死は存在しない の商品レビュー
『運気を磨く』と併せて読んだこともあるとは思いますが、実体として重複する部分が多少ありました。 「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」という考え方については興味深く読ませていただきました。
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「人が死ぬとどうなるのか」という問いに対し、唯物論的科学主義による死後世界の単純否定や、宗教的教義に依存した”あの世”への盲目的肯定ではなく、量子科学の知見による新たな仮説を紹介し、その仮説に基づいて「死への向き合い方」を提唱する一冊。 最先端量子科学が示す「ゼロ・ポイント・フ...
「人が死ぬとどうなるのか」という問いに対し、唯物論的科学主義による死後世界の単純否定や、宗教的教義に依存した”あの世”への盲目的肯定ではなく、量子科学の知見による新たな仮説を紹介し、その仮説に基づいて「死への向き合い方」を提唱する一冊。 最先端量子科学が示す「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」によると、この宇宙に普遍的に存在する「量子真空」の中にある「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場に、この宇宙における過去・現在・未来に関する全ての情報が記録されており、著者は我々が自我に囚われた「表面意識」を超えて「静寂意識」や「無意識」の階層に入ると「ゼロ・ポイント・フィールド」に繋がり、優れた直感や未来予知、以心伝心といった「不思議な現象」が起こるのだと主張する。 この「ゼロ・ポイント・フィールド」こそが”あの世”であり、我々は自我を纏った”仮の姿”として”この世”に生を受け、様々な経験や学びを経た後、肉体の”死”とともに自我を脱し、「ゼロ・ポイント・フィールド」に戻って「超自我意識」として生き続けるので、つまり「死は存在しない」のだという著者の主張に賛同するか否かは読者次第だが、「死」を題材にした”科学と宗教の止揚”ともいえる著者の見解はとても興味深い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
量子物理学で論じられている「ゼロ・ポイント・フィールド」 そこには宇宙が始まってからの全てを記録している。 意識の5つの断層 表面意識 自我(エゴ)中心 静寂意識 祈り、瞑想、賢我(もう一人の自分) 無意識 運気を引き寄せる 無我 超個的無意識 直感、シンクロニシティ、以心伝心、超我 超時空的無意識 予感、予知、未来を知る、真我 死によりゼロポイントフィールドと繋がる ボンヤリ考えていた事が、明確になった気がする。
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自分が物理学会出身だったこともあり、死後の世界の否定派であったが、どこかに「なんとなく信じたい」という気持ちがあった。それに科学的なアプローチで可能な限り確からしい仮説で答えてくれた作品だった。 個人的には量子科学的に物質は粒子と波動の二重性をもっている、という既知の理論を土台と...
自分が物理学会出身だったこともあり、死後の世界の否定派であったが、どこかに「なんとなく信じたい」という気持ちがあった。それに科学的なアプローチで可能な限り確からしい仮説で答えてくれた作品だった。 個人的には量子科学的に物質は粒子と波動の二重性をもっている、という既知の理論を土台として展開する話が腹落ちした。目に見える粒子だけではなく、目に見えないエネルギーとしての波動も確かに存在している。つまり、肉体ではなく意識は目に見えないがエネルギーで確かに存在している。 よくある「引き寄せの法則」はこの構造をもちいて説明が可能で、自分の意識と波長が近い意識は、波動の性質上集まってきやすい。なのでポジティブな波長を維持し続けることは物理的にもポジティブを誘引しやすいということなんだなぁと個人的にとても納得。感謝のメカニズムにも通ずるところがあり、理解が進み、興味が広がりました。作者の前著も購入してみようと思いました。
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書店で本書の目次を見ると、対象読者をいくつか挙げられていた。私はその中でも「人生で『不思議な体験』が起こる理由を知りたい、あなたへ」が該当。科学的に説明できないことを科学的に説明するというのか? 本を買わせるのがうまい。 しかし、本書で述べられている「ゼロ・ポイント・フィールド...
書店で本書の目次を見ると、対象読者をいくつか挙げられていた。私はその中でも「人生で『不思議な体験』が起こる理由を知りたい、あなたへ」が該当。科学的に説明できないことを科学的に説明するというのか? 本を買わせるのがうまい。 しかし、本書で述べられている「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」が、科学的な説明のようには思えなかった。著者の言うところのブラックボックス(宗教による説明)と変わらないのでは? まぁ、私の科学知識ではエアコンやテレビの中ですらブラックボックスなので、前提知識が足りないだけなのだろう。 それは置いても、このような宗教的な問題を、宗教に依らずに説明できる理論というのは有用だと思う。宗教を回避したがる現代日本人には、精神の拠り所がなく、すぐに病んでしまうので。 特に印象に残ったのは第十二話。人が生きる意味、つまり、どうせ死ぬのになぜ生きるのか? ということに、ここまで明確な答えを記している本はあまりない気がする。 自分なりに解釈すれば、我々人間は、宇宙にとっての調査兵団のようなものだ。それが天命とあれば、おいそれと死ぬわけにはいかぬ。できるだけ多くの人生経験を積み、多くの情報をゼロ・ポイント・フィールドに記録していかなければならない、といったところか。
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意識には5つの階層が有ることゼロポイントフィールド仮説人は死んだらどうなるか人生をどう歩んだか等々参考になりました。小生般若心経の内容も知る身なればなかなか面白った。宇宙の始まりは揺らぎから始まること記されていて楽しかった。
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霧が晴れてきた山頂に立っている、清々しいそして凛々とする気持ちになりました。 深くて広い宗教的学問と体験、それ以上に科学者として真実を探究してきた思考の数々、双方にブリッジを掛けるという構想は一般人である私も日々研鑽を積むべきと感じ、実践します。
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ゼロ・ポイント・フィールド仮説は自分としては腑に落ちるがこの仮説は決して実証出来ないという所が悩ましいですね。
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ゼロ・ポイント・フィールド仮説から死を論じた本。仮説という事で明確な証拠がない。無知無学な小生が言い出したら恐らくは妄想として片付けられるだろうが田坂先生の説得力が尋常ではない為どんどん読み進んでしまった。 量子真空の波動に未来(変更可能)な情報が含まれておりその情報をアクセスす...
ゼロ・ポイント・フィールド仮説から死を論じた本。仮説という事で明確な証拠がない。無知無学な小生が言い出したら恐らくは妄想として片付けられるだろうが田坂先生の説得力が尋常ではない為どんどん読み進んでしまった。 量子真空の波動に未来(変更可能)な情報が含まれておりその情報をアクセスする(表面意識よりも更に深層に入った四つの意識だと)事で世の中のオカルトじみた話が合理的に説明できるというのが面白かった。特に引き寄せの法則は思い当たるものがあるので留意したい。 宇宙意識に合一していくという話、手塚治虫先生が『火の鳥未来編』で描いていたコスモゾーンと似ている気がする。手塚氏は不眠不休で仕事をしている様な人だったらしいから「アクセス」しやすかったのかもしれない。 個人的に考えた事として目的のない宇宙意識の段階が人間の先に進むであろうという事。本書では当然事実として人間で終わっているが量子コンピューターによるAI活用がなされたらどうなるのか。まあ小生の妄想だけど。
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とても面白かった。一流の科学者が、科学的に死後の世界を語っている初めての本だと思う。神棚や先祖を毎日拝んでいるが、その行為に自信が持てる様になった。
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