/23

 数理モデルに関する書籍で知っていた著者であることと、そうした数理的思考の社会への応用に関心があったため本書を手に取りました。  本書はルールを設計する際に考えるべき点や、あるいは人がルールに対してどういう行動をするかなどに関して読みやすい形式で概説した書籍です。「数理モデル『思...

 数理モデルに関する書籍で知っていた著者であることと、そうした数理的思考の社会への応用に関心があったため本書を手に取りました。  本書はルールを設計する際に考えるべき点や、あるいは人がルールに対してどういう行動をするかなどに関して読みやすい形式で概説した書籍です。「数理モデル『思考』で」とあるように、実際に数理モデルをもとに説明するのではなくて考え方のベースに添えるに留まっており、広い幅の読者を想定しうる本だと感じました。また、多くの部分で良く陥る失敗パターンをもとに良い考え方が導入されており、人間をそれなりに長い年数やっている方には理解しやすいと思います。  ルールの作り方に関し非常に読みやすい本ではありますが、「数理モデル」要素が若干薄いことと、設計に関する方法論があまり具体的ではない点はやや少し気になりました。

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2024/07/21

「人の行動」に関する様々な研究をもとにルールデザインのアンチパターンを多数教えてくれる。 解決策の章はシンプルだったが、アンチパターンをインプットしておくことで効果が最大化させることに繋がる。 人の行動に関する施策を検討する際には辞書のように活用したい本

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2024/06/09

読む:15分 話す:10分 書く:1分 なぜルールがうまく機能しないのか、原因は下記の4つであると示されている。 ①ルール自体の欠陥 ②個人 ③集団 ④環境

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2024/04/28

トピックとしては面白いし、ルールは間違いうるもの、改良していくべきもの、という視点はあらゆる人が理解しておいて損がない。数理モデルについてはあまり大きな題材でなかったように感じられた。どちらかというと心理学的な話題が多い。

Posted byブクログ

2024/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わかりやすく読みやすかった。 人間の行動は簡単には変わらない。 人には他人のことをよくわかっていて、簡単に狙った通りにコントロールできると考えてしまう癖がある というのは納得。 解決の為問題報告をさせる場合、報告者に不利にならないようにというのは本当に必要だ。 また、その行動を行うインセンティブがあるかも重要だが 闇雲にインセンティブをつければ良いわけではなく コブラの死骸に報奨金を出したら飼育して増やす人がいるというのが 性善説ではうまくいかないものだと思う。 これを防ぐ為に目的とする状況にできるだけ近い行動にインセンティブを与えるというのがなるほどと思った。 外発的動機づけでは報酬や罰がなくなれば行動が行われなくなるし、 同じ報酬ではモチベが長続きしない。 罰金を設定したら遅刻率が増加というのは、 払えば遅刻してもいいと思うだろうから分かるのだが 廃止しても減らないというのにはちょっと驚いた。 やるなと言われるとやりたくなるのも希少性バイアスの一種と言われると確かにそうだ。 言論の自由があるのも、取り締まるとトンデモ説が余計支持されるのは納得だった。 社会的ジレンマは結局正直者が馬鹿を見るのが辛いが そうならないようなルール決めはなかなか難しい。 ルール決めに参加できない将来世代に負担を押し付けるというのは、会社や家庭など小さな単位でも頻繁に起きていると思う。 ルールはいつか必ず時代遅れになる。 時代遅れになったルールは悪影響を与える。 何故かこれに気づかず、古いルールに固執するケースが多い。 ルールを変えても目的としていた状態が達成できることを証明すれば良いと言いつつも それでも固執する人が割に多い印象だ。 過剰なルールが存在することについても、 ルール遵守のコストが軽視されているから。 金銭以外のことをコストと考えない人も意外に多い。 不正をやりにくくするのではなく見つからない確率を下げる為の Amazonのダミー荷物のルールはちょっと面白い。 正直なドライバーに大きな負担にならずに ランダムに不正が明らかになるというのが良い。 消防活動に使用する給水栓のホース接続金具を標準化するというのも、ちょっと考えたら当たり前のようでいて 広い視点に立っていなければ難しいし、すでに整備された後切り替えるのも難しい。 制約がある程度ないと良いアイディアが思いつかない。 自由な方が良いかと言えばそうではないのがこれもまた難しい。 課題には制約があるが取り組み方は自由なのが良い。 うまくいかない理由として、 対象が想像通りに動くと勘違いしてしまうのは本当によくありそうだ。 設定したあともデータを取りフィードバックが必要になる。 データを正しく解釈することが正しいルール決めに役に立つ。

Posted byブクログ

2024/02/17

ルールを作る側、守る側のどちらも理解しておきたい内容 何かあるたびに厳しいルールが作られても、実行されない、もともとの意図が忘れられて形骸化するなど耳が痛い内容だった ネットフリックスの方針(あえて具体的なルールを細かく定めず、会社利益を各々が考えて行動する)といった事例も新...

ルールを作る側、守る側のどちらも理解しておきたい内容 何かあるたびに厳しいルールが作られても、実行されない、もともとの意図が忘れられて形骸化するなど耳が痛い内容だった ネットフリックスの方針(あえて具体的なルールを細かく定めず、会社利益を各々が考えて行動する)といった事例も新鮮で参考になった

Posted byブクログ