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学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2024/05/01

 価値観が多様化している昨今。教育の専門家は学校というものをどの様に考えているのかを知りたくて手に取ってみた。  実際は、「学校」という枠にとらわれず、「教育とは何か」に焦点を当てた書籍。  繰り返し述べられていたことは「教育とは生きる社会を創発する人材を育成する場であること...

 価値観が多様化している昨今。教育の専門家は学校というものをどの様に考えているのかを知りたくて手に取ってみた。  実際は、「学校」という枠にとらわれず、「教育とは何か」に焦点を当てた書籍。  繰り返し述べられていたことは「教育とは生きる社会を創発する人材を育成する場であること。」  この本を読む限り、現代の学校教育はそのような思想を伝える場にはなってはいないようだ。  私は、たまたまこの本を手にして、思考を巡らせる事が出来たが、このような事は学校で教わった記憶もないし、今後の子どもたちが教えて貰うことも期待できない。  とてつもなく大事な事が書いてあると思う。ぜひ教える立場の人には読んで欲しいと願ってしまった。

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2024/01/30

タイトルに惹かれて購入した。 自分も学校での勉強って将来必要ないんじゃないかと思うこともあった。 しかし、なぜ学校が大切で、ずっと必要とされているかを改めて認識することができた。 ただ大事だと言われるよりも納得感があるし、たくさんのことを学校から学んできたんだなと感じた。 学生は...

タイトルに惹かれて購入した。 自分も学校での勉強って将来必要ないんじゃないかと思うこともあった。 しかし、なぜ学校が大切で、ずっと必要とされているかを改めて認識することができた。 ただ大事だと言われるよりも納得感があるし、たくさんのことを学校から学んできたんだなと感じた。 学生は特に読んでほしいし、学生じゃなくても学びたいと思わせられる一冊でした。

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2023/12/02

全てに同意する訳ではないが、社会の中での学校の役割やその範囲と責任などに問いを立て、筆者なりの意見が展開される。二項対立的な論点がたいへん読みやすく、考えさせられる。

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2023/09/06

私は教える側の人間だけど、あんなに必死に覚えたはずの教育基本法をすっかり忘れてしまっていたことに気がついた。子どもたちは社会の形成者。明日からの取り組みを変えていけたらいいなと思う。参考になった。子供にも読んでほしい。

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2023/08/13

「善と善との争い」 「仮のアイデンティティ」など 言い得て妙な言葉に ちらほら触れることができました。

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2023/04/16

https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480684288/

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2023/02/15

教育社会学的観点から説明した本である。教員養成学部の学生だけでなく、教育に問題意識を持っている全ての人に向けて読んでみてもいい本である。現在の教育の問題点だけでなく教育の功罪をあますことなく丁寧に伝えている。

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2023/01/22

「なぜ学校は必要なのだろう」という疑問が解決する内容だった。 「学校」=「カリキュラム知」=「世界の縮図」という学校の機能は、新たな発見だった! 「学び方を学ぶ場所である」ということもそうだよなと納得。 あと、学校での分配が社会の分配になることも、確かになと思った。 「機能」と「...

「なぜ学校は必要なのだろう」という疑問が解決する内容だった。 「学校」=「カリキュラム知」=「世界の縮図」という学校の機能は、新たな発見だった! 「学び方を学ぶ場所である」ということもそうだよなと納得。 あと、学校での分配が社会の分配になることも、確かになと思った。 「機能」と「目的」という捉え方が新鮮で自分にはなかったから取り入れたい。

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2023/01/03

たいへんな良書。教育と学校について、丁寧に書かれた本。学生はもちろん、親の立場でも読んで得られるものが多そうな本。 学校や教育について、その基本をこのように学べる本はなかなかないし、きちんと出典が丁寧に書かれていて気になるトピックを掘れるのが良い。 道徳の章で饒舌になるのが笑って...

たいへんな良書。教育と学校について、丁寧に書かれた本。学生はもちろん、親の立場でも読んで得られるものが多そうな本。 学校や教育について、その基本をこのように学べる本はなかなかないし、きちんと出典が丁寧に書かれていて気になるトピックを掘れるのが良い。 道徳の章で饒舌になるのが笑ってしまったのと、AIの章がちょっと飛躍が感じられる点はひとこと添えておく。ただ、AIの章に関しては、自分が専門に近いから違和感を感じやすいだけかもしれないけれど。 大変良い本である一方、本質的な本なので、これを読むような生徒/学生は教員からすると相手したくないだろうなという気はする。

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2022/12/30

各章がしっかり分かれていて、テーマがハッキリしていて分かりやすかった。教育は身近なものなのに、じっくり考えたことが無かったので新鮮だった。

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