映画を早送りで観る人たち の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クロス・マーケティング「動画の倍速市長に関する調査」(2021年)では、 倍速で動画を見る人の年代別(20代>)・性別(男性>女性)の割合や、倍速で見たいと思うコンテンツ(1位ドラマ、2位ニュース、…)などの結果がある。全体として倍速視聴傾向が強い、という感じではない(よく倍速で視聴13%)ものの、 若者に絞るとまあまあ多めということで、主に若者がどのように動画を視聴しているかを探り、論じられています。 すでにこの調査からも5年たち、倍速やスキップ視聴はもっと普通になっているかと思い、時代はどんどん進んでいるのだなーと思いながら読みました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おおむね筆者の論と同意見。 自分も倍速で映画をみるのは不思議というか、そんな発想すらなかったから受け入れられるかというと疑問。けれど、時間もお金もなくて忙しい日本人、特に大学生くらいの方たちは色々と時代も環境も違うなかで生きているから、そうなってくるのも必然かも。理解は一応できたし、そういう人もいる、と知れたのは大きい。
Posted by
自分も早送りするなぁ、ということで。 早送り派は作品を鑑賞するのではなく消費するだけ。ただ、昨今は早送り派が増えており、サブスクの定額見放題においてはそれが主流。それを制作側も意識するようにもなってきた。 技術の進化が映像の視聴について、時間的制約の解放としてDVDなどが出現...
自分も早送りするなぁ、ということで。 早送り派は作品を鑑賞するのではなく消費するだけ。ただ、昨今は早送り派が増えており、サブスクの定額見放題においてはそれが主流。それを制作側も意識するようにもなってきた。 技術の進化が映像の視聴について、時間的制約の解放としてDVDなどが出現したのに続き、早送りが新たに出現した。
Posted by
同著者の「本を読めなくなった人たち」を読むにあたって既読の本であるが再読。 ①映像作品の供給過多。(映画、ドラマ、アニメ、動画コンテンツなど) ②SNSでの常時接続。 ③映像で読ませる作品でなく、セリフで説明する作品が増えたこと。 により倍速やスキップ機能を用いて、映像作品を鑑...
同著者の「本を読めなくなった人たち」を読むにあたって既読の本であるが再読。 ①映像作品の供給過多。(映画、ドラマ、アニメ、動画コンテンツなど) ②SNSでの常時接続。 ③映像で読ませる作品でなく、セリフで説明する作品が増えたこと。 により倍速やスキップ機能を用いて、映像作品を鑑賞する習慣が昨今根付いている。これは若者世代が顕著であるが、全世代に見られる習慣である。 背景として、 ①作品の供給過多に対し、サブスクが普及したことで作品のコストが極めて安くなり、気に入らない作品の損切りが容易となったこと。 ②常にSNSで友人らと繋がっていることで、膨大な話題作をこなしていかないと話題についていけない事。 ③作品の説明過多に加え、無料で読めるネタバレ・感想が増え、倍速で見ても内容が理解しやすくなった。 ことが挙げられる。 これまでの時代の流れとして、 舞台が映画、映画がテレビ、テレビがスマホ(サブスク)となり、視聴方法は簡略され続けてきた。昨今「映画館の大画面・音響で映画を見ないとその映画を真に見たことにならない」という意見は説得力はあるものの多数派の同意は得られないだろう。 倍速視聴はそれに繋がる流れであり、当然起こるであろう変化に過ぎないというもの。 納得はできないが理解はできる。しかし私自身も(この本の論点と違うものの)最近つまらないJホラーを見る時はスキップをしてしまう。ファンとして義務で見ているが、つまらないものは本当につまらないのだ。もしかすると今回は大丈夫かもしれないという淡い期待を胸についつい見てしまうのだ。 これは情報の摂取だな。。
Posted by
作者のあとがきの最後の一言に大きくうなづいた。人々に同情はするけど社会の形に納得はしない。私は最後まで倍速視聴に抗ってやる。等倍が好きでよかった なんて、いつか老害と言われるかも 様々な人へのインタビューも分かりやすく、的確な言葉のお陰でどうして倍速してるのか納得感もあった
Posted by
読みやすい文章で明快な論旨が語られる。「倍速視聴」する人へネガティブな意見をぶつけて転向させるためではなく、「いまなぜ倍速視聴が広く行われているのか」を丁寧に解説している。 確かに、「つまらない」「わからない」とゼロコストで批判する声も大きいが、わたしはどちらかというと、誰かが...
読みやすい文章で明快な論旨が語られる。「倍速視聴」する人へネガティブな意見をぶつけて転向させるためではなく、「いまなぜ倍速視聴が広く行われているのか」を丁寧に解説している。 確かに、「つまらない」「わからない」とゼロコストで批判する声も大きいが、わたしはどちらかというと、誰かが良いと感じているものに対して「つまらなかった」「わたしには合わなかった」「ここが気に入らない」とネガティブ評価をすることへの抵抗感の方を日々強く感じている。そこまでではなくても、「面白かった」「良かった」と言う方が楽、というマインドもあるなとは思った。
Posted by
正直これが主流とは思わない、思いたくないけど(アンケートやインタビューの相手もそちら側にフォーカスしてる気はするし、著者が反対の立場に立っているのも明らかなのでいずれにせよ偏りのある文章ではある)、でも筋の通った意見なのかもしれない、とおもった 自分の想定外のことが起きてほしく...
正直これが主流とは思わない、思いたくないけど(アンケートやインタビューの相手もそちら側にフォーカスしてる気はするし、著者が反対の立場に立っているのも明らかなのでいずれにせよ偏りのある文章ではある)、でも筋の通った意見なのかもしれない、とおもった 自分の想定外のことが起きてほしくない、娯楽のために見てるから疲れたり辛い思いになりたくない、こんなにもたくさんの映画やら”コンテンツ”があるなかで間違いたくない、正解を選びたい、とか… 新卒とかこれまで学生だった、みたいな人と関わる機会が多く、間違えたくない!の気持ちはたしかに強そうだなあと思うことがある、でもそれはエンタメにも通じる気持ちなのかしら… 最後まで見ないと面白さとかわからなくない??と思うタイプだから映画もドラマも飛ばさないし早送りにもしないのでえーーー!て思うインタビューも多々 でも、ポッドキャストとかYouTubeのvlogとかは早送りでみたりきいたりするので、私にもその節はある、が情報収集と思ってるから自分的には筋を通しているつもり… と、自分のエンタメ体験も顧みることができて面白かった、近しい価値観の人と喋ることが多いので、より世間を知れた気がします、きっと
Posted by
▷▶▷×2 のペースで読み進めた○ 細かな本文の構成を追うためには一時停止も時には必要⁷₍⁽՚ᵕ՝⁾₎₇
Posted by
つまらない映画を見てがっかりしたくないのはすごく分かるが、早送りするよりは20分くらいを限度に諦める。 面白いものがあったらなるべく長く味わいたいので倍速はもったいないと思ってしまう。 SNSとサブスクを掛け算したらこういう結果になるのはある種当然だとは思う。
Posted by
タイパを求める若者を嘲り貶めることでオジサンたちが気持ちよくなる、というモノではなく、現在のコンテンツ消費の実像を見つめるという本だと思いました。が、快適主義と他者性の欠如の章では、物申したさが抑えられてない感じも。 早送りしてまで得ようとしているモノが何なのか、 そうせざるを...
タイパを求める若者を嘲り貶めることでオジサンたちが気持ちよくなる、というモノではなく、現在のコンテンツ消費の実像を見つめるという本だと思いました。が、快適主義と他者性の欠如の章では、物申したさが抑えられてない感じも。 早送りしてまで得ようとしているモノが何なのか、 そうせざるを得なくしている世相と、そのムードを生み出している背景的理由(経済的理由、テクノロジー、教育など)について論じています。 平易な文体という事もあり、あるあるトークで終始するのかと思いましたが、色々な視点・観点を取り上げて整理してくれていると感じました。 一方で、同じ人の弁が多く取り上げられていたり、こう言ってる人がいるという程度の根拠の弱い推論もあるため、その見方を全体に敷衍して良いのかな? 主語が大きすぎないかな? ほんとにそれが主因かな? と思われる部分も(割と多分に)あります。 とはいえ、概ね「そんな感じはするよね、妥当っぽいよね」と感じました。その辺は学者さんじゃないので致し方なしでしょうか。
Posted by
