希望の糸 の商品レビュー
結構長いけど、終盤に連れての伏線回収が流石すぎた。サスペンスの裏側にある家族愛が実はメインストーリーになっているのが個人的には好きな話の展開だった。
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シリーズ11作目なんだ。東野さんも時間かけてシリーズ続けているので、映画以降は阿部ちゃんを意識してるかも。読んでいて、加賀=阿部と自然にイメージでき小説が映像としても感じられて2度楽しめる。読後に今回主役の松宮刑事は誰がやっていたのか調べたら溝口さんだった。自分の中では「松」つな...
シリーズ11作目なんだ。東野さんも時間かけてシリーズ続けているので、映画以降は阿部ちゃんを意識してるかも。読んでいて、加賀=阿部と自然にイメージでき小説が映像としても感じられて2度楽しめる。読後に今回主役の松宮刑事は誰がやっていたのか調べたら溝口さんだった。自分の中では「松」つながりで、北斗くんをイメージしながら読んでいたけど。映画を実際に見た記憶がおぼろげなので、アマプラで見てみようと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の子供に人生を掛ける夫婦は多く、際限なく思い入れてドラマが生まれる、本書は「赤ちゃん」の存在を巡るテーマで描かれた作品であり、特に母親に関わる物語・家族の絆について「子=赤ちゃん」がもたらす希望と再生の力を浮き彫りにするのだが、気持ちと実際の関係は同調せず、登場人物たちも葛藤や行き違いが成長に伴い生まれてしまう・・・ままならないものです
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私の加賀恭一郎シリーズ第1作目。 泣ける。 登場人物がたくさん出てきて、何度かページを戻したりしながら読んだ。 それでも最後は見事にすべてが繋がる東野圭吾作品。 みんな幸せになって欲しかったな。 せつない。
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関わった人たちから評判の良いカフェの女主人が殺された。 事件に関係していく人物たちの意外な繋がりに驚き、1日で読み終えてしまった。 また、松宮刑事の生まれた時からいない父親の存在の秘密なども見どころ。
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初めてミステリー小説を読んだが、ハマった。 登場人物の多さに最初はとっつきにくさを感じたが読み進める中で結びつく人間関係に読む手が止まらなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
- あらすじ・感想 - 小さな喫茶店の女性店主が殺害されて物語が始まる。被害女性は善人であるという手がかりしか見つからない。彼女の不可解な行動を探るとある一人の少女にたどり着く。 - 女性店主は過去に子供ができずに離婚を経験。しかし実は不妊治療で医師が誤って女性店主の卵が別の女性の体内に戻されてしまい、自分の子供が別の女性の体から産まれてしまっていた。それがその少女であった。その事実を知った元夫の彼女は自分が捨てられてしまうのではないか、という気持ちから殺害を図ってしまった。 - また本書にはもう一つの物語が進行しており、それは事件担当刑事の出生に関するもの。彼は父親は死んだと聞かされていたが本当は実在していたということを知る。 - 二つの物語に共通するのは、タイトルの通り、離れていても、心の糸が繋がっているということ。みんなが本当の家族を追い求めていた。 - 物語の後半にかけて徐々に伏線が回収されていくストーリー展開に引き込まれるように読んでしまった。
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誰からも評判の良い喫茶店の女店主が殺害された謎と松宮刑事のプライヴェートも絡めて親子について考えさせられるミステリー。ネタバレになるので詳しくは書けないが、トリックの意外性よりもある偶然の方に焦点が絞られている。ミステリーの形式をとった人間ドラマであると思う。
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一見関係のなさそうな物語が最後は繋がってひとつの物語になる 登場人物がひとりひとり丁寧に描かれていて感情移入してしまった。せつない 巡り合わせ、希望の糸ってなんだろうか
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再読⭐️ 親子とは遺伝子か心のつながりかと複雑な内容も関わってくるがミステリーと感動の両方を楽しめる作品です。
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