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invert[インヴァート](Ⅱ) の商品レビュー

3.9

310件のお客様レビュー

  1. 5つ

    70

  2. 4つ

    141

  3. 3つ

    75

  4. 2つ

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2024/09/15

シリーズ3作の中で1番好きでした……! 謎を解き明かしていく過程は今までで1番シンプルで、あっと驚くようなinvert要素は少し薄めかもしれない。その代わりに、登場人物の、特に翡翠の葛藤や信念といった人物像にフォーカスがあたり、今までで1番キャラクターの魅力が輝いていた作品でした...

シリーズ3作の中で1番好きでした……! 謎を解き明かしていく過程は今までで1番シンプルで、あっと驚くようなinvert要素は少し薄めかもしれない。その代わりに、登場人物の、特に翡翠の葛藤や信念といった人物像にフォーカスがあたり、今までで1番キャラクターの魅力が輝いていた作品でした!物語序盤の何気ない会話から本の表紙に至るまで、余すことなく全てが繋がっていて気持ちの良い読後感にも大満足

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2024/09/01

霊媒探偵城塚翡翠シリーズ第三弾である今回は、翡翠が犯人のアリバイを証明する証人になってしまう一風変わった展開で物語が進み、翡翠と犯人が対峙するシーンや捜査していく中で悩み葛藤するも自分が掲げる正義を全うするために真相を解明する翡翠がカッコ良かった。序盤の違和感も「そういうことか!...

霊媒探偵城塚翡翠シリーズ第三弾である今回は、翡翠が犯人のアリバイを証明する証人になってしまう一風変わった展開で物語が進み、翡翠と犯人が対峙するシーンや捜査していく中で悩み葛藤するも自分が掲げる正義を全うするために真相を解明する翡翠がカッコ良かった。序盤の違和感も「そういうことか!」と唸らせる説得力があった。

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2024/08/29

いつも冷静に推理する翡翠の人間的な面を見せられて不意打ちにあった。彼女なりに苦悩しながらも信念を貫き挑み続ける姿勢に勇気ももらった。

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2024/08/19

シリーズの中で1番好きな作品になりました。 読み終わった瞬間ふと、はぁっと一息ついてしまっている自分がいました。今までで1番翡翠の人間らしい一面が見れた作品でとても心に響きました。

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2024/08/08

2編収録。 1編目はちょっとした番外編的な雰囲気。 ちょっと腑に落ちない内容でもあったが、番外編だと考えれば、まあ。 2編目はいつも通りの展開だが、翡翠本人がアリバイ証人になるというユニークさ。 なかなかご都合主義的過ぎなオチ感も否めなかったが、「invert」要素は感じられ...

2編収録。 1編目はちょっとした番外編的な雰囲気。 ちょっと腑に落ちない内容でもあったが、番外編だと考えれば、まあ。 2編目はいつも通りの展開だが、翡翠本人がアリバイ証人になるというユニークさ。 なかなかご都合主義的過ぎなオチ感も否めなかったが、「invert」要素は感じられた。 並行して、徐々に彼女の過去なども語られるようになってきた。 そのため、キャラクター性やストーリーにより深みが増してきた印象を受ける。 1作目のmediumとはだいぶ雰囲気が変わってきてもいるが、次回作も楽しみ。

Posted byブクログ

2024/08/07

良い意味で期待通りの作品。 答えが分かっているようで、全てが把握しきれていないもどかしさの中、終盤で一気に明らかになる爽快感。この落差が心を動かす。 この作品も映像化して欲しいな。

Posted byブクログ

2024/08/01

個人的には2作目よりこの3作目の方が好き。 翡翠に共感がもてるようになったし、翡翠の人間らしさが出ていたと思う。 この3作目を読んで、城塚翡翠という人物をもっと知りたくなった。 次も出ると良いなぁ〜。

Posted byブクログ

2024/07/23

『invert II 覗き窓の死角』 **著者**: 相沢沙呼 5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部突破『invert 城塚翡翠倒叙集』に続くシリーズ第3作目となる『invert II 覗き窓の死角』が登場。今作も期待を裏切らない倒叙ミステリの...

『invert II 覗き窓の死角』 **著者**: 相沢沙呼 5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部突破『invert 城塚翡翠倒叙集』に続くシリーズ第3作目となる『invert II 覗き窓の死角』が登場。今作も期待を裏切らない倒叙ミステリの金字塔です。 嵐の山荘に潜む若き犯罪者と、翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対し、すべてを見通す城塚翡翠が挑みます。彼女の挑むような表情には涙が浮かび、その理由が物語の鍵を握るのです。 今回も犯人がわかっている状態で、推理で追いつめていく倒叙ミステリ形式。最後まで犯人が分からないミステリとは異なり、犯人視点になることでどんどん追い詰められていくヒリヒリ感が味わえます。この独特の緊張感と緻密なトリックが魅力です。 さらに、翡翠と真の関係性が深まっていく様子も描かれており、シリーズファンにはたまらない展開です。次回作も楽しみにしています。

Posted byブクログ

2024/07/20

翡翠がなぜ警察に協力して、事件解決をしているかの糸口みたいなものを今回知ることができた。 真とのやりとりやそれぞれの考え方など伺い知ることができて良かった

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2024/06/26

冒頭の車内での翡翠と真の掛け合いに笑う。あぁ、このシリーズが戻ってきたと実感しました。中編2話収録。「生者の言伝」はコミカルで楽しい。第二話は本格的倒叙ミステリーで、作者が仕掛けた冒頭のミスリードにまんまとはまっていました。続編期待。ドラマも期待です。

Posted byブクログ