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経営12カ条 の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2024/05/25

稲森和夫さんの経営哲学がまとめられた一冊。端的でわかりやすく、2時間程度で読破。経営本にある自身の実績を自慢する利己的な本が多い中で、この本自体に、稲森さんが大切にされている利他の精神、素直な心、勇気を持つこと(卑怯な事はしない)が要所要所で伝わってくる。自分の仕事と人生に対する...

稲森和夫さんの経営哲学がまとめられた一冊。端的でわかりやすく、2時間程度で読破。経営本にある自身の実績を自慢する利己的な本が多い中で、この本自体に、稲森さんが大切にされている利他の精神、素直な心、勇気を持つこと(卑怯な事はしない)が要所要所で伝わってくる。自分の仕事と人生に対する価値観や姿勢を再認識できた

Posted byブクログ

2023/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1,事業の意義、目的を明確にする。 自分の技術を世に問いたい、から、将来にわたって従業員と家族の生活を守ること、にある。 京セラの経営の理念「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」 従業員の幸福、が入っているか。 日本航空の理念にも入っている。いかなる業種でも全社員の幸福のために存在している。 中小企業こそ、大義名分が必要。 従業員のために必死でやっているという自負があるからこそ、従業員の無責任な態度を叱ることができる。 利益は、大義名分を果たすため。利益が目的ではない。 人生の意義も、家族のためという大義は必要。 国鉄が日本テレコム、道路公団とトヨタが日本高速通信を立ち上げた。京セラが第二電電をつくった。最後に残ったのはKDDI。大義があったからではないか。 「動機善なりや、私心なかりしか」 2,具大敵な目標を立てる 空間的、時間的に明確な目標を立てる。1年ごとに。それを月次の目標として明確にする。 中長期の目標は立てない。達成できないと、目標とは達成できないもの、になってしまう。経費だけは目標達成してしまう=長期計画のこわさ。 限られた部門しか経験がないものは社長にしない。 従業員も売り上げ、経費、利益がわかること。 フィロソフィーまでを要求するのはみんなで高い山に登りたいと考えているから。 思想は自由だが、その結果の責任を取る必要がある。高い山に登りたいという気持ちがあれば、高い山を登りたいという思想が必要。 企業は経営者の器以上には大きくならない。 3,強烈な願望を心に抱く 何としても達成したいと思えるか。経営の数字を四六時中目標にして考える。強い願望は一瞬の出会いも逃さない。全身全霊をかけて潜在意識が働くようになる。 こころに抱く思い、願望が人生を決める。自分の人生を他人任せにしない。 松下幸之助のダム式経営。そうなりたいと思わなければそうはならない。思ってもかなわないから意味がない、と考えれば思ってもないことをできるわけがない。 こうしたい、と思っても難問があると躊躇してしまう。難しい、と思ったらできない。正しく純粋なものであれば、成功の確率は高くなる。 思ったら誰にも負けない努力をする。 4,だれにも負けない努力をする。 全力疾走でフルマラソンを駆け抜ける。先頭集団ははるか先に居る。そのスピードで走っていると、それが習い性になり走り続けられる。 私なりの努力、ではない。京セラは1個9円のテレビの部品からスタートした。平凡なことを誰にも負けない努力をすること、が非凡な人に替える。イチローのことば「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」。成功を願うなら相応の自己犠牲が必要。大きな成功が欲しければ、大きな自己犠牲が必要。

Posted byブクログ

2023/12/02

共感、目から鱗なところもありながら 少し精神論に寄ってないかなという気持ちもある 経営者、特に中堅以上の経営者向けかなと感じた。

Posted byブクログ

2023/09/18

京セラ、KDDIを興し、JALを再生させた稲盛和夫氏の経営の原理原則をまとめた本。 12条にまとめられているが、経営者として必須なのは創造的な仕事であり、過去の否定であるとしている。 新しいことにつねに挑戦し、「楽観的に構想し、悲観的に計画をつくり、楽観的に実行する」ことが不可欠...

京セラ、KDDIを興し、JALを再生させた稲盛和夫氏の経営の原理原則をまとめた本。 12条にまとめられているが、経営者として必須なのは創造的な仕事であり、過去の否定であるとしている。 新しいことにつねに挑戦し、「楽観的に構想し、悲観的に計画をつくり、楽観的に実行する」ことが不可欠。 大組織を強くするのに必要なのはアメーバ経営であり、売上-経費=付加価値。付加価値÷総労働時間。 経費はめちゃくちゃ細かく書き出すことで、現場が改善行動を生み出し、創造的な仕事を有む動力としている。 また、経営とは、経営者が持てる全能力を傾け従業員が物心両面で幸福になれるよう最善を尽くすこと。企業は経営者の私心を離れた大義名分を持たすこと。という内容もわかいやすい。 経営は論語と算盤ということに帰結する。 第1条 事業の目的・意義を明確にする 第2条 具体的な目標を立てる 第3条 強烈な願望を心に抱く 第4条 誰にも負けない努力をする 第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える 第6条 値決めは経営 第7条 経営は強い意志で決まる 第8条 燃える闘魂※闘争心は稲盛経営の隠れキーワード。きれいな心だけでは生き残れないとされている 第9条 勇気をもって事に当たる 第10条 常に創造的な仕事をする 第11条 思いやりの心で誠実に 第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で 根底として流れる思想はいつも通りであり ・どんな逆境にあろうと、リーダーとして明るく前向きに包まれているか ・感謝を忘れず、謙虚に、素直な心を持って努力を重ねているか ・人間の想いは現実となる ということ。 さらに結果をだす方程式も変わっていない。 人生・仕事の結果=考え方×熱意(努力)×能力(才能) 努力と才能どちらが大事かという議論に意味はない。どちらも重要だが、才能が高くなければ努力と考え方を磨けばいいし、それしかカードがない。

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2023/08/27

このブログを変革の第一歩にする 稲盛和夫氏の、「経営12カ条」を読んでいる。 経営に関する12の鉄則を、1冊にまとめた名著。 今実際に、クリニック経営で悩んでいたから、旅行で持っていった時にドンピシャだった本。 12の法則だけで経営できるかと不安になったけど、逆に考えると12のシ...

このブログを変革の第一歩にする 稲盛和夫氏の、「経営12カ条」を読んでいる。 経営に関する12の鉄則を、1冊にまとめた名著。 今実際に、クリニック経営で悩んでいたから、旅行で持っていった時にドンピシャだった本。 12の法則だけで経営できるかと不安になったけど、逆に考えると12のシンプルな法則さえも実践できないと経営が成り立たないということだ。 私はこの本をもっと深掘りして、自分の診療に結びつけ、こころの健康をもっとたくさんの患者さんに伝えていきたい。 座右の書決定!

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2023/08/20

新任マネージャーの立場として、上位視点の考え方を知るために読んだ。 今まで経営哲学についてほとんど考えたことがなかったが、考えるきっかけになった。 稲森さんの経営哲学について表面的には理解できていると思うが、今の自分の知識や経験レベルでは、内容の背景や本質を理解できているかと言...

新任マネージャーの立場として、上位視点の考え方を知るために読んだ。 今まで経営哲学についてほとんど考えたことがなかったが、考えるきっかけになった。 稲森さんの経営哲学について表面的には理解できていると思うが、今の自分の知識や経験レベルでは、内容の背景や本質を理解できているかと言うと疑問。 今の自分に響いたことは、以下の内容。 ・人は、後になって「こんなはずではなかった。私はもっと素晴らしい充実した人生を送りたかった」と嘆く。 ・「素晴らしい会社にしていこう」と思うなら、生半可な考え方や哲学、思考でできるはずはありません。そういう高い目標に向かって進んでいこうと思うなら、高い次元の「経営哲学」が必要なのです。 理由は、自分の信念(哲学)をもって、本気で物事に取り組まないといけない、そうすることで後悔のない人生送ることができると考えることができたから。 新任マネージャーとして、心がけること。 ・どんな逆境にあろうと、リーダーとして明るく前向きに包まれているか ・感謝を忘れず、謙虚に、素直な心を持って努力を重ねているか 経験値を上げてからまた読み返したい。

Posted byブクログ

2023/07/02

経営者、とあるがリーダーの心得としても参考になる内容ばかり。 目標を立て、それを努力で必ず達成する。そのためには強い意志と素直な心が必要。

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2023/06/28

私が崇拝する経営者の今は亡き稲森和夫の本ですが、これまで何冊も稲盛和夫の経営哲学を書いた本の内容の繰り返し的な作品であるものの自分自身、会社員としての考え方のリマインドになる一冊でした!決して実現するのが難しい内容の話ではないので、これからも稲盛哲学を私も少なからず実践し続けてい...

私が崇拝する経営者の今は亡き稲森和夫の本ですが、これまで何冊も稲盛和夫の経営哲学を書いた本の内容の繰り返し的な作品であるものの自分自身、会社員としての考え方のリマインドになる一冊でした!決して実現するのが難しい内容の話ではないので、これからも稲盛哲学を私も少なからず実践し続けていこうと改めて感じる作品でした!

Posted byブクログ

2023/05/01

経営に必要な12の原則をまとめた本。 非常によみ易く、分かりやすい。近年難しく複雑な内容が氾濫しているが、物事これぐらいシンプルに考え、伝えた方が絶対いいと思う。 一部気合い的な内容もあり引いてしまったところもあったが、楽に結果を出せることはなく、単純なことを我慢強く継続していく...

経営に必要な12の原則をまとめた本。 非常によみ易く、分かりやすい。近年難しく複雑な内容が氾濫しているが、物事これぐらいシンプルに考え、伝えた方が絶対いいと思う。 一部気合い的な内容もあり引いてしまったところもあったが、楽に結果を出せることはなく、単純なことを我慢強く継続していく事が重要であると改めて感じた。

Posted byブクログ

2023/04/11

ある程度の具体性を持たせつつも、汎用性を高めるためにふわっとした表現もありますが、経営の基幹となる部分について主としてまとめています。 単に儲けたいという動機ではなく、大義を持って経営する。 5,10年などの中長期計画ではなく、年間、月次、日次など短期間での目標を持つ。など

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