違国日記(9) の商品レビュー
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朝の会話のシーンとか、槙生の小説のキャラクターとか、朝とえみりの子どもの頃とか、こういうのをある意味最小限のコストでできるのがマンガの良さだよなぁと思いながら読んでしまった。人の想像に任せられるなら、小説のほうがコスト低いか。 そういう意味では今回の巻は、もしかしたら小説っぽいのかなぁ。 ちなみに「がまくんとかえるくん ふたりはともだち」はこれか。読んでみたいな。 https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=373
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見返りはない!誰かのためにやっても相手はなにも返すことを期待してはいけない…期待しないけどもやり続けることが大切ではあるのだが相手にもよるかな… 大人はなにを若い世代に伝えてみせていくかだな〜 かっこよくカッコ悪い姿をみせないとな。無難な姿をみせないように! ぜひ〜
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葬儀の時の自分の発言について、 良いことを言ったつもりで言った自分が最悪に恥ずかしい。でも言わなかったパターンよりはまし と思っている慎生ちゃんがなんだか可愛い。 なぜ小説を書いているのか。 人生に目的があるのがうらやましいと言う朝と えみりだが、大人たちにも子供だった時があることわかっていないのだろうな。 目的を見つけるまでにどれだけ足掻いて、 見つけてから今度はまた別のところにたどり着くためにどれだけ足掻いていることか。 作家3人のお茶会が可愛いし面白かった。
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Page.42の定点視点よかったな。 漫画、見せ方もいろいろあるんだなあと勉強になる。 この巻は、祈りだなあと思った。 まだいけるから、まだ止まらないでって。 自分にも刻みたい。まだいける。 笠町くんといるときのまきお、作家仲間といるときのまきお、朝といるときのまきお。いつも...
Page.42の定点視点よかったな。 漫画、見せ方もいろいろあるんだなあと勉強になる。 この巻は、祈りだなあと思った。 まだいけるから、まだ止まらないでって。 自分にも刻みたい。まだいける。 笠町くんといるときのまきお、作家仲間といるときのまきお、朝といるときのまきお。いつも裏表がないから、近くにいるひとはこのひとのことすきになるよなあと思う。
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才能とは。 自分にない、欲しかったものとは。 考えてもわからないかもしれないけれど、考え続けていきたい。 この本はその答えを一緒に考えてくれる。
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しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて9巻目(かなり追いついてきた)。 朝、高二の夏。少しずつ槙生といいコンビになってきた。というか、...
しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて9巻目(かなり追いついてきた)。 朝、高二の夏。少しずつ槙生といいコンビになってきた。というか、槙生にとってもほどよい刺激であり支えになりつつあるような。 ここまできて今さらながらタイトルの英訳が「Journal with witch」だと気がついた、 なるほど。
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漫画で些細に描かれる問題を自分事として受け取ったことのある人には非常に刺さると思う。 不満があるとすると、朝ちゃんが何にでもなれる、つまり空っぽな人として描かれすぎていること。逆に、あさチャンの特性はマキオと対立しないので、マキオの主張を分かりやすくさせるための装置になっていない...
漫画で些細に描かれる問題を自分事として受け取ったことのある人には非常に刺さると思う。 不満があるとすると、朝ちゃんが何にでもなれる、つまり空っぽな人として描かれすぎていること。逆に、あさチャンの特性はマキオと対立しないので、マキオの主張を分かりやすくさせるための装置になっていないという長所を生んでいる。評価が難しい。 あと、これは、繊細な問題なのだけど、自死の評価が「最悪」なのかどうかは未決かと思う。その人の生にとって「最悪」なのか、自体の収め方として「最悪」なのか、とある人からして「最悪」なのか、色々な意味が取れてしまうから、それこそ物書きであるマキオ君に「最悪」という言葉を使って欲しくなかった。(でも最悪な出来事=自死であるとは明確には述べられていない。私が感想を述べることで、「つまり、あなたにとっての最悪とは自死なんですね?」と提示された形か。ずるーい。) ガサツな言葉で日々を生きるような粗雑さを体現する私には難しかったです。
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朝がなんか輪をかけてのびのびというか、 あー女子高生なんだよなーって感じで ずっと張り詰めてた部分が時が経ってようやく緩んできたのかなーなどと あの時代特有の悩みや壁はあるだろうけどこのまま槙生ちゃんや周りの人の影響を受けてまっすぐ育ってほしいなぁ
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海街diaryぽいな~。同作好きだから、当然本作も楽しめるし、面白い作品が数多存在するのは大歓迎だから良いんだけど。
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朝のように真っ直ぐに受け止めて真っ直ぐに疑問を持って真っ直ぐ投げ返す部分がまだ自分にもあると思っていると同時に、槙生のようにいじけた大人になってしまったと思うことがある。だけど槙生と同じように朝の真っ直ぐさが羨ましくも思う。そんな真っ直ぐにもがき悩み進む朝を見てるとなんだか妙に泣きたくなる。 「無力感を肯定しないでいてあげたい。まだ行けるからまだ止まらないでって。」という槙生の言葉に共感した。無力でいることは心地がいいからそこで立ち止まる人の方が多い気がしているけど、思考停止ってものすごく寂しい。もしかしたら肯定しないことってエゴイスティックで傲慢かもしれない。それでも人間を信じたい。
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