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万感のおもい の商品レビュー

3.7

27件のお客様レビュー

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    4

  2. 4つ

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2023/06/04

万城目学さんのエッセイ。大阪出身、京都大学卒の筆者だから、関西の話が多い。 ややとぼけたような、それでいて落ち着いていて知的な、たまに自虐の入った文体で、面白く読みました。

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2023/03/21

万城目学のエッセイ集。 普段何気なく意識しないところに対する意識。こんなことに引っかかるからこそ奇想天外なこんなおもろい話を書けるんやな万城目学は。と納得させられまくった。おもしろい

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2023/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どうやってあの作品たちが生まれたのかと思っていたが、「なんかおもろそうやん」で題材を決めて、「なんでやねん」と地道なツッコミを入れながら推敲を繰り返す、という大阪的な思考に基づくことを知った。なるほど!

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2023/03/16

ここのコメント欄をみて、装丁に不満を抱いている人が想像よりも多くて驚いた。 個人的には、素敵な装丁だと感じている。横長のこの仕様はなかなかお目に描かれないし、表紙は「色へのおもい」から着想を得たであろうカラフルな縞模様。 夏葉社の島田さん、やはり面白いことをするなと思った。

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2023/03/02

万城目氏のエッセイを読むのは『べらぼうくん』から数えて五冊目。装丁や版型、タイトルを見て、始めはエッセイだとは思わなかった。内容的にも、二章目までは今までのような"笑いのキレ"が感じられず少々不満だったが、四章目以降はこれまで通り面白く楽しめた。三章の「色への...

万城目氏のエッセイを読むのは『べらぼうくん』から数えて五冊目。装丁や版型、タイトルを見て、始めはエッセイだとは思わなかった。内容的にも、二章目までは今までのような"笑いのキレ"が感じられず少々不満だったが、四章目以降はこれまで通り面白く楽しめた。三章の「色へのおもい」はホロっとさせられる内容で、新しい面を見つけることができて良かった。

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2023/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目次は「ついでのおもい」「京都へのおもい」「色へのおもい」「あけくれへのおもい」「大阪へのおもい」からなっていて、大阪のおもいには、友人の死と、豊臣秀吉の息子秀頼へのおもいが語られている。いずれも短いので、寝る前に少しずつ読んだが、印象に残るものは少なかった。 秀頼については思い入れがあり、3回連載で?書いている(初出は「近鉄ニュース」)その中の一つが、秀頼を主人公にして小説を書くとしたら。登場人物の設定方法と中身が、あくまで理詰めのところが面白かった。これが物語の構成の妙にも繋がって、あの作品が生まれるのかと感じさせられた。 あとがきが嫌いと言いつつ、そこにまたびっくりするようなエピソードを入れてくるので、最後までサービス万全のエッセイ。

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2022/12/17

今年読んだ本の中で一番読み辛い本。 本の形状でこんなに読み辛くなるとは知らなかった。 あとフォント。「か」が気になって仕方ない。 内容は面白いんだけどねー。

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2022/10/10

4作目のエッセイ集。変な装丁。普通にしたら薄くなりすぎるからかしら? その装丁のせいか、高い本やねえ~ 内容はまあ万城目さんらしさ爆発!しかし、コスパは良くないと思う

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2022/10/08

9年ぶりの「万」シリーズ、「ザ・万歩計」「ザ・万遊記」「ザ・万字固め」で、これが四冊目。 万城目さんの父親の話や息子の話、家族も楽しい方たち(^^) ■梶井基次郎の檸檬って京都が舞台だったの!丸善っていうからてっきり東京日本橋だと思ってそう読んでた。 ■京大立て看板撤去「今の社会...

9年ぶりの「万」シリーズ、「ザ・万歩計」「ザ・万遊記」「ザ・万字固め」で、これが四冊目。 万城目さんの父親の話や息子の話、家族も楽しい方たち(^^) ■梶井基次郎の檸檬って京都が舞台だったの!丸善っていうからてっきり東京日本橋だと思ってそう読んでた。 ■京大立て看板撤去「今の社会がのどから手が出るほどほしがっている若者の元気を、いとも容易く手放してしまった」 ■「庭上の一寒梅 笑って風雪を侵して開く 争わず又 力(つとめ)めず 自(おのず)から百科の魁(さきがけ)を占(し)む」新島襄の寒梅という漢詩。

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2022/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読。図書館。エッセイ集。表紙やフォントや装丁が素敵。カフェで優雅な読書気分を味わえた。中身も安定の楽しさと味わい。京都や大阪への思いも溢れていて嬉しかったし、家族や友人、作家仲間との関わりとかも覗き見られてワクワクした。悲しい別れに涙もしたけど。作品がすべてだけど、少しだけ作家さん自身に近づけた気がするのがよい。

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