犬のかたちをしているもの の商品レビュー

高瀬隼子(著者)

2024/04/30

主人公に共感出来すぎた。悩み事を考えるのは標準語だって言葉にグッときた。今後どうなるかは分からないけど主人公には幸せになって欲しいと思う。

2024/04/27

自分と重ねて勝手にもやもやできた。
あと、私も犬のほうがかわいいといつも思ってる。
今からでも遅くないから殴っちゃえ。

2024/04/24

期待してたほどではなかった！

日常生活に潜む違和、あくまでも普通の毎日に見えてそうではない、確実な異変
みたいな ザ・芥川賞の雰囲気はすごく感じた

登場人物たちもパンチがあるようで振り切ってない、というか 意外なようで想像の範疇
でもその普遍さがまた、妙なリアリティを醸し出していて面白いのかなーと思ったり
これぞリアリズム小説、って解説されてたのがしっくりきた

2024/04/20

裏表紙のあらすじに、えぇ？と思ったが、ぱらりとめくってみるも意外と導入が読みやすくて買ってしまった。

感想としては、あれです。
何事も頭で考えすぎず、第一にすべきは自分の健康と、気持ち。

2024/04/16

自分が常識のある人間であると思いたくて、非常識な人に対して、そんなこともあるかって思おうと思考を巡らせる、でも全然心から「そう」思えてない。

全然納得してない、なんならそもそも認める気もない、でもそれは自分が心の狭い、頭の硬い非常識な人間になると「自分が」思ってるから考えてるフリをする

誰も何も言ってないのに、自分で自分に言い訳してる

こんな絶妙な思考の巡りを文字に起こせるのか。
高瀬さんすごいです。

2024/04/14

愛、性、生殖というナイーブな問題がモチーフの、愛とは何か　について考える本

登場人物全員に思うところはあったけど、郁也にかなりイラついた

愛が犬の形をしているものなら、私はまだ愛を知らない

2024/04/06

　主人公は、愛というものに期待しすぎているというか。何事も、他人に何かを与えられるには自分から与えなければならないのに、ある種差し出して当然のものを差し出さずに得られるものなんてたかが知れているのに。愛って、そんな完全に無償じゃないよ。

2024/04/04

ミナシロが、めちゃくちゃ嫌いなタイプで、腹が立ってしょーがなかった！むかむか。でも、こういう人いるよね…。

ところどころ生々しく生理的に苦手なお話でしたが、最後がどうなるのか気になって、あっという間に読了しました。

2024/03/31

人間って勝手な生き物で、自分も勝手だけど、理不尽な事をされても受け入れる。それを延々と続けて生きているので、この話もない事じゃないなぁ。って思って読みました。おもしろかったです。

2024/03/24

さらさらと読めた。深い共感や感動などはないけれど、こういうことも こういうふうな考えを持つ人もいるのだろう、きっとたくさん。
平成の頃ならばありえないようなことも、令和になってから そういうこともあるよね、と思うようになってきた。