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雲を紡ぐ の商品レビュー

4.3

129件のお客様レビュー

  1. 5つ

    62

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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2026/04/16

主人公の祖父が視野の広いひとだなと思った。 美緒に若干イライラしてしまうし母親もきついなと思う反面、母親の状況を考えると中盤までの美緒の行動はしんどいものがある。10代てこんなかんじよなーとか祖父の追い詰めたらダメていう理解ある発言でハッとする部分があったから、自分も気をつけよ ...

主人公の祖父が視野の広いひとだなと思った。 美緒に若干イライラしてしまうし母親もきついなと思う反面、母親の状況を考えると中盤までの美緒の行動はしんどいものがある。10代てこんなかんじよなーとか祖父の追い詰めたらダメていう理解ある発言でハッとする部分があったから、自分も気をつけよ 最後お父さんが実家に行くシーンがよかった 親は子供を思ってるんだなて

Posted byブクログ

2026/04/14

伊吹有喜作品、初読み。 山崎美緒、高校2年生。クラブ活動での出来事が原因で不登校に。 美緒が未だに大事にし続ける、亡くなった祖母・香代が最後に織った赤いショール。 両親、学校との悩みから居た堪れなくなった美緒は、祖父・紘治郎のいる盛岡へ。 盛岡では紘治郎が、羊毛を染め、紡いで織...

伊吹有喜作品、初読み。 山崎美緒、高校2年生。クラブ活動での出来事が原因で不登校に。 美緒が未だに大事にし続ける、亡くなった祖母・香代が最後に織った赤いショール。 両親、学校との悩みから居た堪れなくなった美緒は、祖父・紘治郎のいる盛岡へ。 盛岡では紘治郎が、羊毛を染め、紡いで織る、ホームスパンの工房を営んでいた。 自分でも自分の色を紡ぎたいと思い始める美緒… うまく自分の思いを人に伝えられない美緒。 それゆえ、まわりから誤解されてしまう。 父・広志も母・真紀もそんな美緒の思いを理解できずにいる… 広志は広志で女の子だからわからないとばかりに真紀に丸投げ。 真紀は真紀で不登校の娘・美緒の存在が教師である自身への不信感へとつながり、悩まされている。 お互いがお互いを理解できずに、家族はバラバラ… もっと話をしないといけないのだろうが… 口下手な美緒と広志は真紀の前ではうまく話せない。 真紀がもっと話をさせるような環境を作らないといけないのだろうが、そこまで余裕がない… このまま空中分解するのか… 紘治郎も口下手で、広志との関係はうまくいっていなかったが、広志が紘治郎の広志に対する思いをわかり始めたことで、変わり始める。 子どものことを思わない親はいないはず。 うまく伝えられるかどうかだろう。 なんでも話ができる環境がいかに大事か。 最後にわかりあえてよかった。 糸を紡ぐように。 美緒のショールが評判になる未来が楽しみだ。 太一もまた山崎工藝舎に戻ってくるんだろうな。

Posted byブクログ

2026/01/11

岩手県の柔らかで朴訥として温かい雰囲気がそこかしこに表れていて、岩手県好きとしてはたまらない作品。手触りの感触や心地よさを素直に感じ取るとこで、主人公美緒は癒やされ、また前を向ける。どの登場人物も優しくて不器用で、愛らしかった。岩手旅行の折に、また読み返そう。

Posted byブクログ

2026/01/04

夢中っていいね。 覚悟って迫られて無理やり決めるものじゃないんだろうな、きっとそうしたら辛くなる。 夢中になれるものを見つけて、心の底から「やりたい!」って思ったとき、その道を進む中で出会う苦難を分かっていて、でもそれが気にならないくらいにやりたくて輝いていた時に自然と決まるもの...

夢中っていいね。 覚悟って迫られて無理やり決めるものじゃないんだろうな、きっとそうしたら辛くなる。 夢中になれるものを見つけて、心の底から「やりたい!」って思ったとき、その道を進む中で出会う苦難を分かっていて、でもそれが気にならないくらいにやりたくて輝いていた時に自然と決まるものなのかな、というかそうであって欲しいなと感じた。 無理して決める覚悟は、辛いし長続きしないだろう。 やりたくてやりたくてやるのが、いいな。 鉱物や色など宮沢賢治の世界がたくさん盛り込まれていたところも美しかった。 岩手の景色を思い出しながら読んだ。

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2025/12/28

好きなものと暮らすことと家族の変化に思い馳せた 岩手県の名前の由来になったという説のある和歌の意味も感慨深い

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2025/12/03

高校に行けなくなった17歳の美緒は、家族との折り合いが悪く、一人で新幹線に乗って父方の祖父が住む盛岡へ向かう。 祖父が営む「山崎工藝舎」では羊毛を手仕事で染め、紡いで織るホームスパンを作っていた。 盛岡の美しい景色と、膨大な量の手作業から羊毛が一本の糸になっていくその魅力にどんど...

高校に行けなくなった17歳の美緒は、家族との折り合いが悪く、一人で新幹線に乗って父方の祖父が住む盛岡へ向かう。 祖父が営む「山崎工藝舎」では羊毛を手仕事で染め、紡いで織るホームスパンを作っていた。 盛岡の美しい景色と、膨大な量の手作業から羊毛が一本の糸になっていくその魅力にどんどん引き込まれ、羊毛の感触までもが手に伝わってくるようです。 これは、三世代の家族の物語です。 家族は時に激しくぶつかり合ったり離れたり、だけど羊毛の糸のように切れてもつながるものなのです。 物語の中で、おじいちゃんが美緒やその両親に語りかける温かく包み込むような言葉がたくさんあります。 中でも、「今は決められない、それも選択の一つだ」という言葉が心に残りました。 ひとつ屋根に暮らしていても、親も子も年を取り、いつかはそれぞれの道を行くことになる。 だけど離れて暮らしても、家族への愛は決して消えたりはしないはず。 盛岡に行ってみたい…。宮沢賢治のイーハトーブの町。 この物語に出てくる、隠れ家的な美味しいコーヒーの店を探してみたいです。

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2025/12/02

『西の魔女が死んだ』と似た雰囲気。こちらはおじいさんだけど。 繊細すぎる子ども。自身も問題を抱える両親。どちらにも感情移入。人物の描き方も上手く引き込まれて涙してしまった。 盛岡の景色、宮沢賢治やイギリス童話がちょこちょこ挟まれているのも読んでて楽しかった。少女小説っぽい雰囲気...

『西の魔女が死んだ』と似た雰囲気。こちらはおじいさんだけど。 繊細すぎる子ども。自身も問題を抱える両親。どちらにも感情移入。人物の描き方も上手く引き込まれて涙してしまった。 盛岡の景色、宮沢賢治やイギリス童話がちょこちょこ挟まれているのも読んでて楽しかった。少女小説っぽい雰囲気で、氷室冴子的な従兄弟との恋の行方もかわいくてキュンとした。笑

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2025/11/01

高校生、子供でもないけど大人でもない。 親子の距離感は変化していくのを感じる時期なのかなぁと改めてこの本を読んで感じた。

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2025/10/26

自分は通り過ぎてしまったからなんとでも言えるけど、小学生から高校生までって学校が世界の全て、みたいなところがあるから学校でうまくいかなかったらとても辛いと思う。これで家にも居場所がないとなったら最悪だと思う。 美緒は岩手のおじいちゃんのところに逃げることができてよかったと思う。 ...

自分は通り過ぎてしまったからなんとでも言えるけど、小学生から高校生までって学校が世界の全て、みたいなところがあるから学校でうまくいかなかったらとても辛いと思う。これで家にも居場所がないとなったら最悪だと思う。 美緒は岩手のおじいちゃんのところに逃げることができてよかったと思う。 ほぼ会ったことのないおじいちゃんとの生活はどうなんだろう?と思ったけどうまくいっているようでよかった。人の顔色を伺って相手の気持ちを勝手に考えてしまうのは、私もしてしまうことだからなんとなくわかる。相手の気持ちなど、相手にしかわからないのに。 岩手でのおじいちゃんとの生活の中で少しずつ自分がしていきたいこと、自分の色を見つけていけたのはよかった。 裕子と太一という存在に出会えてことも大きかったんじゃないだろうか。 美緒も澪の両親もこの先のことはわからないけど、お互いに良い距離感を見つけられたんじゃないかなと思いました。

Posted byブクログ

2025/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近読んだ、原田マハさんの「生きる僕ら」や「西の魔女が死んだ」と設定が似ている。 自分が大人になったからか、美織より親の方に感情移入し行く末が気になった。だから、最後夫婦を継続させる決断をした場面が1番涙腺が緩んだ。

Posted byブクログ