もうじきたべられるぼく の商品レビュー
太って食べ頃になった食用牛の胸中が綴られる切ないお話。最後の「せめて ぼくをたべた人が 自分のいのちを 大切にしてくれたら いいな」というところが胸に残った。食べる側の都合ばかりではなく、食べられる側の気持ちになってみるのも大事なのかなと思った。 ちなみに、子どもに読み聞かせした...
太って食べ頃になった食用牛の胸中が綴られる切ないお話。最後の「せめて ぼくをたべた人が 自分のいのちを 大切にしてくれたら いいな」というところが胸に残った。食べる側の都合ばかりではなく、食べられる側の気持ちになってみるのも大事なのかなと思った。 ちなみに、子どもに読み聞かせしたら、かわいそうだから肉も魚も食べないとか言い出して、大変になった。
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読後、切なさと共に『ぼく』の言葉が、ジワジワと心に響いて来る。優しい色合いの可愛すぎるぼくに心が奪われる。命の尊さを噛み締めながら自分の命を大切に生きていかなくてはならないと強く思わされる本。
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思っていたのと違うアプローチだった。 後から後からじんわりと沁みます。 ぼくがとても優しくて。 食育と思いやり。 大切なことを教えてくれる本でした。
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どうしてだろう。 この短い文章の中で、本当にちゃんと、 自分を大切にしようと思える。 残しちゃいけないとか、 もったいないとか、 その言葉以上に、なんだか‥ 命をいただいてることへの感謝が、 素直に心の中に入ってくる。 いただいている以上は、元気に、まっすぐに、生きるぞ。 食べ物...
どうしてだろう。 この短い文章の中で、本当にちゃんと、 自分を大切にしようと思える。 残しちゃいけないとか、 もったいないとか、 その言葉以上に、なんだか‥ 命をいただいてることへの感謝が、 素直に心の中に入ってくる。 いただいている以上は、元気に、まっすぐに、生きるぞ。 食べ物にも、人にも、その労働にも、正当な評価と感謝を出来る人になりたい。
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何度も、細部まで見直して、読みました。 避けようのない現実を語るぼくの言葉を、暖かい絵が包んでいました。 私は人に生まれてきたので、人として日々、大切に生きたいと改めて思っています。
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絵本だけど大人でもOK 食べられる動物とそうでない動物との違いはなんなんでしょうか。 忘れがちですが、食べた私は命をもらっている!
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次女への、私の母からの誕プレ本。 いやなんでこの本を(笑)っていう悲しいじゃん、と思う。母性についても考えちゃうし、食べ物についても考える本。 だが、子どもたちの感想「えー!面白い本」 子供への訴えと 母への訴えの違い。
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『もうじきたべられるぼく』 はせがわ ゆうじ 著 いのちの大切さがわかる絵本。ほかのいのちを「いただく」ことで、自分のいのちをつなげるしかないこの世にあって、いのちを差し出す側の心情が見事に描かれています。また、そうしたいのちを犠牲にしてつなげられた自分自身のいのちも、大切に...
『もうじきたべられるぼく』 はせがわ ゆうじ 著 いのちの大切さがわかる絵本。ほかのいのちを「いただく」ことで、自分のいのちをつなげるしかないこの世にあって、いのちを差し出す側の心情が見事に描かれています。また、そうしたいのちを犠牲にしてつなげられた自分自身のいのちも、大切にしてほしいという願いが伝わってきます。 「いただきます」とは命をいただくことへの感謝と聞いたことがありますが、逆の立場も考えると、本当に感謝して食べないといけないなと思った一冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
驚きました。こんなに切ない絵本。 ほんわかしたイラストなのに悲しすぎる題名。 内容はタイトル通りです。 死を意識して母親に会いに行くというシチュエーション、特攻隊を一瞬思い出しましたが、この絵本の僕は生を選べる選択肢もなく死ぬことが決まっているという点で、全然違います。 理由が分からずどんどんエサを与えられ太っていった僕。この後屠殺されるとわかり気がつくのです。そしてそんなことを考えながらお母さんに会いに行きます。 でも、そんな僕の状況でお母さんを悲しませたくないから、お母さんに声をかけることなく去っていきます。 こんなに悲しくて残酷なことってありますか。 私たちは毎日命を戴いて生きていること、ちゃんと子どもが理解できるようになったら読んでほしいですね。 図書館で立ち読みをして衝撃を受けた絵本でした。
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話題になっていて、気になっていた本。 amazonのポイントも期限切れになりそうなので、 思わず、ポチツとした。 何と言っても、絵が綺麗! 眺めているだけで、癒された。 切ないストーリーに、胸がじんわりと暖かくなる。 人の命の為に、たくさんの命を頂いている、 と、子供たちに...
話題になっていて、気になっていた本。 amazonのポイントも期限切れになりそうなので、 思わず、ポチツとした。 何と言っても、絵が綺麗! 眺めているだけで、癒された。 切ないストーリーに、胸がじんわりと暖かくなる。 人の命の為に、たくさんの命を頂いている、 と、子供たちに響いてくれたらいい。 「ごちそうさまでした」 その言葉をしっかりと伝えられたらいい。 読み終えたら、孫にプレゼントする予定。
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