ホテル・ピーベリー 新装版 の商品レビュー

近藤史恵(著者)

2023/10/04

物語中盤までハワイ島の魅力や歴史が沢山盛り込まれていて楽しい旅行気分を味わったけど、徐々に雲行きが…。
なんとも言えぬ不気味さが忍び寄ってきて事件が次々起こる。
ワクワクした旅行気分が急降下！

その後の彼女達がどうなったかは、わからないが名探偵が出てきて事件解決とかいうのを期待してたのでちょっと拍子抜けした。

2023/10/01

軽くてゆるっと読めるミステリー。
前半のハワイの自然や料理の描写は良かった。
後半は一気に展開が早くなっていき、あっという間だった。
本格ミステリではないけど、人間模様やその場の空気まで感じられるような情景描写が楽しめました。

2023/09/17

観光でよく行くハワイが舞台なので読んでおきたいなと思って読みましたが、まーまー面白かったです。
ハワイの情景も浮かびやすい書かれ方でそれだけでも楽しんで読めます。
文体も非常に読みやすいので、ぼーっとしながら読んでても内容は入ってきます。
ページ数少なめの小説なので、深く複雑なミステリーという感じではありませんが、さらっと読めて良いと思いました。

2023/09/15

ハワイというとリゾートのイメージがあったので、ヒロのように穏やかな街もあるということを初めて知った。
始めから通しでミステリアスな雰囲気がある訳ではなく、前半はハワイの自然を感じることが出来、割と穏やか。

2023/09/08

旅行記を読んでいるような前半がおもしろい。
もう、特に事件も起こらずこのまま帰国までの主人公の旅を描いてほしかったくらい。
殺人や謎解きの部分も面白かったが、バックパッカーや長期滞在者に人気のホテルなら、ちょっと、実際には難しくないかなあというトリック

2023/09/06

職場での不祥事で退職し友達に勧められるままハワイにやってきた木崎。
彼の内面をメインにホテルの宿泊客が続け様に事故で亡くなる。
ほんの少しハワイ島の自然の美しさも描かれていて、爽やかなミステリーだなと思いました。

2023/08/10

面白かった。前半は穏やかだったのに、後半は急転直下。この落差がいい。

前半のハワイ島とホテル・ピーベリの日常が羨ましい。急かされる事がなく、ゆっくり時間が過ぎていく。そんな場所に主人公、木崎淳平は日本から逃げるように来て癒されていく。というか癒されすぎ。人生に挫折して自暴自棄になってたのに、遠い異国の地に来たせいなのか、それともハワイという土地のせいなのか、開放的になり過ぎて笑ってしまった。まぁ、旅とはそういうものか、とも思う。

後半は一気に話が進む。これ、最後どうなるの？とどんどんページを捲ってた。帯に「このホテルの客はみんな、嘘をついてる」と書いてあったんだけど、その意味は分かった。でも分かる前は？？？？だった。伏線も至るところにあったし、シンプルに考えれば、なるほどとなる。ホテル・ピーベリはリピーターを受け入れないというのも納得。

この本を読んでハワイに行きたくなった。10年ぐらい前に行った事があるんだけど、その時はオアフ島を楽しんだ。今度行くなら絶対ハワイ島。

2023/08/12

人間だって、土砂降りばかりの人生もあれば、曇り空さえないように見える人もいるではないか。

『長すぎる夏休みは人の心を蝕む』

教師をやってると、そういう目（信用できない大人を見る目）で見られることには慣れている。どんなに誠意を尽くしたつもりでも、伝わらないことは日常茶飯事だ。

「いい人同士でも、うまくいかないことっていくらでもあるわ」

2023/07/29

あまり主人公の性格や考えが好きになれず、途中からその事ばかりが気になって内容があまり入ってきませんでした。
ハワイでホテルにプールを想像して、ホテルには行ってみたいなと思いました。

2023/07/12

思ったよりノンスパイシー。
もっとガンガンくるやつかと思いきや
すろーりーすろーりー。
ぎょっとするようなこともなく
間違えて買ったか認識間違えてたか？って
途中で不安になった。
なんかモヤモヤするな…
次いこう