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とんこつQ&A の商品レビュー

3.8

273件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    106

  3. 3つ

    88

  4. 2つ

    5

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2024/10/27

とんこつという店で働く、メモを読まないと話せないアルバイトの話、ということをテレビやネットで見かけたので読んでみたら短編集だった。 先に言ってくれよ、短編集は好きじゃないから読まないんだよ… 単行本だからあらすじは書いてないし、どこにも短編集なんて言葉がなかった ほんとにやめてほ...

とんこつという店で働く、メモを読まないと話せないアルバイトの話、ということをテレビやネットで見かけたので読んでみたら短編集だった。 先に言ってくれよ、短編集は好きじゃないから読まないんだよ… 単行本だからあらすじは書いてないし、どこにも短編集なんて言葉がなかった ほんとにやめてほしい…

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2024/10/14

ホラーを描いているわけではないのにホラーを感じさせる今村夏子ワールドが大好きで、今作もそれを期待して読んだのだが、いまいち嵌まらなかった。「とんこつQ&A」「嘘の道」はわりとよかった。それでも過去作を読んだ時の方がゾクゾクさせられた。何だろう、私の好みが変わったのかな。そ...

ホラーを描いているわけではないのにホラーを感じさせる今村夏子ワールドが大好きで、今作もそれを期待して読んだのだが、いまいち嵌まらなかった。「とんこつQ&A」「嘘の道」はわりとよかった。それでも過去作を読んだ時の方がゾクゾクさせられた。何だろう、私の好みが変わったのかな。それとも今作は実際、マイルドだったのかな。

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2024/09/16

極端な人の様子が描かれていた本だった。 極端な人目線で描かれているのは新鮮で、話を俯瞰で捉えるためには、主人公の視点ではなく、読者としての視点を新たに持ちながら読まないといけない本だと思った。

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2024/09/14

こ、怖っ… 嘘の道以外は ほっこり話しなのかな? って 思うんだけど 段々と歪んだ世界に 入り込んでいって ゾワゾウしてくる ずっと 居心地の悪さをと 気持ち悪さを感じる 自分の善意が 他人の善意とは限らない 自分の常識が 世間の常識とは限らない

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2024/09/11

それぞれ、あたたかそうに見えて、ちょっとだったり、すごくだったり、こわい話です。なんか現実社会な万華鏡風。

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2024/09/06

Audibleで読了。 全ての話がサイコー!! 同調できる部分もあるからこそ怖い。 表題作はラストに向けて登場人物4人が みんな不気味過ぎる。 個人的には今村夏子で中で一番好き。 『良夫婦』は自分より劣って人間を心配して 手助けすることで「自分は普通だ」って思う 誰もが触れら...

Audibleで読了。 全ての話がサイコー!! 同調できる部分もあるからこそ怖い。 表題作はラストに向けて登場人物4人が みんな不気味過ぎる。 個人的には今村夏子で中で一番好き。 『良夫婦』は自分より劣って人間を心配して 手助けすることで「自分は普通だ」って思う 誰もが触れられたくないけど感じたことがある 嫌な感情にしっかり触れてるのが良い。

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2024/09/22

表題作の「とんこつQ&A」が特に凄かったです。 恐ろしい構成力による狂気と異常性。 そのくせ平穏で平和な表面世界。 主人公がおかしいと思ってたら 全員おかしいのかい。 中毒性があります。

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2024/09/01

こっちが恥ずかしくなるくらいの身に覚えのある感情を描けるのがほんとすごいwww 切ないんだけどヒロインにイラつくのはその感情が分かるから。そしてカッコ悪いからやめて欲しいから。

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2024/08/27

初めて今村夏子さんの作品を読んだのですが、感想としてはとにかくゾッとしました。人間はこのような恐怖を自身に孕みながら、周囲に怯えているよなと思う。1つの物語として完全に俯瞰出来ない、自分にも登場人物と同じような感情や同じような行動が出来てしまうことへの「ゾッ」が作品の面白味ではな...

初めて今村夏子さんの作品を読んだのですが、感想としてはとにかくゾッとしました。人間はこのような恐怖を自身に孕みながら、周囲に怯えているよなと思う。1つの物語として完全に俯瞰出来ない、自分にも登場人物と同じような感情や同じような行動が出来てしまうことへの「ゾッ」が作品の面白味ではないかと思います。

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2024/08/24

 登場人物たちが、その個性や不器用さがゆえに、ひたすら真面目に藻搔きながら、だんだん後戻りできなくなっていく。  その登場人物の生き様は滑稽にも見えるが、日々の生活の中で、自分自身も不器用さ(生きにくさ)を感じることもあり、登場人物に感情移入してしまうところ(作者のねらい‥かな)...

 登場人物たちが、その個性や不器用さがゆえに、ひたすら真面目に藻搔きながら、だんだん後戻りできなくなっていく。  その登場人物の生き様は滑稽にも見えるが、日々の生活の中で、自分自身も不器用さ(生きにくさ)を感じることもあり、登場人物に感情移入してしまうところ(作者のねらい‥かな)があった。

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