ナーゲルスマン流52の原則 の商品レビュー
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戦術とそれ以外についての原則が、7:3くらいの割合で並べられている。 戦術面では、最小限の幅でプレーする、という原則が最も革新的。そこから派生するプレスやポジショニングについて、図も交えて説明されている。 こういった本をあまり見ない、かつ、サッカーにも特別詳しいわけではないため、他の監督との比較はできないが、 戦術家と言われるだけあって、様々な引き出しがあるなと感じた。 ただ、個人的には戦術面よりも、それ以外についての原則が印象的だった。 どんな分野でも、若く優秀なリーダーは周りと衝突しがちだが、ナーゲルスマンはむしろ戦術よりも人身掌握に比重を置いているらしい。綺麗事に終始せず、合理的にそれと向き合える点も、監督としてのレベルの高さを感じた。
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チームという組織のマネジメント。 監督という職業は考えなければいけないことがたくさんある。 超人的なメンタリティがないととてもじゃないけど、平常心ではいられないな。
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