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ストロベリー戦争 の商品レビュー

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51件のお客様レビュー

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2022/10/30

三作目ということで特許とか商標にすごす詳しくなった気がする。今回の解決策は解答編の直前に解けたのでニンマリ。これくらい明瞭な展開だととても読みやすい。

Posted byブクログ

2022/10/30

「特許やぶりの女王」に続く、弁理士・大鳳未来シリーズの2作目。今回は商標権侵害が題材で、前作より格段に読み易くかつエンタメ度がアップしていて、素人読者にも分かり易くなっているにも関わらず、プロットが大胆で中山七里もびっくりの大どんでん返しに、こりゃスゴイと唸らせてくれる。映画や2...

「特許やぶりの女王」に続く、弁理士・大鳳未来シリーズの2作目。今回は商標権侵害が題材で、前作より格段に読み易くかつエンタメ度がアップしていて、素人読者にも分かり易くなっているにも関わらず、プロットが大胆で中山七里もびっくりの大どんでん返しに、こりゃスゴイと唸らせてくれる。映画や2時間ドラマの原作にもってこいの快作。

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2022/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

朝起きてから一気読みしてしまいました。2~3時間で読めますが、内容が濃かったです。 『絆姫』と言ういちごの商標権を巡るお話でした。 商標権と言うのは知っていてもそこまで詳しくないですが、難しいお話もそこまでなかった。あってもわかりやすい! なので、とてもテンポよくスラスラ進みます。個人的にはテンポも内容も前作より好きです。 最後の解決の仕方にはスカッと気持ちいい気分に。笑 でもびっくりするほどスケールが大きくて笑ってしまいました。 世の中、自分の知らない世界でもしっかりまわっわていますね。 いちごは いちご狩りに行く以外、あまり食べたことがないのですが『絆姫』には興味が出てくるほど美味しそうな描写でした。食べたい〜〜〜♡

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2022/10/29

前作ほどの疾走感は感じられませんでしたが、リーガルミステリーとしては平均的に面白さを感じました。 シリーズ化されてくれるとうれしいですね。次回作が楽しみです。

Posted byブクログ

2022/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やはり面白かった!面白い本読んでる時は至福です。第二章の田中山社内のやりとりは説明に終始していて読みづらいけれど、できるだけわかりやすく、具体的に説明されていて良かった。前作で活躍した三人、磯西、夏目、新藤の出番少なく残念。特に新藤は出番なしだったが、最後に、ネットを使って、今回の田中山社の計画を流布し、穂積に対してダメージ与えるだけでなく、田中山社自体にダメージを与えて株価を下げさせるくらいまでして欲しかった。結局田中山は絆姫では失敗に終わるが、同様の手段で他の商標を取ることは続けられると思う。しかし、これが明るみになると、他の会社もやり始めるだろうか。そもそも法律自体がおかしいのかもしれない。 193ページに「葬儀の三日後」と書かれているが、その前に「今やることは、ただちに動くこと」と言っている割には遅いと感じた。通知書の案文作るのはそれでも速いのだろうか。そもそもこの話はもっと前にも出ていたので、もっと早く動くべきではないかと感じた。 最後に町名にしてしまうという案は、本当に劇的に面白いし、第五章は痛快。第四章の生駒のセリフ、存在は、重要でなさそうに見えるが、物語進行上の前フリとして効果がある気がする。 末永町長は嫌なやつなのに結局は得をしているようで少し悔しい。実はいいやつだったというエピソードというか、セリフが欲しかった。 姚はいつも電話のやり取りしか出てこないが、とてもいい。今後の登場が楽しみ。 次回作楽しみです!

Posted byブクログ

2022/10/25

弁理士大鳳未来が活躍するシリーズ2作目。何せ、弁理士という知的財産を扱うミステリーそのものが斬新で興味深く勉強になる上に、非常にテンポ良くストーリーも展開し、一気読み必至。新種のイチゴの名称を巡る熱い戦いに応援したくなります。最終的な解決策は、十分な伏線もあり予想通り。

Posted byブクログ

2022/10/18

今回は、新品種のイチゴの名前。 大手商社を相手に、大鳳未来はどう戦う? 前作に続き、勉強になる! ドラマ化されないかなぁ~。

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2022/10/14

このミス大賞の「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」の続編。 前作はVtuberが題材でしたが、今回はタイトルの通りイチゴ! フルーツのブランド名は身近なので、前作よりも気軽に読めて勉強にもなりました。 新しい品種のイチゴを懸命に育てる農家 VS おいしいところだけ横取りしようと...

このミス大賞の「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」の続編。 前作はVtuberが題材でしたが、今回はタイトルの通りイチゴ! フルーツのブランド名は身近なので、前作よりも気軽に読めて勉強にもなりました。 新しい品種のイチゴを懸命に育てる農家 VS おいしいところだけ横取りしようとする大企業という分かりやすい構図で、当然ラストは正義が勝つんだよね!とある意味安心して読むことができました。 解決に導くための鮮やかで大胆な手腕をご覧あれ! まだまだ続きそうなので、続きも楽しみにしています!

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2022/10/13

このミス大賞「弁理士・大鳳未来」の続編。 前作ではVtuberを題材にしていたが、本作はイチゴ。 たかがイチゴかと思うが、近年イチゴやブドウなどの商標権が海外で勝手に使用されていることが問題になっている。 今作では東日本大震災で被災した宮城の架空の街・久郷で作られた新種のイチゴ「...

このミス大賞「弁理士・大鳳未来」の続編。 前作ではVtuberを題材にしていたが、本作はイチゴ。 たかがイチゴかと思うが、近年イチゴやブドウなどの商標権が海外で勝手に使用されていることが問題になっている。 今作では東日本大震災で被災した宮城の架空の街・久郷で作られた新種のイチゴ「絆姫」の商標権が、大手商社により取得され、出荷間際に警告書が届き、大事なイチゴの出荷が出来なことにより、イチゴ農家さんたちが追い詰められていく様子が描かれていく。 せっかく、心をこめて作り、震災で散り散りになった人たちの絆を取り戻したいと願う農家の人々の願いを金儲けの為だけに商標権を囲いこもうとする企業との対比が見事に描かれていたと思う。 商標権を無効にするのは、かなり難しいと思われたが、今回もあっと驚く方法でクライアントを救った未来にあっぱれ! 多分、モデルになった宮城県の亘町辺りを走っていると、新しいビニールハウスが目に付く。 震災前は気付かなかったが、昔からイチゴの生産を行っていたのだろう。 あまおうやとちおとめが流通のほとんどを占めていて、なかなか宮城産のイチゴに出会うことはないが、今シーズンは見つけたら、絶対買おうと思えたぐらい、イチゴの描写も絶妙。 そして、国内だけでなく、外国で横行する商標権問題が解決し、一人でも多くの農家さんが救われますように・・・ あまり比較してはいけないと思うけど、同じ「このミス大賞受賞」であれば、2期続けてテレビドラマ化された作家さんより、こちらの作家さんの方がよっぽど面白いし、為になる。 シリーズ化期待しています!

Posted byブクログ

2022/10/13

このミス大賞の「弁理士 大鳳未来」の最新刊 東北の苺農園で出荷を待つ新種の苺の絆姫に、商標権の侵害の手紙が届いたことで、未来の元に依頼が届く。 商標権が3年間使用されない場合、無効の取り消しの請求ができたり、広く認知された名前の場合は、無効となるなど勉強がてら、楽しく読むこと...

このミス大賞の「弁理士 大鳳未来」の最新刊 東北の苺農園で出荷を待つ新種の苺の絆姫に、商標権の侵害の手紙が届いたことで、未来の元に依頼が届く。 商標権が3年間使用されない場合、無効の取り消しの請求ができたり、広く認知された名前の場合は、無効となるなど勉強がてら、楽しく読むことができました。 商標権は、それだけでは無意味で、信用を入れるための器でしかないという言葉が、印象的でした。 苺や作物を育てるのが、どれだけ大変かということを考えたときに、人のためになる仕事、人に喜んでもらえる仕事というのは、やり甲斐の起点みたいなものかなと思います。 大合併 最後は、そうきたかというウルトラCで、危機を脱出。 弁護士の桃の活躍が今度はみたいです。

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