教養としてのチャップリン の商品レビュー
いやー、すごい。 さすが「日本チャップリン協会」会長。 教養どうこうはともかく、 とても勉強になりました。 やや「先見の明」へのこじつけ感がありますが、 それでも納得させられました。 有名な名言ではなく、 もっと深みのある名言もピックアップ。 最後の「独裁者」の演説は文字でも圧巻...
いやー、すごい。 さすが「日本チャップリン協会」会長。 教養どうこうはともかく、 とても勉強になりました。 やや「先見の明」へのこじつけ感がありますが、 それでも納得させられました。 有名な名言ではなく、 もっと深みのある名言もピックアップ。 最後の「独裁者」の演説は文字でも圧巻! そして愚かなアメリカの追放劇… とんでもない人だったのですね、チャーリー。
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大変面白かった! 今年読んで良かった本ベスト5に入りそう チャップリンと言えば、言わずとしれた喜劇役者。 でも自分はそれ以上のことを知らない… この本を読めば、彼がどんな人物だったのか、本当によく分かる チャップリンというのは単なる喜劇役者ではなかった。 それはあくまで一つ...
大変面白かった! 今年読んで良かった本ベスト5に入りそう チャップリンと言えば、言わずとしれた喜劇役者。 でも自分はそれ以上のことを知らない… この本を読めば、彼がどんな人物だったのか、本当によく分かる チャップリンというのは単なる喜劇役者ではなかった。 それはあくまで一つの顔。 彼は映画会社を設立し、黒字経営を果たし続けた。 EUの共通通貨に関する提言を、論文という形で表した。 ユダヤ人なのかと問われ、それを答えること自体がナチスの術中にハマっていると答えた。 彼は優れたビジネスマンであり、経済論者であり、人権家だった。 それに、一つ一つのエピソードがとにかくすごい。 75歳で自伝を出版したとき、彼は文献に頼ることなく記憶を頼りに書き上げた。とか。 チャップリンが関わる人物もすごい。 仕事の合間を縫ってアインシュタインに会ったり、産業の機械化についてガンジーと議論したり。 20世紀の大物たちがサラッと登場するのがすごい。 そして20世紀といえば戦争の世紀。 同時代人としてヒトラーについても書かれる。 チャップリンとヒトラーは誕生日が4日違い。 メディア戦略を重視するヒトラーは、その道で成功したチャップリンを敵視。 チャップリンはユダヤ人だとか、本当はユダヤの名前を持っているとか、捏造を行う。 そして、チャップリンもまた、ヒトラーを題材とした映画を製作する。演ずるためにヒトラーを研究したチャップリン。彼いわく、ヒトラーは恐ろしく優れた役者。 そう、ヒトラーの才能は役者だった。民衆を扇動することに長けており、政治的な功績は無いに等しい。 よく言われる功績について。 アウトバーンの建設は前政権から引き継いだもの。雇用改善は数値をいじったもの。 そのように、チャップリンについてだけではなく、20世紀の空気感やヒトラーについても学べる良書だった。 それでいて、文量は多くない。筆者はチャップリン研究に従事する日本人。大変さらさらと読めてしまう。
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「Humor over Rumor」という言葉を思い出した。 ユーモアは噂を超越するし、脅威をも凌駕するんだなと。
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名前しか知らなかったが、この本を通じて時代背景や代表作が分かったので作品を実際に見てみたいなと思った。
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著者は「日本チャップリン協会」会長なので、本書のディープな内容もさもありなんと思う。 チャップリンについていろいろなことを知ることができた。チャップリン作品の「読み解き」がたいへん参考になった。じゃもう一度作品を観直そうと思ったものの、配信されていない。公式DVDを借りなさい、...
著者は「日本チャップリン協会」会長なので、本書のディープな内容もさもありなんと思う。 チャップリンについていろいろなことを知ることができた。チャップリン作品の「読み解き」がたいへん参考になった。じゃもう一度作品を観直そうと思ったものの、配信されていない。公式DVDを借りなさい、と言うことなんだと思うが、DVDレンタルは今や絶滅危惧種。多くの人にチャップリンの作品を観てもらいたいのであれば配信(有料)すべきと思う。 一つだけ気になったのは、第5章にある次の部分。 対ドイツのプロパガンダにもかかわらず、チャップリンはドイツ文化やドイツ人に対しての尊敬を表明しているわけです。戦争における敵国であっても、その国の人々や文化には尊敬を保ち続けること。そんなチャップリンの態度は、2022年のロシアのウクライナ侵攻に際して、各国でロシアの文化を排斥し、国際大会からロシアのスポーツ選手を締め出した愚かな行為とは対照的です。 「そんなチャップリンの態度は・・・」とする著者は余りにもナイーブ。この問題はcontroversialで「愚かな行為」と言い切るのであれば、その理由が必要(チャップリンがそういうスタンスだから、じゃお粗末でしょ)。
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今まで観てこなかったチャップリンの映画を観てみたくなった。センスとカリスマ性の人だと思ったら貧困層出身の完璧主義の人で学ぶことがたくさんあった。
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チャップリンという偉大な人の出生やどのような偉業を成し遂げたのかがよくわかる本でした。僕がこの本を読むきっかけは天才はいかにして生まれたのかという点です。その点でこの本はチャップリンが産まれてから死ぬまでの歴史を書いていてとても見応えがありました。母ハンナの愛と生まれた頃から劇団...
チャップリンという偉大な人の出生やどのような偉業を成し遂げたのかがよくわかる本でした。僕がこの本を読むきっかけは天才はいかにして生まれたのかという点です。その点でこの本はチャップリンが産まれてから死ぬまでの歴史を書いていてとても見応えがありました。母ハンナの愛と生まれた頃から劇団や音楽など一流のものを肌で感じ、経験してきたからこそチャップリンという髭とスティックのアイコン、圧倒的な演技力が生まれたと思います。失敗や挫折なども書かれていますが、愛と経験は何にも変え難い素晴らしいものだったと思います。
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この本自体が映画のような ワクワク感に溢れている。 脚本もなく、膨大なロケ素材から ヒューマニズムに富んだストーリーを 紡ぎだすドキュメンタリー的な 制作スタイル、モダンタイムスの ラストシーンの意味、 キャラビジネスの創始者としての 顔。驚きの事実の連続。
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映画は見たことがあってもチャップリン自身についてはほとんど知らなかった。この本を読んだ後にはじっくりとチャップリンの映画を見たくなる。
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著者のチャップリン愛が感じられる一冊。 本物のコメディにはインテリジェンスを感じるのは、やはりチャップリンの手掛けた作品が軸にあるからだ。 悲劇と喜劇は裏表の関係だし、見る人もどこかに自分を投影するから心から笑えるし、笑い飛ばす事で救われる。
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