THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す の商品レビュー
自己啓発ぽく見えるタイトルだが、行動経済学よりの本という印象 事例を交えてわかりやすく伝えてくれる クスッとする内容も多く、読みやすかった アドラーにも通ずるような内容もあったと思う 訳も素晴らしかった
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・脳の処理速度が早いからと言って、柔軟な思考の持ち主であるとは限らない。どれだけ高い能力を持っていても、考えや見方を変えようとする意思がなければ、多くの再考察の機会を見過ごしていしまう。ある研究によると、知能指数テストのスコアが高ければ高いほど、より速くパターンを認識できるため、...
・脳の処理速度が早いからと言って、柔軟な思考の持ち主であるとは限らない。どれだけ高い能力を持っていても、考えや見方を変えようとする意思がなければ、多くの再考察の機会を見過ごしていしまう。ある研究によると、知能指数テストのスコアが高ければ高いほど、より速くパターンを認識できるため、既成概念にとらわれやすいという ・「自分を疑う」という最強・最大の知性。偉大な大統領を際立たせているのは、「知的好奇心」と「寛容さ」だ。知識がパワーであるなら、無知に気づくことは英知と言えるだろう ・知識の欠点は、時として未知を受け入れたがらないことだ。人は新しいことを受け入れる能力や積極的な意思があってこそ、良い判断ができる。人生において、見直すこと、考え直すことはますます重要な習慣となっていく。 ・自分自身を笑うことで、真剣な決断を下すときでも、少し肩の力を抜いてもいいのだと、思い詰める必要はないのだと自分に言い聞かせることができる ・自分のミスを明らかにする新しいデータを否定するのではなく認めることで、彼らに対する信用や評価は上がるのだ。それを修正することが自分の責任であるなら、誰が壊したかはどうでもいいことだ ・論点が多すぎると、最も重要な論点を展開させることも、詳述することも、強化することもできなくなる。論拠が多くなればなるほど、それら一つ一つの論点の効果がより薄くなります。優秀なディベーターの殆どは、多くの情報を引用しない ・私達がすべきは、聴衆のために考えるのではなく、聴衆に問いを投げかけることだ。同じ観点から問題を見つめるよう聴衆をいざない、そして聴衆が自ら考えるように導く。討論の双方が討論をダンスと見るならば、手を取り合い、足並みをそろえて前進する方法を一緒に見つめていくことができるだろう ・相手の立場に立ってものを考える「他社視点取得」ではなく、実際に相手と対話することで相手の見解のニュアンスについて洞察を得る「他社視点探求」が役に立つ。 ・相手が同じ問題を重要視していると知ったとき、その人のことをより信頼するようになる ・良い教育者とは「新たな思想、見解」を教えてくれる人であるが、偉大な教育者とは「新しい考え方」を教えてくれる人だ。教育というのは、私達が生涯にわたり草案を何度も書き直す習慣を築くこと、そして生涯にわたり学び続ける能力を培うこと ・自分の専門知識について、人前で恥ずかしい思いをさせられるような形で異議を唱えられることを恐れています ・あなたはなぜそのように想定するのか?その結論が正しいと思える理由は?それが誤っている場合、何が起こりうるか ・あなたの分析の中で不確定要素はなにか ・相手の意見はどのように形成されたのかを尋ねる ・意見の相違は対立ではない。ダンスのようにアプローチする ・「なぜ自分の見解が正しいのか」ではなく「なぜ自分の見解が間違っている(かもしれない)のか」を意識する ・私達が学ぶのは、自分の信念を肯定するためではない。学びの目的は、信念を進化させることなのだ ・その時点での信念を自分のアイデンティティと切り離す。自らの価値観に自信を持ちながら、謙虚に他社の見解を受け入れ、信念を進化させる。考え直すことは常にその人の価値基準を問う。逆に言えば、考え直すことはその人にとって価値基準を錬成する手段になる
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変化の激しい現代において、一つのやり方に誇示するのではなく、再考する文化を熟成させることが重要と言うことを示した本です。特に、自分には問題を解決する能力があると自分を信じつつ、今のやり方が最適ではないかもしれないと問い続ける"確信に満ちた謙虚さ"が重要です。 ...
変化の激しい現代において、一つのやり方に誇示するのではなく、再考する文化を熟成させることが重要と言うことを示した本です。特に、自分には問題を解決する能力があると自分を信じつつ、今のやり方が最適ではないかもしれないと問い続ける"確信に満ちた謙虚さ"が重要です。 書籍の中では、心理学的な実験やNASAの失敗、ブラックベリーの衰退など、具体的でインパクトの高いエピソードがとても面白かったです。 近年はグリッド=やり抜く力も注目されていますが、グリッドと再考する力はコンフリクトするものではなく、これは手段と目的の話で考えると分かりやすいです。目標、目的に対してはグリッド(粘り強さ)を発揮し、その上で手段は常に科学者のように再考し続けるというのが理想的な状態という話がとても響きました。
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ペンシルベニア大学ウォートン校の組織心理学を専門とする教授アダム・グラントの「THINK AGAIN」の翻訳版。ビジネス書よりももう少し大きな視点で、生きていくうえで大事にしないといけないことが書かれています。人は思い込みで視野が狭くなり、それ以上進まなくなってしまう。分かってい...
ペンシルベニア大学ウォートン校の組織心理学を専門とする教授アダム・グラントの「THINK AGAIN」の翻訳版。ビジネス書よりももう少し大きな視点で、生きていくうえで大事にしないといけないことが書かれています。人は思い込みで視野が狭くなり、それ以上進まなくなってしまう。分かっていると思っている物事でも、今一度立ち止まり、再考することを習慣化することで学び続けることが出来る。間違いを見つけてもネガティブにならず、そこから何かを学び取る。AppleやNASA、子供たちの具体例も面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の思考のクセに気づかせてくれる一冊でした。これまで私は「考え直すこと=優柔不断」だとどこかで思っていたのですが、この本を通じて、「再考することは逃げではなく、むしろ前向きな行為である」と認識を改めることができました。 また、「変化に抵抗する人には、古いものの一部を残すことで新しい考えを受け入れやすくなる」という指摘も非常に実践的だと思いました。変化を促す際には、相手の安心感をどう保つかが鍵になるという視点は、仕事や人間関係においても活かせそうです。 さらに、「自分の無知を認める勇気を持つ人ほど、証拠を重視し、反対意見にも耳を傾ける」という内容には、自分自身を省みるきっかけをもらいました。目的を定めたら感情を切り離すこと、問いかけによって人は自ら考え直すようになることなど、どれも日々の対話や意思決定に役立つ示唆に富んでいます。 この本を通じて、「思考を変えることは、自分を否定することではなく、より良く生きるための選択である」と実感しました。これからは、より柔軟でしなやかな思考を持ち続けたいと思います。
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この手の本は途中で読むのを諦めてしまうことが多いけれど何とか読めた。 へぇーっ!と興味を惹きつける事例があるとか、単なる文章力とかでなく、タイトル通りの「再考」の姿勢がこの本の面白さにも繋がっているのかなと思った。
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今年読んだ本の中で間違いなくNo.1!!! これを読んでから、仕事でもプライベートでも何かを議論する際は怒りの感情が減りました。 むしろ楽しくなりました。
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自分自身の能力があると信じながら、目標を達成するための正しい手段については常に自問し再評価する謙虚さを持つ。 ここに確信と謙虚さの真のバランスがある。 タスクコンフリクトとリレーションシップコンフリクトの対比や、対話や傾聴の効果がとても納得。
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個人、組織どちらともに再考することが、状況を改善する。人生に仕事に役に立つ良い本でした。常に学んでいたい。
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再考するにあたり、自分がどのような思考モードなのか、改めてさせられました。特に、ミスした時の思考や解決の方向性について、科学者的に取り組むべきであると認識でき、読んで良かった本です。
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