われら闇より天を見る の商品レビュー
うわぁ〜〜! と叫びたくなるって言われたので叫びました。 一部のダッチェスが切なくて。゚(゚´Д`゚)゚。 弟ロビンを守る為に無法者と自らを奮い立たせる姿が痛々しいです。誰も信じてないダッチェスはロビンの為と間違った方向に突き進んでしまうのですね… 13歳だもの!読んでるこっちは...
うわぁ〜〜! と叫びたくなるって言われたので叫びました。 一部のダッチェスが切なくて。゚(゚´Д`゚)゚。 弟ロビンを守る為に無法者と自らを奮い立たせる姿が痛々しいです。誰も信じてないダッチェスはロビンの為と間違った方向に突き進んでしまうのですね… 13歳だもの!読んでるこっちは「ダッチェス〜ちょっとだけでいいから信じてあげて〜!」と願わずにいられない(>人<;) そんな一部、二部…ここまでで300ページあります。そんな二部のラストで更なる不幸にまたまた うわぁ〜〜!です。 残り200ページは読むのが止まりません! 事件の真相に胸が熱くなります…悲しい(T_T) サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」 は反則でしょ!思わず聴いて涙。゚(゚´Д`゚)゚。 ロビンの幸せ、ダッチェスの幸せ… この結末はわたし好きです(u_u)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
We begin at the end われら闇より天をみる 日本語の題名が素晴らしい ダッチェスとウォーク、スター、ダーク、 ヴィンセント、皆、深い穴に落ち込み、 それでも天を見上げる 諦めてるのか、這い上がろうとしてるのか、 外の誰かに光があれと天を見上げているのか この邦題のおかげで、祈るような気持ちで読めた。
Posted by
We Begin at the End 人は終わりから始める いやいやとんでもないが来たな 自分を無法者と呼ぶ少女ダッチェスと少女の家族を暖かく見守る警察署長(と言っても署に警察官は彼だけ)のウォーク、二人の主人公の物語です それにしても作者はこの二人にとんでもない過酷な運命...
We Begin at the End 人は終わりから始める いやいやとんでもないが来たな 自分を無法者と呼ぶ少女ダッチェスと少女の家族を暖かく見守る警察署長(と言っても署に警察官は彼だけ)のウォーク、二人の主人公の物語です それにしても作者はこの二人にとんでもない過酷な運命を歩ませます 二人は共に(他人からの見え方は別として)とてつもなく善良な人間であるのに、その善良さこそが罪であるかのように苦難に襲われ ただただ弟や友人たちに幸せになって欲しいと願っての行動が次々と悲劇を呼び込みます ですが二人は「終わらせる」ことができずに進み続けます間違った道を そして全ての謎が明かされたとき二人の歩む道は!? 是非とも確かめてほしいです 第二部の最後なんてもう涙、涙です 天に向かってふざけんな!と叫びたくなります 是非とも読んでほしいです ホロヴィッツの新作まだ読んでないけどこれはこのミス海外5連覇に待ったがかかるかも! そんな★5じゃ足りない名作でした!
Posted by
30年前少女シシーを殺したとして刑務所に行った少年ヴィンセントが30年経って出所する。彼にずっと良くしてきた親友ウォークは警察署長。シシーの姉スターは酒浸り、娘ダッチェスは自称無法者、弟は守るがそれ以外は皆敵。 ラスト近辺のダッチェス絡みの話には心を打たれる。ただミステリー色薄...
30年前少女シシーを殺したとして刑務所に行った少年ヴィンセントが30年経って出所する。彼にずっと良くしてきた親友ウォークは警察署長。シシーの姉スターは酒浸り、娘ダッチェスは自称無法者、弟は守るがそれ以外は皆敵。 ラスト近辺のダッチェス絡みの話には心を打たれる。ただミステリー色薄めで、すごく好みの作品とは言えない。評論家や一般のレビュアーの評価はすごく高い。私の好き嫌いが変わっているのだろうか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
22/10/02読了 面白かったのだけど、長い… 悪意らしい悪意のないまま、大切にしたい相手への思いと自己愛の間で、みんながみんなバランスを崩して、悲劇を重ねていく。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
CL 2022.9.26-2022.9.30 ダッチェスのやり切れない人生がけっこう辛い。 母親はもちろん、ハルもウォークもヴィンセントもダッチェスとロビンを愛していたし、ふたりを気にかけている大人はほかにもいたのに、それをうまく受け取れなかったダッチェスが哀しい。 ダッチェスの思い込みが全てを招いたと言えるんではないだろうか。 それでも最後には贖罪し、救済され、再起できるように描かれていたけど、わたしにはダッチェスの過剰な思い込みでものごとが悪いほうへ転んだように思えて複雑。ダークには酷すぎるよね。
Posted by
とても読みごたえありました。 姉、妹どちらにも感情移入してしまう。 とことん悲しいけれど悲しみだけで終わらない、胸が熱くなるすばらしい作品でした。
Posted by
アメリカ、カリフォルニア州。海沿いの町ケープ・ヘイヴン。30年前にひとりの少女命を落とした事件は、いまなお町に暗い影を落としている。 自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。 町の...
アメリカ、カリフォルニア州。海沿いの町ケープ・ヘイヴン。30年前にひとりの少女命を落とした事件は、いまなお町に暗い影を落としている。 自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。 町の警察署長ウォークは、かつての事件で親友のヴィンセントが逮捕されるに至った証言をいまだに悔いており、過去に囚われたまま生きていた。 彼らの町に刑期を終えたヴィンセントが帰ってくる。 彼の帰還はかりそめの平穏を乱し、ダッチェスとウォークを巻き込んでいく。そして、新たな悲劇が……。苛烈な運命に翻弄されながらも、 彼女たちがたどり着いたあまりにも哀しい真相とは――? この小説も自由研究つながりでした。
Posted by
13歳の少女の成長物語。他にも色々ありますが、読後の印象はこれ。好みでは『捜索者』だが、これはこれで良い小説をです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
結構しんどかったなあ。読むのがしんどいというのじゃないよ、ジンセイって重い…と。「親ガチャ」というけれど、誰のもとに、どんな環境や地域に生まれるかは選ぶことが出来ない。クールさがキュートで、小さな弟を深く愛し守ろうとするダッチェスもいろんなことが裏目に出て、マイナスが埋まらなくて、読んでてつらい。いろいろつらい。 着地はいいと思います。
Posted by