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中村哲物語 大地をうるおし平和につくした医師 の商品レビュー

4.5

26件のお客様レビュー

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2023/07/16

中村鉄さんのことはもちろん、アフガニスタンのこと、地球温暖化のこと、そして、困った人に手を差し伸べる大切さについて、とても分かりやすく書かれています。 2023年読書感想文 小学校高学年の課題図書ですが、大人にも読んでもらいたい本です。

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2023/07/13

高学年の課題図書。偉人とは中村先生のような人を指すのだなと思いました。アフガニスタンの人にもその意思が受け継がれていて素晴らしいです。

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2023/06/30

中村哲という人の生き方、言葉を、涙無しに読むことはできなかった。課題図書は毎年 こういったドキュメント記録の本があるが、今回はよくぞこの人をとりあげてくれたと思った。そこに困った人がいるから、それは日本人とかそうじゃないとか関係なかったんだなぁと思った。

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2023/06/21

2023年読書感想文課題図書·高学年 中村哲先生はお医者さんです。35年間、日本から遠く離れたアフガニスタンという国でたくさんの人の命を救ってきました。そして、医者をするだけでなく、自ら土木工事をして、井戸を掘り、用水路を作りました。なぜ、哲先生はアフガニスタンでお医者さんをする...

2023年読書感想文課題図書·高学年 中村哲先生はお医者さんです。35年間、日本から遠く離れたアフガニスタンという国でたくさんの人の命を救ってきました。そして、医者をするだけでなく、自ら土木工事をして、井戸を掘り、用水路を作りました。なぜ、哲先生はアフガニスタンでお医者さんをすることにしたのでしょうか?なぜ、お医者さんなのに土木作業にかかわったのでしょうか? 「道で倒れている人がいたら手を差し伸べる。これは普通のことです」 「身近にあってできる事は、案外たくさんある たとえば友だちがいじめられているのをかばってやる 家族が病気になったっときかわりにご飯を作る  そういう、小さな一つ一つが、何でもないようなことが人間の真心  それをじっと守ることが大事なんだ」

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2023/06/14

課題図書というと、あまりいいイメージはなかったのですが、これはよかった。ぜひ多くの子供たちに読んでもらいたいです。 まず、中村哲さんそのものの生き方が素晴らしいのですが、「見ようとしないものしか見えない」という考え方を貫いて、本当に必要なものは何かを常に頭において行動したというこ...

課題図書というと、あまりいいイメージはなかったのですが、これはよかった。ぜひ多くの子供たちに読んでもらいたいです。 まず、中村哲さんそのものの生き方が素晴らしいのですが、「見ようとしないものしか見えない」という考え方を貫いて、本当に必要なものは何かを常に頭において行動したということを貫いた書き方がとてもいいです。 アフガニスタンの人たちが今のウクライナよりもっとひどい目に遭っていたのに、時の報道は一切なかったことも腹立たしいです。国会での発言もスルーされて、それでも中村さんは自分ができることをやりに戻ったのですね。 今の一方的なロシア批判の報道の仕方にもメスを入れる筆者の心意気が伝わります。大人もぜひ読んでほしいです。

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2023/05/28

読書感想文コンクール課題図書 高学年の部 https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html アフガニスタンで医療活動や人々が生活できるような井戸や村作りを進めていたが、銃撃により2019年12月4日に亡くなった医師中村哲先生の伝記。 哲先生...

読書感想文コンクール課題図書 高学年の部 https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html アフガニスタンで医療活動や人々が生活できるような井戸や村作りを進めていたが、銃撃により2019年12月4日に亡くなった医師中村哲先生の伝記。 哲先生(本書では親しみやすくこう書かれている)の伝記や考え方と、中東の人々がなぜ貧困に苦しんでいるのかというような世界情勢、そしてその戦争難民や貧困に苦しむ人達がどのような病気に罹ったり亡くなったりするのかということも丁寧な語り口で書かれます。 初めは医師としてアフガニスタンに行き、医療活動ももちろん大切だけど、病気を防ぐこと、そしてこの国の人達が自分たちで戦争や旱魃で荒れ果てた土地に暮らすことができるようにしなければいけない。 粗末な靴では怪我をしやすく、そこから癩菌が入って、ハンセン病に罹ってしまう。それなら丈夫な靴を作ろう。 人々の自活のためには水路を作ろう。日本から重機を持ってくるのではなく、もともとアフガニスタンの村にあった水路を利用して、地元の人達が作ったり直したりできるようにしよう。 児童向けですが、恥ずかしながら私も分かっていなかったことも多く、語り口も優しく、哲先生の行動や考え方を通して、自分にもなにかできるのかを考える一冊です。

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2023/05/23

「当たり前ですが、より強い武器を持って、本格的な訓練を受けた人が戦えば、戦争は一層激しくなります。」広島サミットで、ウクライナに支援を約束した後だけに複雑な気持ちで読んだ。 最後に紹介されている哲先生の言葉もよかった。

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2023/05/16

アフガニスタン。見渡す限りの砂漠が一面の緑に変わった写真を見て、もっともっとこの人のことが知りたくなった。 児童書のようだけど、大人が読んでもOKで、簡潔に良くまとめられていて、すごく分かりやすかった。

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2023/05/12

中村哲物語 #汐文社 #松島恵利子 #児童書 #読了 哲さんの活動がよくわかった。それで井戸、水路なんだと。読み終えて表紙の写真を見ると感慨深い。人は見ようとするものしか見えない。本当にその通りだと思いました。知識が想像力を育てる。知ること知らせることはやはり大切。

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2023/04/17

アフガニスタンで医師として、どんな時も命を守るために力を尽くした、中村哲先生の話。 医師といっても、日本のような医療行為ができるわけはない。病気を治すというより病気にかからないようにする、まず当たり前のように生きられるようになることが大事ということがわかった。

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