風と行く者 の商品レビュー
人は変わる。でも変わらないものもある。 守り人シリーズ好きには完全にご褒美すぎる一冊。 人々の生き方や選択がじわじわ沁みてきて、気づいたら胸がいっぱいになってる。 本編後日談+人物深掘りって感じで、静かな余韻が心地いい作品。面白かった。
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ロタ氏族のマグア家、ターサ氏族のアール家は長い間争いをしてきた民族。 両家のハーフであるサダン・タラム(風の楽人)をバルサが20年ぶりに護衛をしながら、ジグロとの思い出を回想する物語。 あとがきで、上橋さんが、母を送ったことで、この物語が描けるようになったとあり、じーんときた。...
ロタ氏族のマグア家、ターサ氏族のアール家は長い間争いをしてきた民族。 両家のハーフであるサダン・タラム(風の楽人)をバルサが20年ぶりに護衛をしながら、ジグロとの思い出を回想する物語。 あとがきで、上橋さんが、母を送ったことで、この物語が描けるようになったとあり、じーんときた。 死んだらそれで終わりではなく、死してもなお、ふとした瞬間に思い出して、残された者の心を温められるなるような守り人のような生き方をしたいと思った。 シリーズ完結後のタンダとの生活も垣間見れて、美味しそうな食事をするシーンが至福だった。
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守り人シリーズ外伝。今後また外伝が刊行されるのか分からないが既刊では最後のエピソードであり、内容も含めて感慨深い気持ちで読み終えることができた。バルサの過去の話が中心だったが本編後のバルサとタンダも描かれていたのが印象的でした。ジグロと過去に旅をした人と再会し、昔を懐かしみながら...
守り人シリーズ外伝。今後また外伝が刊行されるのか分からないが既刊では最後のエピソードであり、内容も含めて感慨深い気持ちで読み終えることができた。バルサの過去の話が中心だったが本編後のバルサとタンダも描かれていたのが印象的でした。ジグロと過去に旅をした人と再会し、昔を懐かしみながらジグロを想うバルサの気持ちに心動かされた。
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鎮魂の歌舞のため旅するサダン・タラム一行と出会い護衛することになった女用心棒バルサ 20年前にもジグロと共に護衛をしており、再会と共に過去の旅を回想し、過去と現在が入り乱れて物語は進んでいく 前作「炎路を行く者」にもバルサとジグロがサダン・タラムと出会う場面が描かれているので、あ...
鎮魂の歌舞のため旅するサダン・タラム一行と出会い護衛することになった女用心棒バルサ 20年前にもジグロと共に護衛をしており、再会と共に過去の旅を回想し、過去と現在が入り乱れて物語は進んでいく 前作「炎路を行く者」にもバルサとジグロがサダン・タラムと出会う場面が描かれているので、あそこからこの物語へと繋がっていくのだなと感じることができる 苦い思い出も温かな思い出も全部今の自分を形作っているもの そんな時間の流れを感じさせるお話 人は2度死ぬとよく言うけれど、すぐに思い出すこともあれば、長い年月を経てふと思い出すこともある その度に嬉しさと少しの哀しみが込み上げて幸せの時間を過ごすことができる 折に触れて思い出すことのできる幸せ、これを遺してくれた人と出会えている自分は幸せなのだなと思う 守り人シリーズを改めて読み直して自分がどう感じるのか知りたい
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鎮魂のために各地をまわる一行サダン・タラムの護衛をしながら一緒に旅するバルサは、20年前にも同じように、ジグロと護衛をしていたことを思い出す。 これまでどおりのスケールの大きな世界観に加え、20年前と同じように命を狙われる人がいて、長い時間軸での謎解きでもあるおもしろさ。そして、...
鎮魂のために各地をまわる一行サダン・タラムの護衛をしながら一緒に旅するバルサは、20年前にも同じように、ジグロと護衛をしていたことを思い出す。 これまでどおりのスケールの大きな世界観に加え、20年前と同じように命を狙われる人がいて、長い時間軸での謎解きでもあるおもしろさ。そして、ただもうジグロが出てくるだけで嬉しかったりもする。 テーマは鎮魂なのだと思う。鎮魂は死んだ人の魂を慰めるためだけにおこなうのではないと言われ、人を殺しておいて慰めてもらおうなんて思いたくないと答える場面が印象に残る。でもこの物語は、亡くなった人の思いを伝え、受け継ぐことが鎮魂なのではないかと言っているように思った。
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詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。 → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-2126.html 広大な荒れ地や、森、湿地、自然の風景も目に浮かび風の音が聞こえてきます。 そう! 本のタイトルどおり 「...
詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。 → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-2126.html 広大な荒れ地や、森、湿地、自然の風景も目に浮かび風の音が聞こえてきます。 そう! 本のタイトルどおり 「風と行く者」 流石です。 期待通りの 上橋 菜穂子 の物語。
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これはサスペンスだ 種明かしは一流の推理小説のよう さても 今作によって ジグロの立体感が深まった 全ての人が 読者の心な中で 生きている 読み終えて もう一度 シリーズ前半の ジグロの亡霊とバルサが戦うシーンを確認したくなった ジグロはバルサを憎んでいたのは 本当だろうか?...
これはサスペンスだ 種明かしは一流の推理小説のよう さても 今作によって ジグロの立体感が深まった 全ての人が 読者の心な中で 生きている 読み終えて もう一度 シリーズ前半の ジグロの亡霊とバルサが戦うシーンを確認したくなった ジグロはバルサを憎んでいたのは 本当だろうか? それば バルサの心の中にいるジグロなのではないだろうか?
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亡くなった人が生き続けるとはどういうことか。何かにぶつかった時や日常の中で、その人が心の中で語りかけてくれる状況なんだと思う。思い出よりも踏み込んだ、生き続けるだと感じた。バルサ、相変わらずいい事言うな〜。 主人公のバルサだったら、こんな時どう考え、行動するか。どの物語でも勇気を...
亡くなった人が生き続けるとはどういうことか。何かにぶつかった時や日常の中で、その人が心の中で語りかけてくれる状況なんだと思う。思い出よりも踏み込んだ、生き続けるだと感じた。バルサ、相変わらずいい事言うな〜。 主人公のバルサだったら、こんな時どう考え、行動するか。どの物語でも勇気を貰える。
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若かりしバルサとジグロの、生死を賭けた厳しい環境の中でお互いを想い合っているところがとても良き。中年になったバルサが、タンダというかけがえのないつれあいと共にいることが、それだけで嬉しい。 やっぱりバルサという人が好きだなぁ。上橋作品は大体読んだけど、守り人シリーズは別格で、それ...
若かりしバルサとジグロの、生死を賭けた厳しい環境の中でお互いを想い合っているところがとても良き。中年になったバルサが、タンダというかけがえのないつれあいと共にいることが、それだけで嬉しい。 やっぱりバルサという人が好きだなぁ。上橋作品は大体読んだけど、守り人シリーズは別格で、それはバルサがいるからだろうなぁと思った。
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「精霊の守り人」は私の一番のお気に入り。幼き頃のバルサの感情が描かれていて、『「憎い気持ち」と「許してほしい気持ち」がしみだす』と言う表現など、すごく共感できるところがあった
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