銀座「四宝堂」文房具店 の商品レビュー
「途中でなぜそれらの文房具が必要になったのか」が劇中劇の様な形で書かれているため別の物語を読んでいるような感覚で楽しめる。 心の悩みを少しお節介なくらいの店主がそっと、時には力強く後押ししてくれる。 初見の客にも一期一会の精神でキャンパスノートから職人のこだわりの便せんまで、思...
「途中でなぜそれらの文房具が必要になったのか」が劇中劇の様な形で書かれているため別の物語を読んでいるような感覚で楽しめる。 心の悩みを少しお節介なくらいの店主がそっと、時には力強く後押ししてくれる。 初見の客にも一期一会の精神でキャンパスノートから職人のこだわりの便せんまで、思いに沿った品を考えてくれる店主な好感が持てる。 エピソードは、ひと昔前の人情話的な感じだったが皆ハッピーエンドで優しい空気感が欲しい時にお勧めな本。
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読後感が良く、善良な人が報われる、大変良い物語。 個人的に文房具が好きなので、さらに文房具に焦点が当たると嬉しいなと思った。
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銀座の路地裏にある文房具店。 店主の硯さんは、悩みを抱えてやってくる客に対して、決して教訓を垂れたりはしない。あくまで「黒子」に徹しているのが、何とも粋に感じる。 祖母へ感謝を伝えられない青年や、今日中に退職願を書かなければならない女性。 店主は彼らに解決策を教えるのではなく、...
銀座の路地裏にある文房具店。 店主の硯さんは、悩みを抱えてやってくる客に対して、決して教訓を垂れたりはしない。あくまで「黒子」に徹しているのが、何とも粋に感じる。 祖母へ感謝を伝えられない青年や、今日中に退職願を書かなければならない女性。 店主は彼らに解決策を教えるのではなく、ただその人が納得できる形で想いを吐き出せるよう、最適な道具を差し出してくれる。その距離感が心地よい。 立派な定型文や他人の言葉に頼るのではなく、たとえ不器用でも自分の心から出た言葉を大切にする。 あるエピソードで見せた硯さんの「計らい」も、相手に無理強いせず、自らそのことに気づかせるための静かな導きだった。 派手な展開はないけれど、丁寧に淹れたお茶や美味しそうなお菓子を差し出されたような、そんな安心した幸せな時間を過ごさせてもらった。
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会話が読み取れずやや混乱するところもありましたが、だんだん慣れました。主人公のキャラがなかなか個性的なのは面白かったけど、涙が止まらないことはなかったです。
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audible☆ どのお話もとっても心地よかった♡ 文房具って日々使う身近なものだけど、ネットやショッピングモールで買う事が多い。 「四方堂」みたいな文房具店があったら行きたい! 子供の頃から文房具みていると楽しい気分になるのを思い出した。 硯さんの雰囲気も好き!声のかけかたト...
audible☆ どのお話もとっても心地よかった♡ 文房具って日々使う身近なものだけど、ネットやショッピングモールで買う事が多い。 「四方堂」みたいな文房具店があったら行きたい! 子供の頃から文房具みていると楽しい気分になるのを思い出した。 硯さんの雰囲気も好き!声のかけかたトーンも好き!文房具愛が伝わってお客さんと寄り添う姿も好き!癒し系な美男子かなぁ〜と想像している⭐︎
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キッチン常夜灯と次はこちらの四宝堂シリーズにハマってます。こんな文房具やさんあったら通い詰めちゃう。1冊に5つくらいの小話があるのだけど、どのお話しの登場人物も魅力的で最後まで楽しんで読めた。 ショウちゃんのお話はかなり泣きました。号泣と言って差し支えないほどに。嗚咽がもれるほど...
キッチン常夜灯と次はこちらの四宝堂シリーズにハマってます。こんな文房具やさんあったら通い詰めちゃう。1冊に5つくらいの小話があるのだけど、どのお話しの登場人物も魅力的で最後まで楽しんで読めた。 ショウちゃんのお話はかなり泣きました。号泣と言って差し支えないほどに。嗚咽がもれるほどに。
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銀座にある文房具屋さんに訪れる客と、人生の転機になった人との交流を描いた話 思わずほろりとなる読後感でよかった
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銀座の文房具屋さんのお話。 店長さんの人柄がめちゃめちゃ良くて気転が効くみたいな感じなんだと思うけど、ここの店長さんは単なる鏡で、人格を感じさせない。そこが器が広くて良い点でもあるのだろうけれど、単なる聞き役というか記号みたいな感じもして物足りない。 初任給では、大切な誰かに物...
銀座の文房具屋さんのお話。 店長さんの人柄がめちゃめちゃ良くて気転が効くみたいな感じなんだと思うけど、ここの店長さんは単なる鏡で、人格を感じさせない。そこが器が広くて良い点でもあるのだろうけれど、単なる聞き役というか記号みたいな感じもして物足りない。 初任給では、大切な誰かに物を贈るといいよという先輩のアドバイスを受け、銀座にやってきた凛だったが、歩き回っても何を贈ればいいのかよくわからない。お茶屋さんに引っ張り込まれ、美味しかったので新茶を祖母の夏子さんに贈ることにしたが、手紙を添えるべきだと文具店の四宝堂を紹介される。 「クラブふみ」で10年に渡って働いているユリさんは、本当にお世話になった文ママに、どうやって退職を切り出そうか悩んでいた。退職願を書くべきか?お休み中の四宝堂を営業させてまで、便箋などを選んでいたが、支配人の宝田さんに顔を見て話すべきだと諭される。最初はしぶっていた宝田さんだが、結局は便箋などを用意してくれた。 弓道部を引退した副将の七海は、主将だった拓海に恋をしていた。拓海と七海の共同で作った弓道部練習記録ノートを見ながら、もう引退なんだなぁと考えている。 別れた妻に葬式の弔辞を頼まれた。妻とはシンガポールで出会った。妻の売店の休憩時間にランチを一緒にとる。日本に帰国して週一回絵葉書を送った。そのうち妻の父にディナーに招待される。別れてくれと言われたが駆け落ちした。が離婚した。その後二回結婚して離婚した。 寿司職人の札銀は、新しいお店の開店準備をほぼやり終えた。お知らせを送り終えたら、ほぼ完了だが、若い時にお世話になった大将へ知らせていいものかどうか躊躇している。
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読みやすくて優しくて品のあるお話。 疲れてる時にスッと入ってくる小説です。 私が勝手に「大人のライトノベル」と呼んでるジャンルに入れます笑 続編があるみたいなのでそれも読みたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ一つめのエピソードを読んでいるところ。 娘たちの習い事の待ち時間に夫とカフェで読んでいる。 今回の?主人公は新卒の男性。祖母に育てられて、初任給でお礼の品に添えらる手紙を書く。 やっぱり文房具っていいなぁ。手紙なんて、両親も祖父母も亡くなってしまった私には書く人がいない。と、思っているけれど誰かいるだろうか。 きょうだい、疎遠になってしまった親友…? それとも夫と、こどもたち? 涙が溢れそうになってしまい、たびたび本を閉じて休憩しなければならない。
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