あの子とQ の商品レビュー

万城目学(著者)

2024/10/06

人間と同じように生活する吸血鬼。自分達がら人間と違うことを認識しながらも、平穏を求め人間に溶け込みながら生活する。しかさ、ある事件をきっかけに、吸血鬼の世界に足を踏み入れることになる。
クスッと笑える人物同士のやり取り、女子高生と吸血鬼という設定が面白い。

2024/09/20

現代のバンパイアは人間の血を飲まないし、太陽の光も大丈夫。
弓子の17歳の誕生日に向けて現れたのは、Qという得体の知れない不気味な姿の「証人」。脱吸血鬼化の儀式まで、弓子が人間の血を飲んでいないか監視する役だ。
親友のヨッちゃんたちとのダブルデートの帰り、バスの転落事故により弓子は友人たちを助けようとするが... というおはなし。

バスの事故までは牧歌的で弓子とヨッちゃんの掛け合いも面白く読んでいましたが、後半は説明臭くて退屈になってしまいました。弓子が牙を生やしてパワーアップするところは爽快。

2024/09/17

面白かったー!ので、一晩でワクワクしながら聴いて映画を見てる気分になった！この作家さん面白いなぁ。世界観が。

しばらくこの作家さんを聞こう。

2024/09/13

あの子とQ
万城目学

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なんと、Qは吸血鬼の吸だった。
その辺に吸血鬼が人となってひっそり過ごしてると思うと面白いなぁ。
吸血鬼が17歳を迎えるにあたり、Q改め吸が監視役としてやってくる。
弓子もはじめはバケモノと言って騒いでたのに、知らずに愛着が湧いてたのか、いなくなるとさみしくなる。

なんか色んな大冒険があるんだけど、最後には全ての記憶が消されてた。
そういえば両親も誕生日にあった儀式をあまり覚えていないと言っていた。その後ちょっと儀式の話もするのだけどあまりに簡単すぎて違和感があったのはこういうことか。
世の17歳の吸血鬼はみんな実は弓子と似たようなことはしてて、同じように記憶を消されてるのかも？って。

今後、弓子が大物になりそうな気配はあるが。

途中挿絵の、セーラー服で大仏頭の自転車に乗ったヨッちゃんが可愛すぎる。

第1章 おとずれ
第2章 あやまち
第3章 てがかり
第4章 おもわく
第5章 とこやみ

2024/09/13 読了(図書館)

2024/09/13

現代社会で暮らす吸血鬼の女の子の話。脱吸血鬼化とかいろんな設定よく思いつくなあ。
ハラハラする展開で面白かった。
友達のよっちゃんがいい子で面白くて大好き。

2024/09/06

吸血鬼がどうとか、謎の監視役とか、17歳になるときの儀式とかそんなことよりも弓子と親友のやり取りが好きすぎた

主に前半が個人的には好み
ちょっとした漫才のようなやり取り

くだらないと言ったら失礼だと思うけど、、私はそんなくだらない会話が大好物だと気づきました！

2024/09/03

Qは吸血鬼のQ
万城目作品はいつもどおり読みやすくてスルスル読める。
映像化しても面白そう。
よっちゃんがメチャいいキャラしてる。

2024/08/28

人間社会に溶け込む吸血鬼の17才の弓子。彼女の元に人間の血を吸わないよう監視するため現れたトゲだらけの化物。

若い頃に出会ってたら、もっと主人公に入り込めたかもですが、ドラマチックな展開はわくわくして読めました。

2024/08/25

吸血鬼のお話かーと思って大して期待してなかったけど、流石万城目ワールド。想像以上に楽しめた。

青春ストーリーからの展開がびっくり。
親友よっちゃんのキャラとか、弓子の並外れた運動能力とか、Qのトゲトゲの感じとか想像のままでいたいから、あえて映像化して欲しくない作品。

2024/08/10

万城目さん独特の世界観爆烈、次の展開が全く予想出来ず、あっという間に読んでしましました。主人公弓子、今どきの女子高生なのにの行動力が素晴らしい。次作にも期待です。