奇跡を蒔くひと の商品レビュー
どうした光文社、誤植多すぎ…。医の倫理・理想と国家の論理。「生産性のない老人を税金で支援」服部−厚労省が悪いのか?病院再生図る熱血医師に立ち塞がる厚労省・権力者の図式は分かり易いが、綺麗事では済まない現実もある。読み終えて溜飲をさげるわけにもいかない。どう超高齢化社会に対応してい...
どうした光文社、誤植多すぎ…。医の倫理・理想と国家の論理。「生産性のない老人を税金で支援」服部−厚労省が悪いのか?病院再生図る熱血医師に立ち塞がる厚労省・権力者の図式は分かり易いが、綺麗事では済まない現実もある。読み終えて溜飲をさげるわけにもいかない。どう超高齢化社会に対応していくのか、ホント待ったナシなんだが…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きな作家さんなので 内容も良く見ず手に。 あ。なんだーモデル志摩病院じゃん。 フィクションだけどノンフィクション。 他府県は愛知、滋賀など実在で書かれ 位置関係もリアルなのですが 絵美県→三重県 井静詩波地方→伊勢志摩地方など 関係自治体はパロディーの様な名詞に置き換えられ 伊勢志摩出身者としては 全く違う 架空の自治体名にして頂いた方が 読みやすかったかも。 井静神宮だけは… は?ありえないわーと 思いました。 伊勢神宮も下手なパロディー名にしちゃいます?
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Amazonの紹介より 年間四億円の赤字を理由に、地方小都市の市民病院は消滅寸前。医師たちがこぞって辞めていく中、三十四歳の青年医師、速水隆太は院長に名乗り出た。課された使命は三年で赤字ゼロ――。無理難題を前に、「すべての患者を断らない」という方針の下、病院再建に奔走する隆太の行...
Amazonの紹介より 年間四億円の赤字を理由に、地方小都市の市民病院は消滅寸前。医師たちがこぞって辞めていく中、三十四歳の青年医師、速水隆太は院長に名乗り出た。課された使命は三年で赤字ゼロ――。無理難題を前に、「すべての患者を断らない」という方針の下、病院再建に奔走する隆太の行動力は、周囲の人びとをも巻き込んでいく。医師会、市議会、そして国。巨大な壁を相手に奇跡は起きるのか!? メディアで注目の病院の復活劇をモデルに、ベストセラー作家が描く勇気ある人びとの戦いの物語! 三重県志摩市で実際にあった出来事を小説にした作品ですが、全部本当の話ではありません。(全部が本当なら大問題です) 市民病院を守るべく奔走する医師達の姿に感謝するばかりでした。地方の病院が大変というのは、報道などで聞いたことがありますが、知らないことだらけでした。 作品の舞台は三重県ではなく、絵美県。そこの市民病院で働く医師が、三年で赤字ゼロを目指すべく、奔走します。 給与カットや患者を断らず受け入れるなど、並大抵のことではできないことを次々実行していくのですが、その裏側では、色んな苦悩やストレスがとてつもなかったと思います。 病院を辞めればいいのにと思う一方で、患者のため、みんなのために働く姿がとても輝いていました。 自分は医者ではありませんが、病院に限らず「企業」として、どのように改善していけばいいのかといったこともあって勉強になりました。 批判することは誰でもできます。どうすれば改善できるのか?どうすれば患者がきてくれるのか? そういった問題を社員一同、真剣に向き合わなければならないんだなと改めて突きつけられました。 自分は関係ない。誰かがやってくれる。 ではなく、自分が率先する意識で、仕事と向き合うことに自分自身も学ばせてくれました。 ただ、この作品はリアルな現状を入れつつ、エンタメな仕上がりになっています。周囲の病院長や議員、厚労省などキャラの強いメンツに立ち向かう描写は読んでいて痛快でした。 ただ、単なる「悪」として描いておらず、敵側の主張にも列記とした主張があります。 言いたいことはわかりますが、自分勝手や自分保守ではなく、柔らかい頭を使ってほしいなと思うばかりでした。 展開としては、綱渡りのように偶然が重なり、都合の良い側面もありましたが、小説としての面白さがありました。 いかにして、病院を復活させていったのか。勉強になっただけでなく、自分もやる意欲を沸かせてくれた作品でした。
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この本を読んで、日本は本当に大丈夫なのかと思いました。 人を大切にしない所は滅んでいく。 病院、学校、企業、国も例外ではない。 簡単に解決できる事ではないのはわかります。 でも皆が覚悟と責任感、周りへの気遣いと、そして笑顔を忘れないことが武器になるのではないかと勝手に思い...
この本を読んで、日本は本当に大丈夫なのかと思いました。 人を大切にしない所は滅んでいく。 病院、学校、企業、国も例外ではない。 簡単に解決できる事ではないのはわかります。 でも皆が覚悟と責任感、周りへの気遣いと、そして笑顔を忘れないことが武器になるのではないかと勝手に思いました。 知らなければいけないことがたくさんあります。 がんばってる人は全力で応援したくなります。 我が国は色々考えなければいけない状況なのですね。
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年間四億円の赤字を理由に、地方小都市の市民病院は消滅寸前。医師たちがこぞって辞めていく中、三十四歳の青年医師、速水隆太は院長に名乗り出た。課された使命は三年で赤字ゼロ――。無理難題を前に、「すべての患者を断らない」という方針の下、病院再建に奔走する隆太の行動力は、周囲の人びとをも...
年間四億円の赤字を理由に、地方小都市の市民病院は消滅寸前。医師たちがこぞって辞めていく中、三十四歳の青年医師、速水隆太は院長に名乗り出た。課された使命は三年で赤字ゼロ――。無理難題を前に、「すべての患者を断らない」という方針の下、病院再建に奔走する隆太の行動力は、周囲の人びとをも巻き込んでいく。医師会、市議会、そして国。巨大な壁を相手に奇跡は起きるのか!? メディアで注目の病院の復活劇をモデルに、ベストセラー作家が描く勇気ある人びとの戦いの物語!
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