准教授・高槻彰良の推察(8) の商品レビュー
歌と考察。かごめかごめや、さっちゃんの歌にまつわる怪異話について。 人間は、何かしら意味のありそうな言葉を聴くと、意味があると考えて考察するもの。 煩悩、人間らしさを感じる話あり。 本編は、中々進まない感じか?
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かなり本物の怪異との遭遇率が上がったと思ったら、最後に深町くんも指摘しててなるほどそういうことなのかな…と。 深町くんと両親とのわだかまりも少しずつでもとけていけたらいいなぁ。 『今更自分達は、相手の手を放せないのだから。』 ともあるように、原作のふたりはこの先も繋いだ手は離さないでいてほしいなぁなんて。 深町くんの進路のこともあるし、状況はどんどん変わっていくのは仕方ないけど、変わらないものがあってほしいなって思ってしまう。
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押し入れに潜んでるやつが地味に怖い。 実際、ここしばらく、「ホンモノ」の当たり率がかなり高い。でもこの3人組が好きなので平和が続いてほしいものです。
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少しずつ本物の怪異が増えていて、今回ももう一人の高槻の出現率アップ、本物怪異ありでした。 ようやく主人公が自覚をもって行動し始めたのや、実家の両親が出てきたのが新展開です。
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このシリーズは、すべて読んでいるが今作品は怪異と普段の人間の営みのバランスが良かった様に感じた。 過去作の中には、怪異にあまりに寄ってしまってキツイなと想うこともあり、面白い作品ではあるのでどうなっていくのかと少し懸念もあったが、私の嗜好としては、今作位が丁度良いかなと満足してい...
このシリーズは、すべて読んでいるが今作品は怪異と普段の人間の営みのバランスが良かった様に感じた。 過去作の中には、怪異にあまりに寄ってしまってキツイなと想うこともあり、面白い作品ではあるのでどうなっていくのかと少し懸念もあったが、私の嗜好としては、今作位が丁度良いかなと満足している。
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8巻目。 もう一人の高槻が頻繁に出てくるようになった… でも話しが通じるようだし、守ってくれることもある 家政婦の片山さん(旧姓)の登場にほっとする… 高槻先生の理解者ですからね! ゆきのや旅館に行きたい… 今すぐにでも…
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一章の終わりは少し怖かった。かごめかごめとか、さっちゃんの怖い解釈あったなぁと思いながら読んでて、専門家がちゃんと考察することは、やっぱりすごいなと感じる。 二章は元友人のあれこれ、というよりも、自分のプライベートでさえも書かずにはいられない作家という生き物の性みたいなものを考え...
一章の終わりは少し怖かった。かごめかごめとか、さっちゃんの怖い解釈あったなぁと思いながら読んでて、専門家がちゃんと考察することは、やっぱりすごいなと感じる。 二章は元友人のあれこれ、というよりも、自分のプライベートでさえも書かずにはいられない作家という生き物の性みたいなものを考えさせられた。
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異捜案件がますます増えてきたし(「本物」との遭遇率が上がっている)もう一人の先生の登場率も上がっていて心配になってくる。 その分、深町くんの逞しさも上がっているけれども。 例えまだ健ちゃんに憂さ晴らしに投げられるひ弱でも、言うべきことは言えるようになってる。 成長が見えて嬉しい。 ただ冒頭の件は深町くんとしても自覚があるらしく、その点も不安を誘った。 でも彼はもう先生から離れる気はない筈なので、乗り越えて欲しいなあ。 今回は童謡に予知能力、そして雪女。 他に色々要素が付随しているので、一口には言えないけれども。 特に前二つの話は様々なネタが複雑に絡んでいたので面白かった。 先生の講義が大学だけではなく、小学校だったり旅先だったりで披露されていたのもよかった。 また先生、深町くん、健ちゃん3人が(途中幼なじみ組の不器用な喧嘩がありつつも)和気藹々やっているシーンが印象的だった。
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シリーズ第8弾。 今回も面白かったです。 第一話 尚哉の苦い思い出が残る母校の小学校での「モンモン」というお化けの噂。不登校の児童が出ていて問題解決のため専門家?の高槻先生が学校訪問して授業を行う。かごめかごめの伝承など、面白いなぁ。 第二話 小学生の頃の仲良し4人組の一人、美紗紀が亡くなり、仲間の一人も続けて亡くなり、美紗紀の呪いでは?と怯える依頼人。 本書の副題の「呪いの向こう側」はこの話から来てるのかな。 高槻の従弟・優斗の再登場。本筋から離れるけれど、従弟と和解?出来て良かったと思った話でした。 第三話 3話の中で一番好きな話。タイトルの「雪の女」通りの話。 最近、高槻先生がホンモノの怪異を引き当てる確率が高まってますね。 次回作も楽しみです。
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今や本物の怪異と人ならざるものと、人が生み出した事から起こる「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とに分かれてきた形ですが、どちらも展開が面白く、同じ箱の中に違う二つの味を一度に楽しめるみたいな感じ。 人の心理から起こるエピソードは成程、と毎回勉強になります。民俗学も学ばせてもらっているか...
今や本物の怪異と人ならざるものと、人が生み出した事から起こる「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とに分かれてきた形ですが、どちらも展開が面白く、同じ箱の中に違う二つの味を一度に楽しめるみたいな感じ。 人の心理から起こるエピソードは成程、と毎回勉強になります。民俗学も学ばせてもらっているかのよう。 親の気持ち、子の想い、それらが散りばめられたように思ったシリーズ8弾。尚哉くんとご両親が良い方向にいけばいいなぁと願いたくなりました。 2章の娘さんのメッセージはウルっと。切ないものもありながら、温かく残るお話の運びが好きです。 まだまだ高槻先生とかの存在は謎がありつつ不安要素も残るままだけども、尚哉くんと佐々倉さんとの遣り取りはほっこりもして癒されます。 既に続刊が楽しみ!
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