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それでも世界は回っている(2) の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2023/08/03

違う世界に連れていってくれる。 世界の捉え方、時間の流れの捉え方が壮大。 わたしの人生ってせまいな笑

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2023/06/06

ジャン叔父さん好きだな リリボイという「世界」と呼ばれる街に是非行ってみたい。 「楽園」というホテルに泊まってみたいな。

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2023/03/21

暖かく乾いた幸福ななにか 吉田篤弘の文章はいつだって私にそれをくれる コーヒーの香り、オイスターシチューがつめたい身体を伝う幸福 私が口にするコーヒーも、何番目かのブラウンだったりして ごきげんなオオカミ! 今日から私の心のなかにも住んでもらおう

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2023/03/04
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「1」を読み終わった後に娘に手渡しておいたら、あっという間に読み終わり「2」も先取りされ、早く「3」を持ってこいと要求してくるほど。 いや、だからまだ出てないんだって。。。 ということで、小学生高学年から楽しめる幻想旅物語、『それでも世界は回っている』の第2巻。 ”6番目のブルー"を探してエクストラへ向かうはずが、いつの間にか唄のメロディーを求めてリリボイに向かうことに。 ”人生っていうのは「いつの間にか」をめぐる戦いなんだ”とのことなので、それもまた必然。 それにしても登場人物が多い。 それほど長くない章立ての中、ほぼ1章に1人のペースで出てくる。 吉田さん自身のイラストを毎回挟み込んでくれているので、とてもイメージしやすくて良いのだけど、次から次へと目まぐるしいほど。 この辺も世界は回っている感が出ているのかも。 さて次は完結編(なのかな?)。 待ち遠しい。

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2023/01/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

失われたインクを探す旅の続き。 ジャン叔父さんとココノツとの旅。不思議な大人達に囲まれてオリオは少しずつ成長していく。町並みや景色の書き方がとても美しい。リリボイ行きたい。世界は勝手に回ってるけど、誰もが中心となって回っている。そして失った事を受け入れる。この旅の終わり、オリオは何に辿り着くんだろう。続きが気になる!

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2022/12/31
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ただただ叔父さんにモヤモヤしながら読んでいたら最後にココノツが思ってたことそのまま言ってくれてその後のオリオの返答からの流れで急に面白くなってびっくりした!笑 続きも買います!笑

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2022/12/08
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幻のインク探しの旅、第二弾。 時空を彷徨うようなフワフワした感覚にどんどん惹き込まれていく。 インクの色の素となる染料が自然界から失われている、という。まさに幻のブルー。 名前と空き壜だけが残され、このまま永遠に封印されてしまうのか。 色の素となる染料が自然界から失われていく…このことは現実世界でも起こりうることとちょっと心配になる。我々の世界でも似たような現象が近い将来起こるのではないだろうか。 インクの素となる岩石も尽きてしまい、幻のインク探しの旅も暗礁に乗り上げたかと思いきや、偶然見つけた〈五番目のブルー〉により、新たな展開が期待されるが…? 他にも幻のインクを狙う人も登場して、何やらキナ臭い展開に。 今は亡きベルダさんの魂の宿る〈六番目のブルー〉。一体どんなブルーなのか、ますます見てみたくなる。次回いよいよ最終回…どうなる? 「人生っていうのは、『いつのまにか』をめぐる戦いなんだ。だから、たしかにぼんやりしていたら時間の野郎にごっそり持っていかれる。しかし、気を確かに持って、こつこつと積み重ねていけば、ある日、『いつのまにか』が、こちらの味方になってくれる。それでもう、時間は敵じゃなくなるんだ」 旅の相棒の叔父さん。たまにはいい事言う。 ”たまに”だから心に響くのね。ズルい。

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2022/11/23

幻のインク"六番目のブルー"を探すオリオ君とジャン叔父さんの旅。 様々な人と出会い、その考えに触れるオリオ君。 オリオ君と一緒に旅をして、吉田篤弘さん独特の幻想的で不思議な世界観を味わうような感覚が心地良い。 旅はまだ途中。オリオ君の旅は続く。。 オリオ君は六...

幻のインク"六番目のブルー"を探すオリオ君とジャン叔父さんの旅。 様々な人と出会い、その考えに触れるオリオ君。 オリオ君と一緒に旅をして、吉田篤弘さん独特の幻想的で不思議な世界観を味わうような感覚が心地良い。 旅はまだ途中。オリオ君の旅は続く。。 オリオ君は六番目のブルーに辿り着けるのだろうか? その時、オリオ君はどのように感じるのだろうか? 「世界はお前を中心に回ってるんじゃない」 「子供の尻尾」 「いつのまにかに追われる」 など、ときに発するジャン叔父さんの言葉が刺さる。

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2022/11/13
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前作の内容をほとんど覚えてなかったけど、とにかくインクを探し求める話だ! インクのヒントになる歌のメロディーを探すために色々な場所を訪れる主人公オリオとその叔父ジャン。だいぶテキトーだがギターは上手いジャンに引っ張り回されたりしてるが、なんだかんだで真相に近づきそうなそうでもないような。

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2022/11/06

それでも世界は回っている・第二巻 師匠・ベルダさんの死を受けて、廃盤になったインク〈六番目のブルー〉を探す旅に出たオリオとジャン叔父さん(そして、オリオの心に声が宿っている“ココノツ”も共に)。 インクの秘密が、ある“唄”に隠されていると知らされますが・・。 どこか浮世離れし...

それでも世界は回っている・第二巻 師匠・ベルダさんの死を受けて、廃盤になったインク〈六番目のブルー〉を探す旅に出たオリオとジャン叔父さん(そして、オリオの心に声が宿っている“ココノツ”も共に)。 インクの秘密が、ある“唄”に隠されていると知らされますが・・。 どこか浮世離れした、不思議だけど心地よい空気感に包まれながら楽しめる本書。 行く先々でちょいと奇妙な人達と出会い、そして別れを繰り返しながら人生観を深めていく二人ですが、とりわけ今回は、ジャン叔父さんが経験した“別れ”(犬の“終列車”だったり、パティさんだったり・・)と、彼の死生観が切なくて印象的でした。 街の描写も魅力的で、個人的に〈世界〉と呼ばれる駅・「リリボイ」の雰囲気が好きでしたね。 〈六番目のブルー〉への道のりは遠そうですが、今後オリオ達にどのような出会いが待っているのか、三作目が楽しみです。

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